トヨタ新型ノアのマイナーチェンジの変更点とフルモデルチェンジ予定は?
ミドルクラスのミニバンと言えば最近はニッサンのノアとホンダのステップワゴンが人気ですが、ノアとヴォクシーも根強い人気があります。
ヴォクシーがチョイワルのイメージで亜流であれば、ノアがファミリー向けのど真ん中を行くミニバンですよね。
正にノアは日本の家族向けのミニバンの代表ともいえるモデルだと思います。
そのトヨタの3兄弟であるヴォクシー・ノア・エスクァイアの全てのモデルが2017年の7月にマイナーチェンジを受けました。
今回はトヨタのノアのマイナーチェンジの内容と今までの歴史そしてこれからのフルモデルチェンジを見ていきたいと思います。
トヨタのノアという車の歴史とは?
前モデルのタウンエースノアとライトエースノアが後輪駆動の7 – 8人乗りミニバンだったのに対してフルモデルチェンジの際にイプサムのプラットフォームを使い前輪駆動となり冠名のタウンエース・ライトエースは無くなりました。
そして販売店ごとの名前がノアのみでは同一となってしまうために、トヨタカローラ店の販売車種であったタウンエース・ノアがノアへ、ネッツ店の販売車種だったライトエース・ノアがヴォクシーへと変更になりました。
そして2車種の開発コンセプトをより明確に分けて販売店ごとのターゲット層に分けました。それによりノアは従来のタウンエース・ライトエースと同じファミリー層を狙ったものとしましたが、ヴォクシーはネット店のメインターゲット層となるより若いファミリー層とし、しかも子供がいても少しワルっぽい雰囲気を演出したものとしてキャラクターを異なるものとしました。
初代 ノア R60G型 販売期間2001年 – 2007年
このモデルからイプサムのプラットフォームを使い低床化をして居住性を向上し後部左右ドアをスライドドアとしてファミリーが使うのに大変便利なミニバンとなり、ヒットします。
チョイワルのイメージを前面に出した兄弟車であるヴォクシーに対して、優しく家族思いの父親をイメージする暖かい気持ちにさせてくれる車となりましたね。
ただし兄弟車のヴォクシーのイメージが斬新でインパクトが強かったのに対して、従来のタウンエース・ノアと同じコンセプトだったためにどうしても少し影が薄くなった印象がありました。
というよりこのヴォクシーとの光と影の印象は多かれ少なかれ現代までの歴代のモデルで続いています。
2代目ノア ZRR7#G/W/R型 販売期間2007年 – 2014年
初代ノアがヒットしたこともあってキープコンセプトのモデルとなりました。この2代目ノアはもうマイナーチェンジと言って良いほどの変更しかしてません。エクステリアデザインに関しては遠目には、初代ノアか2代目ノアか分からない程ですし実際にもプラットフォームも同じイプサムのモノを改良して使用していました。
今となってはこの2代目ノアの変な注目点は酒井法子の出演しているCMですね。今となっては酒井法子がアットホームな家族を演じるCMに出ることなんて考えられないですからねぇ。
逆にファミリーファミリーした演出が痛々しいですね。しかも中山美穂が歌っていた”世界中の誰よりもきっと”を酒井法子がカバーして歌っています。
こっちは後期型のノアのCMです。
3代目 ノア R80G/W型 販売期間2014年 – 現在
キープコンセプトとした2代目モデルも人気となり7年間に渡り販売しましたが遂に新型の現行モデルにフルモデルチェンジをしました。
3代目のノアは現代のミニバンの売れ筋のコンセプトを取り入れてワイド感とフロントグリルを厚みのあるものとして押しの強いフロントフェイスと低重心で幅広のワイドボディを更にフェンダーで強調させることで圧倒的な存在感としました。しかも低床化を進めると共に箱形の四方に広がったルーフとなり大型で迫力のあるボディーとすると共に室内空間の拡大にも成功しています。
ただしノアとしてはこの現代風のフロントマスクはアットフォームなノアのイメージよりもヴォクシーのイメージの近いものとなりこの2台の住み分けの差が無くなったとも言われていました。
2017年のマイナーチェンジの目玉はエクステリアデザイン
2017年のマイナーチェンジによりエクステリアデザインは更に迫力のあるものとなっています。バイビーム式LEDヘッドランプを採用したこともあり薄めのライトに全面がメッキ加工されたフロントグリルとリップスポイラーもメッキ加工されて現品ではないものの目立つ顔立ちになっています。
