2018年に登場するトヨタ新型アクアの燃費に驚愕!フルモデルチェンジの内容とは?

トヨタ新型アクアの燃費が凄い!2018年にフルモデルチェンジして登場

トヨタ・アクアは2011年12月26日に発売されたハイブリッド専用車で日本車を代表するような車です。

2013年と2015年には軽自動車を含めた全べての車種の中で最大販売数の売り上げを記録しました。しかも2016年にはトヨタの生産する車種として4年2ヵ月という最短の記録で100万台を販売しました。

そんな大人気なアクアですが今年は少し雲行きが怪しいんです。それはライバルたちの強力な攻勢により遂にその牙城が崩されたからです。

このことによりトヨタが本気となったアクアのフルモデルチェンジの内容が話題になり出しました。

今回はハイブリッド激戦区である小型車のアクアの新グレードGRスポーツと共にフルモデルチェンジで世界最高の燃費性能を狙う新型アクアのスペックを見ていきたいと思います。

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トヨタ・アクアとは?

トヨタが生産するプリウスに次ぐハイブリッド専用モデルとして第2弾の小型車です。

2011年12月26日 新発売 アクア前期型

販売期間 2011年12月26日~2014年12月8日

2011年に発売された5ナンバーサイズのハイブリッド専用5ドアハッチバックのボディー形状のコンパクトカーです。ボディーデザインはプリウスの伝統のトライアングル・シルエットを採用してコンパクトカーとしては空気抵抗が最も低く抑えられています。

また運動性能も高く、ラゲッジルームの容量と使い勝手の良さもハイブリッドカーとしては革新的に良く、通常のコンパクトカーと同水準にあったためにハイブリッドカーと意識することなく購入することが出来るので、大人気となりました。

トヨタのCMのセンスって私はあまり理解できないんですよね。これは何を狙ったCMなんでしょうね、イメージCMでもないでしょうし、、、、、

2014年12月8日  1度目マイナーチェンジ アクア中期型

販売期間 2014年12月8日~2017年6月19日

それ程大きな変更は施されませんでした。

フロントバンパー・LEDヘッドランプを変更してのフロントフェイスの化粧直しやシャークフィン型アンテナ等を装備しました。

更にこの中期型としてクロスオーバー風のデザインとなるX-URBANを追加発売しました。

2017年6月19日 2度目のマイナーチェンジ アクア後期型

2度目のマイナーチェンジが実施されました。フルモデルチェンジによる新型アクアの開発が進んでいる中でのこととなりました。

これは新型プリウスから採用となったTNGAのBセグメントプラットフォームとなるBプラットフォームの開発が遅れたことが理由であり、アクアだけでなくヴィッツなどのトヨタの小型車全てに同じ影響が出ています。

フルモデルチェンジが遅れたことで実現する今回のアクアのマイナーチェンジは、ライバルのノートe-POWERやフィット・ハイブリッドに負けない魅力を得るために可能なことは全て行ったイメージです。

下記が主な変更点です。

エクステリアに関する変更

  • ヘッドライトの変更
  • ボンネットフードの変更
  • フロントバンパーの変更
  • フェンダーの変更
  • リアバンパーの変更
  • バンパーにリアリフレクターを配置
  • ルーフスポイラーの変更
  • リアコンビネーションランプ
  • 15インチアルミホイール
  • タイヤサイズアップ175/65R15から185/60R15

インテリアなどの装備の変更

  • TFTマルチインフォメーションディスプレイ
  • センタークラスターを一体面構成に変更
  • ステアリングにスイッチ加工
  • 内装の質感の向上
  • イモビライザーの標準装備化
  • ソフトレザーセレクションにホワイトカラーの追加
  • Gに設定の”ブラックソフトレザーセレクション”は”ソフトレザーセレクション”へ改名
  • 一部グレードにホワイトソフトレザー(合成皮革)を設定

