マイナーチェンジのトヨタ新型ヴォクシーのスペックと煌めき3の内容
2017年7月3日:ヴォクシー・ノア・エスクァイアがマイナーチェンジ
2017年の7月3日にヴォクシー・ノア・エスクァイアの3兄弟がマイナーチェンジとなりました。
この3兄弟は基本的なコンポーネンツに関しては同じモデルですが、マーケテイングからのターゲットユーザーを分けることでそれぞれのテーマを明確に持ったモデルとなっていて、今回のマイナーチェンジではその方向性を更に突き詰めたものとなりました。
ノアは家庭的なファミリー層を意識したユーザーフレンドリィーですし、エスクァイアは高級感をテーマに品質の高い外観と豪華な装備が採用されています。
そしてヴォクシーは家庭持ちだけどカッコいいパパの乗る車として派手で印象に残るエクステリアと利便性の高さが両立したモデルとなりました。
そして期待されるのはヴォクシーの歴代に設定されていて抜群の人気を誇る特別仕様車 ZS煌(きらめき)シリーズの“煌(きらめき)Ⅲ(3)”が発売となるのかです。
今回はヴォクシーの歴史とマイナーチェンジの内容と特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3”の登場とフルモデルチェンジの予想を見ていきたいと思います。
トヨタのヴォクシーとは?
トヨタ・ヴィクシーはお父さんがミニバンを選ぶとどうしてもアットフォームな優しいミニバンとなってしまっていたのに対してチョイワルパパをイメージした厳つい迫力のあるミニバンの外観を特徴とする5 – 8人乗りのミニバンです。
この新しいコンセプトが支持されて初代モデルから常に高い人気を誇っています。
初代ヴィクシー(R60G型) 2001年-2007年
厳ついハードな外観なのにノアと姉妹車ということもありミニバンとして使い勝手良い車で両側スライドドアも持つのが特徴です。トヨタが若者向けを考えて造られたワルをテーマとした車の第一世代でBbなどと同じ時期の同じコンセプトのモデルになります。
今見るとそこまで派手な外観には感じられないのは今のモデルの多くがインパクトの強いフロントマスクとなりそれらと比較すると普通に感じるということでしょう。
それだけ現在のデザインが押しの強いモノが多くなったということですね。
煌(きらめき)シリーズはこの初代モデルから発売になっています。ベースモデルはZモデルになります。
CMの主演は、ウルフルズのトータス松本が務めました。
キャッチコピーは”I am a father”です。
https://youtu.be/ujdRNMrj7UQ
2代目ヴィクシー(R70G/W型) 2007年-2014年
ヒットした初代ヴォクシーのキープコンセプトによりイメージはそのまま継承されました。少し角が取れて丸みを帯びたことで新しさを感じますが、全体的なイメージは初代ヴォクシーと変わらず遠目には見分けが付かないほどでした。
ただこの2代目ヴォクシーもチョイワルパパのイメージが受けカッコつけたい世のパパから支持を受けて販売的にも成功したモデルとなりました。
煌(きらめき)シリーズはこのモデルからベースモデルはZSモデルに変更になっています。
CMは反町隆史が主演となりました。
キャッチコピーは、”父になろう”です。
3代目ヴィクシー (R80G・W型) 2014年 ~
ボディーデザインは姉妹車ノアと共通のデザインコンセプトとなり”EMOTIONAL BOX”ということで、四方に張った四角い箱を強調したデザインとしてそのデザインを生かし車内の広さで居住性の向上にも成功します。
そして今のミニバンの流行りの迫力ある分厚いフロントデザインを強調するヘッドランプの2段式のフロントグリルとなりこれぞヴォクシーと感じさせるチョイワルパパと分かる独自のものとなっていますね。
CMの主演は瑛太で父と子の絆がテーマになっています。正にぴったりの俳優でしょう。
キャッチコピーは、”一緒にいようぜ””父子の時間は限りあるもの”です。
そして2017年の7月3日にマイナーチェンジが施されました。
CMの主演は柳楽優弥になりました。
彼は天才少年としてその演技力に注目が集まりましたが、いろいろと問題もあり一時期は少し仕事が減っていましたが、最近はまっしろやゆとりですが何か?などのドラマに出演してまた人気が出てきていますね。
面白い俳優の選択だと思いますね。
キャッチコピーは、”父にしてくれて、ありがとな”です。
では、マイナーチェンジを受けたヴォクシーの基本スペックを見てみましょう。
トヨタ新型ヴィクシーの基本スペック
ボディーサイズ:全長4710mm×全幅1730mm×全高1825mm
ホイールベース: 2850mm
駆動方式: FF と4WD
定員人数:7名 仕様と8名仕様があり
ガソリン エンジン: 2.0リッター直列4気筒DOHC (3ZR-FAE型) ¥
- 最高出力 152ps/6100回転 最大トルク 19.7kgf.m/3800回転
- JC08モード燃費(km/L) 23.8
ハイブリッドエンジン:1.8リッター直列4気筒DOHC (2ZR-FXE型)
- 最高出力99ps/5200回転 最大トルク14.5kgf.m/4000回転
- フロント駆動モーター – 5JM
- フロント駆動モーター最高出力 82ps フロント駆動モーター最大トルク 21.1kgf.m
- JC08モード燃費(km/L) 16.0