今回のマイナーチェンジではエンジンのスペックも変更はありませんし先進技術も新しいものは搭載されませんでしたから、このフロントマスクの化粧直しが最も大きな改善点となっています。
どうですか?皆さんは下の画像となる新型ノアは悪く無いと思いますよね?でもファミリー向けのミニバンというイメージからは少し離れてしまったような、、、、、
車が好きな人にここで少し耳寄りな情報があります。
それは車を購入するのにちょっとしたコツを知っているだけで20万円以上安く買えたりします。
ディーラーとの交渉前の準備や下取り車の売却方法だったりします。
誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
トヨタ新型ノアの基本スペック
マイナーチェンジを受けた現行モデルとなる3代目ノアの基本的なスペックと安全性能を見てみたいと思います。
- ボディーサイズ:全長4710mm×全幅1730mm×全高1825mm
- ホイールベース: 2850mm
- 駆動方式: FF と4WD
- 定員人数:7名 仕様と8名仕様があり
- ガソリン エンジン: 2.0リッター直列4気筒DOHC (3ZR-FAE型)
- 最高出力 152ps/6100回転 最大トルク 19.7kgf.m/3800回転
- ハイブリッドエンジン:1.8リッター直列4気筒DOHC (2ZR-FXE型)
- 最高出力99ps/5200回転 最大トルク14.5kgf.m/4000回転
- フロント駆動モーター – 5JM
- フロント駆動モーター最高出力 82ps フロント駆動モーター最大トルク 21.1kgf.m
- JC08モード燃費(km/L) 16.0 14.8 23.8
- トランスミッション Super CVT-i 電気式無段変速機
マイナーチェンジなのでボディーサイズの変更話です。
エンジンに関しても予想通りエンジンの種類やパワーも変更点がありませんでした。
燃費数字に関しても全く変更なしのカタログ数字となります。
しかし購入者が運転した際の実燃費の数字は向上していると予想します。これは今の燃費数字がカタログ数字と実燃費の乖離が話題となり改善が求められているからで、正式な決定前とは言えトヨタとしてもマイナーチェンジで雑誌等でテストされることを予想して実燃費を上げてカタログ数字に近づけたからだと思います。
トヨタ新型ノアのボディーカラー全色
トヨタ新型ノアのボディーカラーは全部で7色となります。その中で6色は兄弟車のヴォクシーとエスクァイアとの共通になります。
マイナーチェンジでの追加の新色が、ブラッキッシュアゲハガラスフレークとアバンギャルドブロンズメタリックとノアの専用色のラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークになります。
おススメは兄弟車で唯一選ぶことが出来るラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークです。
リセールバリューを考えるとホワイトとブラックが安定的人気があり、しかもノアにしかないカラーですから高価格の人気色となるのは必然と言えます。
そう考えると最もおススメのカラーです。
ホワイトパールクリスタルシャイン 1070ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク 086ブラック 202ブラッキッシュアゲハガラスフレーク 221ボルドーマイカメタリック 3R9シルバーメタリック 1F7アバンギャルドブロンズメタリック 4V8
トヨタ新型ノアにはトヨタセーフティーセンスCが搭載
予定通りマイナーチェンジには新装備はありませんでした。
“Toyota Safety Sense C”は、レーザーレーダーと単眼カメラを使用した検知センサーにより統合的な制御を積極的に行い、事故の回避や衝突被害の軽減を目指しドライバーをサポートするシステムです。
下の動画はシエンタに搭載されたToyota Safety Sense Cの説明です。
トヨタがアップしているToyota Safety Sense Cの体験動画です。