燃費の向上

燃費も更に向上して現行アクアの37.0kmから1km改善されて38.0kmとなりました。

この数字は嫌味なほど明確で、ニッサンのノートe-POWERの燃費JC08モード37.2km/Lを超えることに拘った数字ですよね。

この他の変更点では、アドバンスドディスプレイパッケージ・シャイニーデコレーションやツーリングパッケージのオプションパッケージはなくなりました。

そしてX-URBANが廃止となり更にコンセプトを突き詰めたCrossoverが変わって追加発売となりました。

艶やかなイメージのcmですね。

アクアですから燃費にスポットを当てたcmは勿論あります。

トヨタ新型アクアのグレード構成

アクアのグレード構成は4グレードとなりますが、Crossoverは他のアクアとは多くの変更点となる専用パーツが装備された派生モデルと言ってもいいモデルです。

スポーツモデルのG’sに関してはトヨタの方針の変更から現在は販売されていません。

アクア L

最廉価モデルであり燃費スペシャルと呼ばれる可能な限りの装備を減らしタイヤサイズも全グレードで最も細く小径なモノを装着したモデルです。

ボディカラーも3色のみです。

過去に最高の燃費40.0Km/Lを叩き出したのはこのグレードです。

しかし実用に使うのには少し厳しい面も、、、、アクア S

現実的な最廉価モデルであり最量販グレードとメーカーが想定しているモデルです。基本的な装備は備えています。

アクア G,G“ソフトレザーセレクション”

Sの装備に更に上質な装備を備えた高級仕様車となります。ステアリングホイールが本革巻きとなり、室内にも合成皮革巻きやメッキ加飾が施されています。

スマートエントリーパッケージもオプションで選択可能です。

アクア Crossover”都会的なセンスのクロスオーバー”がコンセプトの異なるグレードというよりは派生モデルと呼んでいいモデルです。X‐アーバンから車名変更がされるだけでなく更にSUV色の強いモデルへとリニューアルされます。

アクアGをベースに専用のフロント・リアのスポイラーやサイドマットガード・ルーフモール更にアルミホイールを装着しています。このモデルの特徴付けるのは最低地上高をアップしていることで、これによりオフロード志向が強いことが特徴付けられています。

この手法は海外の自動車メーカーでは行われる手法で日本でもスバルがインプレッサのXVやレガシィのアウトバックなどで用いてきたものです。

アクア・クロスオーバーは樹脂製の外装パーツが装着されて車両の全幅が3ナンバーサイズに拡大化されます。更に地上最低高も10mmアップの160mmから170mmへ、タイヤサイズも175/65R16から185/60R16へと変更されてより本格的なSUVとしての佇まいとなります。

そしてクロスオーバー専用カラーのベージュが用意されます。

トヨタ新型アクアのボディーカラー

アクアのボディーカラーはなんと18色にもなります。ただしCrossoverでは専用色を含む14色、Gでは専用色FLEX TONEの4色が選択でき17色、Lは3色のみであり、その他のグレードは13色からの選択となります。

これなら好きな色がないということはないでしょうね。

  • スーパーホワイトⅡ
  • ライムホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • グレーメタリック
  • ブラックマイカ
  • ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
  • スーパーレッドⅤ
  • オレンジパールクリスタルシャイン
  • イエロー
  • フレッシュグリーンマイカメタリック
  • クリアエメラルドパールクリスタルシャイン
  • ブルーメタリック
  • ジュエリーパープルマイカメタリック

Crossover専用色

  • ベージュ

Gグレード専用色 FLEX TONE

  • スーパーレッド×スティールブロンドメタリック
  • ブラッキッシュアゲハガラスフレーク×スティールブロンドメタリック
  • ライムホワイトパールクリスタルシャイン×カッパーメタリック
  • ライムホワイトパールクリスタルシャイン×エアーイエロー

トヨタ新型アクアの車両価格

新アクアの各グレードの車両価格となります。

価格に関してはほぼマイナーチェンジ前と同じとなりました。

  • L        1,785,240円
  • S        1,886,760円
  • G        2,062,800円
  • Gソフトレザー  2,089,800円
  • クロスオーバー  2,062,800円

トヨタ新型アクアのエアロパーツ

ディーラー別のエアロパーツ

これからのトヨタのスタンダードなスタイルとなるのが、トヨタディーラー4系列で異なるテーマのエアロパーツを中心としたオプションパーツです。

これはC-HRで最初に取り入れられた方式で、ディーラーごとにテーマが割り振られていて、トヨタ店のメッキ調・ネッツ店のカーボン調そしてトヨペット店メタリック調、カローラ店はチェッカー模様を取り入れた色彩のカスタムが施されます。

アクアでもそれぞれのエアロパーツが用意されます、、、、、、、と思わせといてからのデカールっ!

なんとエアロパーツではなくなぜかデカールのみでした。これはマイナーチェンジだから?