トランスミッション Super CVT-i 電気式無段変速機マイナーチェンジですからボディーサイズは変わりませんでした。
エンジンに関しても予想通り変更点がありませんでしたし、燃費数字に関しても全く変更なしのカタログ数字です。
購入者が実際に運転した際の実燃費に関しては向上していると思われます。
カタログ数字と実燃費の乖離が問題となっていますから、トヨタとしてもマイナーチェンジで雑誌等でテストされることを予想して実燃費を上げてカタログ数字に近づけたんだと思います。
トヨタ新型ヴォクシーのエクステリアデザイン
トヨタ新型ヴォクシーは更に迫力のあるフロントマスクとなりヴェルファイアを連想させるものとなりました。
2重のバイビーム式LEDヘッドランプを更に鋭い目つきのものに変更し迫力が増していて、エアロ仕様のZSはフロントスポイラーのグリル形状を大型の大径デザインとしてこれ以上ないほどに印象の強いものとなっています。
このアクの強いデザインに新開発カラーとなるイナズマ・スパーキング・ブラックガラスフレークの組み合わせにダークメタリック塗装をした16インチアルミホイールを装着するとトヨタのディーラーで買えるモデルとは思えないほどいインパクトのある外観となりました。
トヨタ新型ヴォクシーのボディーカラー全色
ヴォクシーのボディーカラーは全部で7色となります。その中で6色は兄弟車のノア・エスクァイアと共通になります。
マイナーチェンジでの追加の新色が、ブラッキッシュアゲハガラスフレークとアバンギャルドブロンズメタリックと新開発色のイナズマスパーキングブラックガラスフレークになります。
おススメは兄弟車で唯一選ぶことが出来るイナズマスパーキングブラックガラスフレークと言いたいところですが、少しアクが強すぎるかもしれませんね。
リセールバリューを考えると非常に高い評価か最下位の人気がないか、今は分からないカラーだと思います。
そう考えると今回からの新色ブラッキッシュアゲハガラスフレークは他のモデルでも実績があるので最もおススメのカラーです。
ホワイトパールクリスタルシャイン 1070ブラック 202ブラッキッシュアゲハガラスフレーク 221イナズマスパーキングブラックガラスフレーク 224ボルドーマイカメタリック 3R9シルバーメタリック 1F7アバンギャルドブロンズメタリック 4V8
トヨタセーフティーセンスCの搭載
予定通りマイナーチェンジには新装備はありませんでした。
“Toyota Safety Sense C”は、レーザーレーダーと単眼カメラを使用した検知センサーにより統合的な制御を積極的に行い、事故の回避や衝突被害の軽減を目指しドライバーをサポートするシステムです。
下の動画はシエンタに搭載されたToyota Safety Sense Cの説明です。
トヨタがアップしているToyota Safety Sense Cの体験動画です。
トヨタ新型ヴォクシーのマイナーチェンジの追加装備
ボディの剛性を補強して高めてあり、プラスしてショックアブソーバーの減衰力を見直すことで乗り心地と走行性能を向上させています。
空力パーツも追加して性能向上に貢献しています。
細かい点でいえば2つのUSB端子をボックスに設定して後部席からでも使用出来る様にしています。
施錠予約の機能
電動スライドドアのロックをドアが閉まるのを待った上で自動でロックされる予約ロック機能ですね。
クルーズコントロール
クルーズコントロールは、Vグレードだけの装備でしたがマイナーチェンジで全車標準装備となりました。
下の動画はアクアに搭載された際のクルーズコントロールの説明です。
トヨタ新型ヴォクシーの販売店
トヨタ新型ヴォクシーの販売店はネッツ店となります。
ノアがカローラ店、エスクァイアの販売店はトヨタ店とトヨペット店となります。
本来はノアのカローラ店とヴォクシーのネッツ店のみが販売可能ということでしたが、人気が高いので販売店サイドからの要望から開発されたモデルがエスクァイアです。
ノアのカローラ店とヴォクシーのネッツ店と合わせて兄弟車のコンパクトワゴンがトヨタ系列販売チャネル全店で購入可能となりました。
トヨタ新型ヴォクシーの試乗動画
そしてトヨタ新型ヴォクシーの試乗しての車両紹介動画になります。
中々参考になると思います。
この動画は試乗してのインプレッション動画となります。ライバルステップワゴンとの比較動画です。
車が好きな人にここで少し耳寄りな情報があります。
それは車を購入するのにちょっとしたコツを知っているだけで20万円以上安く買えたりします。
ディーラーとの交渉前の準備や下取り車の売却方法だったりします。
誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
トヨタ新型ヴォクシーのモデルチェンジ情報
これからの新型ヴォクシーのモデルチェンジのスケジュールは、特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3”の追加発売がされたのちにフルモデルチェンジとなります。
それでは特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3”の内容と歴史を見てからフルモデルチェンジの最新情報を見ていきたいと思います。
ヴォクシーの特別仕様車ZS 煌(きらめき)シリーズとは?