トヨタ新型ノアのマイナーチェンジの追加装備
ボディの剛性を補強して高めてあり、プラスしてショックアブソーバーの減衰力を見直すことで乗り心地と走行性能を向上させています。
空力パーツも追加して性能向上に貢献しています。
細かい点でいえば2つのUSB端子をボックスに設定して後部席からでも使用出来る様にしています。
施錠予約の機能
電動スライドドアのロックをドアが閉まるのを待った上で自動でロックされる予約ロック機能ですね。
クルーズコントロール
クルーズコントロールは、1部の上位グレードだけの装備でしたがマイナーチェンジで全車標準装備となりました。
下の動画はアクアに搭載された際のクルーズコントロールの説明です。
トヨタ新型ノアの販売店
トヨタ新型ノアの販売店はカローラ店となります。
ヴォクシーの販売店はネッツ店、エスクァイアの販売店はトヨタ店とトヨペット店となります。
本来はノアのカローラ店とヴォクシーのネッツ店のみが販売可能ということでしたが、人気が高いので販売店サイドからの要望から開発されたモデルがエスクァイアです。
ノアのカローラ店とヴォクシーのネッツ店と合わせて兄弟車のコンパクトワゴンがトヨタ系列販売チャネル全店で購入可能となりました。
トヨタ新型ノアの試乗動画
そしてトヨタ新型ヴォクシーの試乗しての車両紹介動画になります。
この動画は試乗してのインプレッション動画となります。ライバルのニッサン・セレナとの比較動画です。
中々参考になると思います。
トヨタ新型ノアのCM
そしてこの3代目ノアと言ったら話題騒然となった妻夫木聡とジャン・レノを起用した実写版ドラえもんのCMですよね。
しかしドラえもんがフランス人のハリウッドスタージャン・レノとは驚いたキャスティングでした!
他のキャラクターのキャスティングも発表になるたびに話題になりましたね。しずかちゃんが水川あさみ、ジャイアンが小川直也、そしてスネ夫が山ピーというのにも驚きました。
あぁジャイ子が前田敦子っていうのもうけました。
他のゲストも豪華でした。どんだけお金使うんだよって感じですね。こんな変わり種のドラえもんのCMもあります。
最後はノアに関係なくトヨタのドラえもんのCMになります。いやぁー豪華出演ですしやっぱり良く出来ていますね、力の入れようが違いますね。
そしてマイナーチェンジ後のノアのCMの主演はなんと新垣結衣でしたっ!
逃げ恥で主演を務めて現在の女優人気を石原さとみと争うほどの人気となりました。
逃げ恥では共演した星野源もブレイクしましたね。
逃げ恥の星野源が歌う主題歌もダンスと共にヒットしました。
そんな人気のガッキーのノアのCMはこちら!
うーーん、ガッキーかわいいです。
コードブルーでも出演します。
特別仕様車Si”GRスポーツ”
トヨタは様々なブランドでスポーツグレードを持っていましたが、これをGRシリーズに統一しました。
エンジン内部まで手を入れたGRMNをトップグレードに、GR,GRスポーツとチューニングの内容により分けて展開します。
そのGRシリーズからノアではGRスポーツが設定されています。
GRスポーツの専用パーツであるフロントエアロバンパーやサイドステップ、リヤバンパー、エンブレムがエクステリアで装備され、サスペンションとブレーキ関連、そしてボディー補強・吸排気のチューニングまでを施し運動性能を向上しています。 インテリアにおいても、専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ)、専用フロントスポーティシート、本革巻きシフトノブ(シルバーステッチ)、専用スタートスイッチ、ドアトリム、アルミペダルとかなりやる気のスポーティーな雰囲気が演出されています。
これは好きな人には堪らない雰囲気に仕上がっていますね。
特にミニバンにこのスポーツシートというアンバランスさが私は素晴らしいと思います。 ボディーカラーは、ホワイトパールクリスタルシャイン・ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク・シルバーメタリック・ブラック・ブラッキッシュアゲハガラスフレークの5色です。
更にアルミホイール&タイヤも、専用18インチホイールに215/45のタイヤを装備する本気ぶりです!
ただし、非常に残念な点がっ!