トヨタ店ネッツ店トヨペット店カローラ店

社外メーカーのエアロパーツ

トヨタのカスタムパーツと言えば定番のTRDモデリスタのエアロパーツは勿論用意されています。

TRDモデリスタ

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誰でも出来る!20万円以上新車を安く買う4つの法則

2017.09.08

トヨタ新型アクアのモデルチェンジ最新情報

アクアのモデルチェンジ情報ですが、2018年内を目標としてフルモデルチェンジが予定されています。

但しその前に追加モデルの発売があります。

それがトヨタが新たに立ち上げたスポーツブランドのGRシリーズの発売です。

では、そのアクアGRスポーツを見てから、フルモデルチェンジ情報を見ていきましょう。

新型アクア・GRスポーツの追加発売

トヨタの選定された車種にGRシリーズのグレードを設定していくことが発表されました。

GRシリーズとはどの様なコンセプトのグレードなのでしょうか?

トヨタのスポーツブランド・GRシリーズとは?

トヨタのスポーツモデルのGRシリーズは、トヨタのレーシングブランドであるTOYOTA GAZOO Racingが手掛けるチューニングモデルです。

GRというのは、 GAZOO Racingの頭文字を取ったものです。

従来のトヨタのスポーツモデルのネーミングを「RS」「G’s」「GRMN」といった統一性のないものから、最高峰はGRMNは、G’sを「GR」へ、RSは「GRスポーツ」へとネーミングを変更するとともにコンセプトも統一したものです。

そのコンセプトは、GRスポーツでの内容は、専用エアロパーツ・足回りの強化・ボディ補強となります。しかしエンジンのチューニングはおこないません。

そしてGRは、上記に加えてエンジンのライトチューニング・シャシーまでのボディ強化まで手を入れます。

最高峰のGRMNは、究極のモデルとして制限なくハンドメイドのチューニングまで施し車両価格に関してもベースモデルの2倍から3倍となり基本的に限定モデルとしての販売となります。

この3つのコンセプトで車種を跨いで展開していきます。

2017年9月19日のその第1弾が、ヴィッツはGR スポーツとGRの2種類、GR スポーツはプリウスPHV・ハリアー・マークX・ヴォクシー・ノアの5車種を発売しました。

そしてGRブランドのアンテナショップとして、GRガレージを全国で39店舗オープンさせます。

このショップは町で一番楽しい車屋さんをコンセプトに車を楽しむことを広めることを目的として、アフターパーツのGR PARTSの販売していきます。

それに代わりAREA86は2018年3月をもって随時閉店・併合していきます。

新型アクア・GRスポーツの詳細内容

新型アクア・GRスポーツでは、スタンダードモデルと17インチアルミの2つのグレードが用意されて17インチモデルはタイヤを変更するだけでなくそのポテンシャルを発揮すべく更なるチューンニングも施されます。

エンジンに関しては変更はありませんが、エクステリアとインテリアでは専用のパーツが取り付けられます。

特にエクステリアは、GRシリーズ共通のファンクショナル・マトリックスグリルが装着されています。これは大型のアンダーグリルはラジエーターにより効率的に空気を送り込み冷却機能を優先したデザインとなります。

GRスポーツ専用ローダウンサスペンションにより、スタンダードモデルで20mm・17インチモデルで15mmほど車高が下げられています。

ただしボディー補強などにより重量は増加する為に、燃費性能は下がることとなり34.4km/Lから30km/L強まで下がることが予想されています。

スタンダードモデルと17インチアルミホイールモデルの専用チューニング内容は以下となります。

スタンダードモデル

  • GRスポーツ専用フロントエアロバンパー
  • GRスポーツ専用ファンクショナル・マトリックス・グリル
  • GRスポーツ専用エンブレム
  • ブラック塗装ドアミラー
  • GRスポーツ専用ローダウンサスペンション
  • GRスポーツ専用ブレーキキャリパー
  • GRスポーツ専用スポーツシート
  • GRスポーツ専用小径ステアリングホイール
  • GRスポーツ専用プッシュ式スタータースイッチ
  • GRスポーツ専用本革シフトノブ
  • GRスポーツ専用アルミペダル
  • タコメーター付き専用メーターパネル
  • 追加スポット溶接

17インチアルミホイールモデル

  • 17インチアルミホイール
  • 17インチハイグリップタイヤ
  • 追加ボディブレース
  • 大型リアスポイラー
  • GRスポーツ専用スポイラー
  • GRスポーツ専用17インチ用ブレーキキャリパー
  • GRスポーツ専用17インチ用ブレーキローター