ヴォクシーと言えばこの煌(きらめき)シリーズを思い浮かべる人がいるぐらいの特別仕様車です。
初代ヴォクシーから設定されていて、本来のヴォクシーのコンセプトであるチョイワルというイメージを更に純化したモデルとなります。
その為にフロントグリルの大型化やメッキパーツを多用したりエアロパーツを装着して迫力のあるエクステリアが特色のモデルとなります。
元々ヴォクシーが買いたい人から見たら魅力的に見えて人気となるのは当然ですよね。
今回のマイナーチェンジでは残念ながら特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3は設定されませんでした。これは今までの流れからすると予想されていたことで、過去にもフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの際にはいつも煌(きらめき)シリーズは設定されていません。
モデルチェンジから1年程度期間が過ぎて新車効果が薄れてきたところで、煌(きらめき)シリーズは投入されることが多いです。
初代ヴォクシー
- 2005年4月21日 特別仕様車Z” 煌(きらめき)”を発売
- 2006年8月2日 特別仕様車Z” 煌(きらめき)” ウェルキャブ仕様を発売
2代目ヴォクシー
- 2010年9月30日 ベースモデルをZからZSに変更して特別仕様車” 煌(きらめき)”を再発売
- 2011年10月4日 ZS”煌(きらめき)”をバージョンアップした特別仕様車ZS” 煌(きらめき)II”を発売
- 2012年10月01日 ZS” 煌(きらめき)II”のバージョンアップ版のZS”煌(きらめき)III”を発売
- 2013年5月13日 ZS”煌(きらめき)III”のバージョンアップ仕様である特別仕様車ZS”煌(きらめき)Z”を発売
3代目ヴォクシー
- 2014年11月20日 新ネッツ店誕生10周年記念の特別仕様車として特別仕様車ZS” 煌(きらめき)”を発売
- 2016年7月6日にヴォクシーに特別仕様車 ZS“煌(きらめき)Ⅱ”が発売
この様にしてヴォクシーがモデルチェンジするごとに煌(きらめき)シリーズは発売になっていますが、モデルチェンジの合間での発売となっているんです。
この流れからすると特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3は2018年の夏での発売が通常の流れとなります。
しかし今回は色々な事情により発売が早まることとなりました。
特別仕様車 ZS“煌(きらめき)3”の予想スペック
予定通り2017年にマイナーチェンジをした現行のヴォクシーには人気の特別仕様車の煌(きらめき)シリーズが設定されませんでした。
しかしその内容はかなり魅力的であり、煌(きらめき)シリーズの発売を待ってでも買う価値のあるモデルと言えます。
現行モデルでの次の発売はZS 煌3(きらめき3)となるのですが、その発売日が2017年12月になるという話です。
発売日が2017年12月ならば私は待つべきだと思います。
それは最もヴォクシー’で魅力的なモデルが煌(きらめき)シリーズだからです。
ZS“煌(きらめき)3”の内容は、実は ZS“煌(きらめき)Ⅱ”とパーツの細部のデザインと専用ボディーカラー以外はほぼ共通のものとなる予定です。
ZS“煌(きらめき)3”の内容を知るために ZS“煌(きらめき)Ⅱ”を見ていきましょう’。
ZS“煌(きらめき)”はガソリン車とハイブリッド車のZSをベースに開発されたもので、基本的には外装の変更を行うことでイメージを一新して更に高級感と迫力のあるヴォクシーに仕上げてあります。
具体的にはフロントグリルモールに高輝度シルバー塗装を行うことでメッキ加工と同じ艶やかな印象にしてあります。それと視野拡大と同時にフロントマスクの迫力を出すためにLEDフロントフォグランプを採用して機能の充実と強烈なインパクトのあるフロントマスクに仕上がっています。
またセンタークラスターパネルはピアノブラック塗装として高級感を出し、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアを備えることで利便性の向上を行いまた社内での快適性と女性に優しいスーパーUVカットグリーンガラスも装備しています。