それはフロントマスクもGRスポーツの専用パーツをLEDヘッドランプ、フロントグリル、フロント大型バンパー、LEDイルミネーションビームと多く装備させてオリジナリティーを出したのは良いのですが、、、、、
何故かベースはマイナーチェンジ前のフロントマスクなんですっ!
マイナーチェンジ後のフロントマスクの人気が高いだけに、なぜ古いマスクを採用してしまったのでしょう。
これじゃあGRスポーツが欲しいけど、フロントマスクはマイナーチェンジ後が良いから止めたって人は少なくないと思うんですけどね、、、、
トヨタ新型ノアには特別仕様車Si“W×B”はないのか?
トヨタのミニバンは特別仕様車が人気で、ヴォクシーやヴェルファイヤなどモデルチェンジしても人気の特別仕様車は引き継がれて発売していることも多いです。
しかしそんな人気モデルがノアでは特別仕様車Si“W×B”となります。
ではこの特別仕様車Si“W×B”は今のノアには設定されているかと言うと、残念ながら存在していません。
でもこれは予定通りであり新車効果のあるうちはトヨタのミニバンには特別仕様車は販売されずモデルチェンジ後1年程度で追加販売されるのが常だからです。
でも特別仕様車Si“W×B”ってかなり魅力的なんですよねぇ、、、、、、それこそ一年待っちゃおうかとも真剣に思えるレベルです。
そこでマイナーチェンジの前の設定されていた2016年に発売されていた最新の特別仕様車Si“W×B”でどれだけ魅力的かを振り返ってみたいと思います。
トヨタ新型ノア特別仕様車Si“W×B”の注目のポイント
特別仕様車Si“W×B”は、WHITEとBLACKの頭文字を掛け合わせたもので、その文字の通りホワイトとブラックがテーマとなる加飾が加えられています。
ただこの特別仕様車“W×B”は、ノアのオリジナルのモノではなくカローラシリーズのフィールダーとアクシオに設定されていたモデルとなります。ノアの独自の特別仕様車のブランドを確立させることを諦めて、カローラで知名度のある特別仕様車をスライドさせることでテコ入れしたというのが本音の所でしょうね。
先ず魅力的な点の1つは、4色用意されるボディーカラーの中に専用のボディーカラーがあり下取り時にも買い取り価格が高くなることが予想されるからです。
特別仕様分の購入の際の価格差はここで埋まると思います。
そして特別仕様にコーディネイトされた落ち着いた内装と派手すぎず地味過ぎず家庭を持つパパ達にちょうどいい装飾が施されている点です。
先ずはその4色のボディーカラーを見てみましょう。
アイスチタニウムマイカメタリック 1H4
特別仕様車Si“W×B”の特別設定専用色
最もおススメのボディーカラーになります。特別なノアに乗っているという所有欲も満たしてくれますし売却時には買い取り価格が高くなることも間違いなくお買得になると予想します。ホワイトパールクリスタルシャイン 070
メーカーオプション 32,400円(消費税抜き30,000円)
ブラック 202ダークバイオレットマイカメタリック 9AFトヨタ新型ノア特別仕様車Si“W×B”の専用装備
”Si”をベースにした“W×B”の特別仕様の内容を見てみたいと思います。内装・外装共に派手な装備はありませんが正にいぶし銀の絶妙な仕上がりとなっています。
- 天井やピラー等に使用されているの内装の装飾ををブラックに統一
- センタークラスターパネル・サイドレジスターベゼル・マルチインフォメーションディスプレイフードをピアノブラックに塗装
- ホワイトのステッチを施したファブリックと合成皮革の専用シート
- フロントグリル・LEDヘッドランプ・LEDクリアランスランプをブラック塗装
- フロントグリルモールをダークメッキ塗装
- フロントフードモール・フロントバンパーロアモールにスモークメッキ塗装
- フロントフォグランプにスモークメッキベゼルを採用
- ドアハンドルをメッキ塗装
- ハイボスカル製の専用エンブレム
- ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアを装備
文字だけではピンときませんので写真で注目点を見ていきましょう。
内装色 ブラック×ブラック(特別設定)シート表皮 専用シート表皮(合成皮革+ファブリック&ホワイトステッチ/消臭機能付)フロントグリル(ベース部)・フロントグリルモールダークメッキ・フロントフードモールLEDヘッドランプ/LEDクリアランスランプブラック塗装フロントバンパーロアモールバックドアガーニッシュスモークメッキフロントフォグランプスモークメッキベゼルアウトサイドドアハンドルインサイドドアハンドル[メッキ(フロント)]センタークラスターパネルサイドレジスターベゼルマルチインフォメーションディスプレイフードピアノブラックワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアクルーズコントロール専用エンブレム(ハイボスカル製)この様にトヨタ新型ノア特別仕様車Si“W×B”はかなり魅力的なモデルと言えるんです。
トヨタ新型ノアのモデルチェンジの予定
トヨタ新型ノアのフルモデルチェンジは?