アクア、GRスポーツの価格は、スタンダードモデルが約215万円となり、17インチホイールモデルが約235万円となります。

発売日は2017年11月21日となり、同時にプリウスα GRスポーツ86 GRも発表となるでしょう。

アクアG’s

TOYOTA G SPORTS:G’s:ジーズはトヨタのスポーツ系車両の専門部署とGAZOO Racingが共同で開発と販売しているチューニングカーでした。

ある意味では経済性と実用性を最重視したアクアとは正反対の様なG’sですが、アクアも設定されたことに驚きました。

エクステリア的には確かにカッコ良いかったのですが、現在は販売を終了していて、後継モデルがGRスポーツになります。

新型アクアのフルモデルチェンジの予想詳細スペック

ではここからはフルモデルチェンジの変更点の分かっている点を書き出して新型アクアの実像に迫っていきたいと思います。

トヨタ・アクアの敵は社内にあり!

アクアの販売実績を考えると今やトヨタのエースと言える車です。しかしアクアの独壇場を脅かす強力なライバルが登場してきています。

しかし驚きなのはそのライバルです。それはマツダのクリーンディーゼルでもスズキの軽自動車でもなく、トヨタの新型プリウスでありこれから国内に導入予定のヴィッツ・ハイブリッドなのです。

アクアはハイブリッド専用車であり求められる性能の第一は勿論燃費です。JC08モードでの37.0km/Lは世界最高水準を達成していました。

これを超えてきたのが新型プリウスのJC08モードでの40.0km/lです。これでアクアは世界最高燃費という肩書きが無くなってしまいました。

更に今年にマイナーチェンジされる同セグメントのヴィッツは、ヨーロッパでは販売されていましたが日本国内ではアクアとの競合を避けて販売していなかった禁断のハイブリッドモデルを遂に国内に投入します。

このヴィッツ・ハイブリッドも現行のアクアの燃費は超えてくると言われています。

この様にトヨタ自体がアクアの存在意義を薄めてしまうような政策を取っているのが現状です。新車販売台数の王座も新型プリウスとノートの争いには加われていません。

新型アクアのプラットフォーム

これは当然新型プリウスで初採用された新開発のプラットフォームのTNGA(Toyota New Global Architecture)が採用されます。これによりコストパフォーマンスの向上はもちろん低重心化とボディー剛性の強化がされ走りの面において格段の性能アップがあると期待できます。

更に室内空間に関しても改善となることも確実です。

新型アクアの駆動システム

実は現行アクアとカローラは2代目プリウスに採用されていたハイブリッドシステムTHS-IIをバッテリー容量を減らして載せています。システムの性能自体は3代目プリウスのハイブリッドシステムTHS-II劣るのですが、重量が軽いので同等以上の加速・燃費性能を発揮していました。

それは3代目プリウスのハイブリッドシステムTHS-IIだとアクアのボディサイズが小さいために搭載することが出来なかったための打開策として考え出された方法で、ベースが小さい2代目プリウスに採用されていたTHS-IIを更に小型化と軽量化を行ったシステムでした。

しかし今回は新型プラットフォームTNGA(Toyota New Global Architecture)を使うことにより搭載可能となった新型プリウスである4代目のハイブリッドシステムを搭載することが決まっています。

この車の軸となるプラットフォームと駆動システムの決定事項そしてヴィッツ・ハイブリッドの国内投入から新型アクアの姿が透けて見えてくるものがあります。

それは新型アクアの大型化です。addddddddddddddddddddddddd (640x300)アクアが開発・販売された当時はハイブリッドシステムを採用する車種はそれほど多くはありませんでした。そのために同じセグメントにヴィッツという人気車種を持つトヨタにとってもハイブリッド専用車の存在は貴重でした。

しかし今は様々な形に進化したハイブリッドシステムは珍しくなくなり同じセグメントのヴィッツもハイブリッドモデルが存在しています。このヴィッツとの競合を避けるために計画されているのがアクアの大型化なんです。

ヴィッツは小型車を好む欧州を中心に販売されている車で、これ以上の大型化は望ましくはありません。

これに対してアクアはプリウスCという名前でアメリカでも販売されているモデルなのですが、アメリカの趣向で言うと現行アクアのサイズは少し小さ過ぎるために大型化が求められているんです。