そしてこの特別仕様車の要になるのはボディーカラーです。通常グレードだけのボディーカラーだけでなくZS“煌(きらめき)”の特別設定色が存在します。この様に現在は売っていない煌(きらめき)シリーズですが、かなり魅力的なモデルなんです。
私としてはZS“煌(きらめき)Ⅱ”の時にも推していました。
もう少し当時のZS“煌(きらめき)Ⅱ”をおススメした具体的な理由も見ておきましょうか。
そして今の新型ヴォクシーを買うか、もう少し待って煌(きらめき)シリーズを買うかを考えてみるといいでしょう。
ヴォクシー ZS ”煌(きらめき)Ⅱ”がおススメだった理由
では、そのZS”煌(きらめき)Ⅱ”を例にとって”煌(きらめき)シリーズ”がおススメな理由も見ておきましょう。
理由1、ヴォクシー ZS ”煌(きらめき)Ⅱ”のボディーカラー
ヴォクシーは元々コンセプトのハッキリしたモデルですので、ZS”煌(きらめき)シリーズ”は更にその方向性を純化させたものとなっています。つまり元々ヴォクシーに興味を持つ人にとってはZS”煌(きらめき)Ⅱ”は真打とも言えるモデルなんです。
そしておススメとなる最大の理由は下取りに強いダーク系とパールホワイト系だからです。
これがZS”煌(きらめき)Ⅱ”の強みです。
4種類のボディーカラーがあるのですがどれも間違いなく下取り価格が強いカラーです。
そのカラーを1つ1つ見てみましょう。とその前にそのボデイーカラーの豆知識を。
セルフリストアリングコートを採用
因みにボディー塗装に関してはセルフリストアリングコートを全カラーに採用しています。セルフリストアリングコートは洗車時のスポンジなどによる小さなこすり傷を分子レベルで結合しやすい特性を備えているので自己修復していくので新車の際の光沢とボディーカラーの鮮やかさを長期にわたり保たれます。
1.ホワイトパール クリスタルシャインメーカーオプションカラーとなり32,400円(消費税抜き30,000円)となります。
標準のヴォクシーにもあるボディーカラーですが、ホワイトのボデイーカラーはこの色のみとなります。明るい色を好む人はホワイトパール・クリスタルシャインの1択となります。
ダーク系とパールホワイト系は下取り時にプラス査定となりますので、ホワイトパール・クリスタルシャインは間違いなく中古車市場で人気となります。
パールホワイト系は、傷や汚れ等は目立たないのですが水垢による黒い筋が目立つのが特徴ですが、ワックス掛けに関しても神経質になることなく洗車でき洗えさえすれば艶やかさが簡単に戻るのが利点です。2.ブラック 202トヨタのカラー番号が202なので通称202と呼ばれるブラックです。
下取りも悪くはないのですが、ダーク系は他のZS”煌(きらめき)Ⅱ”にはありブラックは専用カラーではないので4色の中ではおススメする理由が低いボディーカラーとなります。
このブラック202は、純粋な真っ黒なので、比較的小キズは目立ち安くキズも入りやすいのでメンテナンスには手間を掛けないといけません。
このブラック202を購入される方は新車時にコーティングをされることをおススメします。3.アイス チタニウムマイカ メタリックこのマイカ系カラーは姉妹車ノアとマークXにも設定されている特別仕様専用のボディカラーです。4色の中ではダーク系なのですが、シルバーメタリックとはまた違った色で落ち着いたボディーカラーです。
このボディーカラーだと装飾されたメッキパーツ達が主張が調和されギラギラしすぎた派手さが無くなり落ち着いた大人の雰囲気も合わせもつカッコ良い雰囲気があります。
洗車に関してもシルバー系ですから洗車をサボっても汚れさほど目立ちませんし、洗車傷も目立ちにくいので普段使いには楽です。
当然、ZS”煌(きらめき)Ⅱ”のイメージに合ったダーク系カラーで専用色になりますから下取りも期待できます。4.ブラッキッシュ アゲハガラス フレークメーカーオプション32,400円(消費税抜き30,000円となります。
さぁ真打です。
このボディーカラーがZS”煌(きらめき)Ⅱ”の最もおススメのボディーカラーとなります。