トヨタ新型ノアのフルモデルチェンジには2つの大きな目玉があります。
その1つがエンジンであり、3つのエンジンの搭載が噂されています。
1つ目はトヨタが開発中の次世代型エンジン:ダイナミックフォースエンジンです。
このエンジンは2017年の1月のデトロイトショーで発表された新型カムリにも搭載が予定されているエンジンでありトヨタのメインとなるエンジンの1つです。
カムリに搭載される予定のダイナミックフォースエンジンの予想スペックは下の通りです。
- ハイブリッドエンジン:直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン+2.5L用ハイブリッドシステム(THSⅡ)
- ガソリンエンジン:直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン
- 最高出力:238ps/5600rpm 最大トルク:35.7kgm/4000rpm
- JC08モード燃費:18km/L
この2.5リッター直列4気筒エンジンは、直噴型のものであり熱効率に関しては世界トップレベルを実現することで高い燃費性能を誇り、更にドライビング性能の向上としてレスポンスやトルクを向上させたことで動力性能も同時に達成しているトヨタが考える次世代型グローバルエンジンの代表となる一基です。
ハイブリッドエンジンの注目の燃費は現行カムリのJC08モード燃費23.4km/Lでしたが、JC08モード燃費30km/L代に乗せてくるのでないかとも言われています。
このカムリ向けのエンジンをミニバン向けにチューンして載せるか、2Ⅼにボアダウンして載せるのではないかと言われています。
そしても1つのエンジンは、ダウンサイジングターボです。
そのエンジンとはトヨタが次世代主力エンジンとして期待している8NR-FTS型ターボエンジンです。日本国内の車ではオーリスに搭載されました。そのスペックは下の様になっています。
1.8L水冷直列4気筒DOHC16バルブインタークーラーターボエンジン
最高出力 85kW(116PS)/ 5,200〜5,600rpm 最大トルク185N·m(18.9kg·m)/ 1,500〜4,000rpm
このエンジンをミニバン仕様とするためにトルクの出力特性をもう少し低回転から出力するものへとセッティングしてくるということです。
まだ発売までに時間があるために更なる性能の向上も見込めると思われます。他のメーカーもこれからはミドルクラスミニバンにもハイブリッドエンジンとダウンサイジングしたターボエンジンを搭載してくることになるでしょう。
これはエコカーのイメージがダウンサイジングターボに対しても日本国内のイメージが改善されるという面や燃費性能の向上そして税制面の有利性により、エンジンラインナップはハイブリッドエンジンとダウンサイジングターボの2本立てという時代となるでしょう。
そしてもう1つは目玉は衝突安全支援システム”Toyota Safety Sense P”トヨタセーフティーセンスPを標準装備します。
マイナーチェンジでは見送られたトヨタセーフティーセンスのバージョンアップがフルモデルチェンジでの目玉として登場します。車体が大きくなった新型カムリには自動ブレーキサポート衝突軽減システムの標準化は嬉しいですね。
ノア・ヴォクシーのフルモデルチェンジはまだだいぶ先のために未定の部分が多くありますが、人気モデルだけにトヨタも力を入れて開発してくるだけに楽しみですね。
これまでのノアのフルモデルチェンジの時期
現行モデルの3代目のノアの次期モデルチェンジに関しては今までのモデルチェンジスケジュールからも推察できます。
初代ノアの販売期間は約6年で2代目ノアは約7年間の販売期間でした。
詳しくは下にまとめましたので見て下さい。
- 2016年 7月6日 特別仕様車Si“W×B(ダブルバイビー)”発売
- 2016年4月20日 特別スポーツグレード Si G’s発売