このことによる結論がヴィッツは現行と同じサイズのままとし欧州・アジア・日本で販売していく、その代わりにアクアは大型化してアメリカ・日本で販売するということです。

これによりアクアとヴィッツは同じハイブリッドシステムを積む小型車ではありますが、セグメントが分かれるため住み分けが行われるというわけです。はい、これで分かりましたね。

この様な理由があるために、新開発のプラットフォームのTNGA(Toyota New Global Architecture)が採用され新型プリウスである4代目のハイブリッドシステムを搭載することにしたんです。

では実際にはどのぐらいのボディーサイズになるのでしょうか?これは私の予想ですが旧型プリウスとほぼ同じか若干小さいボディサイズだと思います。

つまり具体的な数字で言えば↓の通りです。

全長4,480mm以下×全幅1,745mm以下×全高1,490mm以下 ホイールベース:2,700mm以下

これは旧型プリウスからの乗り換えのニーズを取り込むことを想定していると考えるからです。この辺のマーケティング戦略をさせたらトヨタは優秀ですからね。トヨタは1流の車屋じゃない、1流の商社だと言われる所以ですね。addddddd (640x364)

新型アクアの燃費目標はJC08モード燃費45.0km/L!

新型アクアの燃費目標はJC08モード燃費45.0km/Lと言われています。現在の最高燃費は新型プリウスのJC08モード燃費40.8km/Lですから、随分大幅な更新を狙っていると思いません?

でも実はこの数字には理由があるんです。

それは、先代プリウスのJC08モード32.6 km/Lが最高だったのに対して新型プリウスはJC08モード40.8km/Lまで向上したわけでその差は8.2 km/Lになるわけです。

新型アクアにはこの新型プリウスと同じハイブリッドシステムと搭載するわけですから現行アクアのJC08モード37.0km/Lにその差8.2 km/Lを足すとJC08モード燃費45.2km/Lとなるからです。

非常に単純な計算ですが、自動車開発者もサラリーマンですからね。会議を通すためには単純な数字にも説得力を持たせないといけませんから、このJC08モード燃費45.0km/Lはかなり重い命題として求められると思いますね。

サラリーマンは辛いですね。

”現場の苦労も知らないで、好き勝手言ってくれるぜっ!”そんなボヤキが聞こえてくるような気がします。

新型アクアの安全装備

新型アクアには予防安全技術のセーフティセンスPを搭載します。現行のアクアは2015年の改良でセーフティセンスCを搭載しましたが、これを更に進化させます。

セーフティセンスCの評判も上々でしたがさらなる進化を遂げることになります。下の動画はセーフティセンスCの体験動画です。

セーフティセンスCとセーフティセンスPの機能における進化内容は、歩行者をも検知することが出来るセンサーにより進化した歩行者対応プリクラッシュセーフティシステムと先行車に対する全速度追随クルーズコントロールの有無になります。

特にこの機能による自動ブレーキ機能の性能が優秀なのは先行車によって立証されてますからね。新機能の設枚に関しては⇩の動画で確認できます。

歩行者対応プリクラッシュセーフティシステム

全速度追随クルーズコントロール

現在のトヨタ車でセーフティーセンスPが搭載されているのは、プリウスとラウンドクルーザーのみとなっています。セーフティーセンスCでも15車種しか現状は搭載されていませんが、これからは多くのトヨタ車にセーフティーセンスPは搭載されて、トヨタ車のスタンダードになるのは明確です。

新型アクアの発売時期は?

新型アクアの発売時期は、ズバリ2018年年内を目標にしていると思われます。

開発が遅れている理由はBセグメント用のプラットフォームの開発が遅れていてトヨタ全体の小型車の開発スケジュールがずれ込んでいるといわれています。

本当なら丸6年でフルモデルチェンジを行う予定だったんだと思いますが、その対応措置として2017年に大型のマイナーチェンジを行うことにしました。

新型アクアのエクステリアデザイン

残念ながら現時点ではコンセプトモデルも含めて新型アクアのデザインの方向性を示す情報はありません。

ですがプラットフォームのTNGA(Toyota New Global Architecture)を採用したことで大きく変わることは間違いないことです。

大型化されることで価格帯ももう少し上にスライドすることになると思いますので、エクステリア・インテリア共に質感の上がったものになることでしょう。

因みに皆さんは”プレミアクア:Premi AQUA”って知ってますか?