- 2016年1月6日 年次改定により一部改良と新グレード追加
- 2015年 4月2日 ノア特別仕様車”X“Delight Plus”発売
- 2014年1月20日 3代目ノア・ヴォクシーへフルモデルチェンジ
- 2013年4月16日 ノア特別仕様車”X“Special Edition”発売
- 2012年9月25日 ノア特別仕様車”X“G Edition”発売
- 2011年5月20日 ノア特別仕様車”Si”Rayish(レイッシュ)”発売
- 2010年4月27日 2代目ノア・ヴォクシー・マイナーチェンジ
- 2009年4月27日 ノア特別仕様車”X“Smart Edition”発売
- 2008年6月23日 ノア特別仕様車”S“G Edition”発売
- 2007年6月27日 フルモデルチェンジにより2代目ノア・ヴォクシー発売
- 2005年8月2日 年次改定による一部改良
- 2004年8月17日 マイナーチェンジ2003年8月1日 年次改定による一部改良
- 2002年8月1日 年次改定により装備見直し
- 2001年11月16日 初代ノア・ヴォクシー発売
この流れから推察するとノア・ヴォクシーの新型へのフルモデルチェンジの時期は2019年か2020年ではないかと予想します。
トヨタ新型ノアのライバルの動向
ノアのライバルモデルも魅力的なモデルが多くあります。ミニバンは売れ筋モデルでもあるので気になるモデルが多くありますね。
ホンダ・ステップワゴン
ホンダのステップワゴンも異例のマイナーチェンジを施してハイブリッドエンジンの搭載とスパーダのフロントマスクの変更をして人気回復を狙います。
ホンダ渾身の新型ステップワゴンの販売はどうなるでしょうか?
新型ステップワゴンが異例のモデルチェンジでハイブリッド搭載!
トヨタ・ヴォクシー
なんだかんだ言ってもノアを買う時に1番比較するライバル車はトヨタの兄弟車であるヴォクシーなのかもしれません。
ちょい悪のイメージのヴォクシーは独自のユーザー層をがっちりと掴んでいますね。その中でも特別仕様車の煌(きらめき)シリーズはヴォクシーのコンセプトを昇華したモノとして人気が高いです。
新型ヴォクシーでは特別仕様車ZS 煌(きらめき)Ⅱがおススメな理由とは!
トヨタ新型ノアのマイナーチェンジとフルモデルチェンジのまとめ
最近のミニバンの売れ筋というのはフロントグリルが大きくメッキを使った押しの強いフロントマスクのデザインとなります。これはコンセプト的には正にヴォクシーであり、そのために現行モデルのノアではアットホームな優しいミニバンという本来のコンセプトから少し路線変更したデザインとなっていますね。
今回のマイナーチェンジでもイメージ的にはノアとヴォクシーのポジションが近くなっていますね。
それにミニバンは家族持ちが多いためにエコに関しても意識が高いために、これからはハイブリッドシステムとダウンサイジングターボがこれからのエンジンのメインとなるでしょう。ボディーに関しては低床化と車体高のアップによる室内空間の拡大と大柄に見えるデザインが好まれる傾向が強いです。
因みに低床化に寄りミニバンに見えないワゴンの様なスタイリッシュなモデルも何度も発売になっていますが、ヒットしたモデルが無かったのが現状なのでユーザーがミニバンに求めるのは背の高い迫力のあるデザインなんでしょう。
この3つの流れがこれからのミニバンの売れ筋であり、ノアとヴォクシーはこのど真ん中を進むトヨタらしいミニバンとして進化していくことでしょう。
個人的にはカッコいい今のノアよりも少しやぼったいデザインの方がノアのイメージには合っているんですけどね。
新型ノアやヴォクシー・セレナの買い替えを考えた時に20万円以上も得することもある方法があります。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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