2013年の東京モーターショーに出典されたアクアをベースにしたコンセプトモデルの1台です。

アクアをベースにプレミアム性を高めて高級感を追求してボディーサイズも全長4030㎜×全幅1695㎜×全高1445㎜と拡大されています。

ここまでではなくても、新型アクアはこのプレミアクアに少し近いものかもしれませんね。add (640x426)これが実車の写真のプレミアクアです。キチンとキーンルックになってますね。adddddddddddddddddd (640x459)かなり大胆なデザインで、カッコいいですねぇ。
adddddddddddddddd (640x439)  addddddddddddddddddddd (640x358)  addddddddddddddddddd (640x496)  adddddddddddddddddddd (617x495)

トヨタ新型アクアのライバル車種の動向

ある意味プリウスと国内ナンバーワンを争うように開発されている新型アクアですが他のメーカーも負けを認めてしまったわけではありません。コンパクトカークラスは世界戦略モデルであり各社が総力を集めて開発をしている激戦区でもあります。

各メーカーが看板なるべく造っているコンパクトカーはどのような状況なのでしょう?

ホンダ新型フィット・ハイブリッド

e (640x497)アクアが人気となりそのファンを奪った相手が主にホンダのフィットだったと言われています。しかし今回のホンダは本気ですっ!

本気でアクアを倒すモデルとしてフィットを開発しています。フルモデルの前のマイナーチェンジである次期モデルですがこれがマイナーチェンジとは思えない程気合の入った変更点があります。

ホンダフィットがモデルチェンジ!新型は燃費の向上が軸

マツダ新型デミオ

vvv-640x461デミオは同じコンパクトカーながらコンセプトが少し異なる車でニッチなユーザーの心をがっちりと掴んでいます。マイナーチェンジ後ということでモデルチェンジの情報はまだ余り聞こえてきません。

コンパクトカーとしても広くない室内に、スポーツカーの様なエクステリアデザインに上質なクリーンディーゼルで欧州カーの様なモデルとなっています。

マツダ新型デミオのモデルチェンジ予定と最新情報:クラスを超えたコンパクトカー

スズキ新型スイフト

世界戦略モデルとしてスズキの命運を握るモデルです。燃費問題が影響して発売は延期となってしまいましたが2017年に新型モデルがフルモデルチェンジして登場しました。

元々スイフトはヨーロッパでの評判の良いモデルだけに、新型モデルにおいても基本的な出来のいい外連味のないモデルです。

スズキ新型スイフトのフルモデルチェンジは2017年春?その内容とデザインは?

ニッサン新型マーチ

p-640x382新型マーチはコンセプトが一新されてエクステリアと走りの質が大幅に向上します。シューモデルが公開されていますが非常に評判がいいです。

これは新型が発売になれば嘗ての栄光を一気に取り戻しそうです。

2017年発売の日産新型マーチのモデルチェンジの内容が凄い!

トヨタ新型ヴィッツ・ハイブリッド

TTTTTTTTTTT (640x424)アクアのライバルは自社内のプリウスだと書きましたが、実はトヨタにはもう1台強力なアクアのライバルがいます。

それが同じBセグメントのヴィッツになります。これまではユーザー層が被るために日本ではヴィッツのハイブリッドモデルは販売されていませんでした。

それがここで遂に発売になりました。これで正にアクアの最大のライバルはヴィッツになるのかもしれません。

ヴィッツのハイブリッドモデルの完成度はかなり高くアクアもうかうかしてられません。

トヨタ新型ヴィッツがモデルチェンジ!ハイブリッドの追加はあるのか?

トヨタ新型アクアのモデルチェンジ情報のまとめ

今回は新型アクアとモデルチェンジ情報に関して見てきました。フルモデルチェンジの内容を見ると本当に大変革となるモデルチェンジですね。

これだけの大ヒットモデルが初めてもフルモデルチェンジでキープコンセプトにしないのは本当に珍しいですよね。

このほかにもAWD(4輪駆動)という話も耳にしますが、私は可能性は低いと思いますね。アクアのコンセプトとは方向性が違うものなので簡単な話ではないと思うので今はそこまでの余裕もメリットもアクアにはないと思います。

現行のアクアは燃費は良いかもしれませんが車としての総合力は決して高いモデルではありませんでした。ですがフルモデルチェンジが行われた新型アクアは全ての面で魅力的な車となるようです。

しかも世界最高水準の燃費性能を達成したうえで登場するわけですから期待しない訳にはいきません。これは本当のプリウスイーターが同じトヨタから出てくることになるかもしれませんよ。

新型アクアは本当に発表が待ち遠しい楽しみなモデルです。

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