このボディーカラーはガラス フレークとネーミングされた特殊な塗料を使用することで、マジョ―ラカラーの様に光の当たり具合によって、濃い紺のように見えたり深い緑に見えたりと変化することが特徴のメタリック系のボディーカラーです。
そしてその色合いも通常のメタリックカラーよりも深い色味を醸し出すので、ニッサンの同系色のボディーカラーがヤンキー系の若者が好みそうなボディーカラーであるのに対して大人が乗るのに十分な深みを感じる一味工夫されたものとなってます。
しかもトヨタのクリア塗装は他メーカーよりしっかりしているのですが、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの大きな特徴の1つに塗装後にスリ傷に強いコーティングを行ってあり、これはマニキュアのあとにトップコートを塗るのと同じような効果が期待できるものです。
洗車時やドア開閉時などスリ傷がつきやすいシーンでも、通常より傷がつきにくくなっているため、より長くその光沢を楽しむことができます。
このガラスフレークというボディーカラーはレクサスやアルファード、ヴェルファイヤにも採用されてどの車種でも人気となっていて、トヨタとしてもプレミアムブランドや特別仕様車専用のボディーカラーとして採用車種を増やしいく予定です。
ただしノアには設定が無いのでこのボデイーカラーが気にった人はヴォクシーしか選択肢がありません。
これらの理由により、正にヴォクシーのコンセプトを凝縮した様な大人の男が乗って恥ずかしくない程よい派手さと押しの強さがあり且つ下品ではないですからね。
これは正に大人の個性って言えるものです。
しかも下取り価格も最も高いモデルとなることが間違いないと予想されます。
そしてZS“煌(きらめき)3”においてもダーク系かホワイト系の専用の新色が用意されること間違いないと思います。
理由2、 ヴォクシー ZS ”煌(きらめき)Ⅱ” の専用装備
ZS ”煌(きらめき)Ⅱ”はヴォクシーのコンセプトであるカッコいい家族を大切にした大人なパパを更に突き詰めた外観と内装になるべく装飾が施されています。
これにより誰が見ても家庭的なミニバンでありながら何処か切れ味のある大人な雰囲気のオーラが漂うものになっています。
では、特別仕様として手を加えられた個所を見ていきましょう。
フロントグリルメッキ+ブラックメタリック塗装フロントグリルモール高輝度シルバーアウトサイドドアハンドル/インサイドドアハンドル(フロント)運転席と助手席側インサイドドアハンドルメッキ加飾オート電動格納式リモコンドアミラー(サイドターンランプ+助手席側アスフェリカルミラー付)メッキバックドアガーニッシュダークスモーク塗装(VOXY車名ロゴ)センタークラスターパネル/サイドレジスターベゼルピアノブラックシルバー加飾マルチインフォメーションディスプレイフードワンタッチスイッチ付デュアルパワー左右電動オートスライドドア(挟みこみ防止機能付き)スーパーUVカットグリーンガラス+撥水機能付(フロントドア)LEDフロントフォグランプ6スピーカースピーカーサウンドシステムこれらの特別装備に関してはZS“煌(きらめき)3”においても同じものが装備されます。
理由3ヴォクシー ZS 煌(きらめき)Ⅱの価格が安い
ヴォクシー煌(きらめき)の販売価格はベースグレードZSの販売価格より81,490円のアップというお得な設定でしたし・、ZS 煌(きらめき)Ⅱでもお得な設定となっています。
先ずはベース車であるZSの価格を見てみると。
ヴォクシーZSの車両価格
ガソリンエンジンモデル
- FF 7人乗り 2,739,273円(消費税抜き2,536,364円)
- FF 8人乗り 2,708,837円(消費税抜き2,508,182円)
- 4WD 7人乗り 2,933,673円(消費税抜き2,716,364円)
- 4WD 8人乗り 2,903,237円(消費税抜き2,688,182円)
ハイブリッドモデル
- FF 7人乗り 3,229,200円(消費税抜き2,990,000円)
これに対してのZS ”煌(きらめき)Ⅱ”の販売価格とZSとの価格差となります。
ヴォクシー 特別仕様車 ZS 煌Ⅱ 価格
ガソリンエンジンモデル
- FF 7人乗り 2,830,680円(消費税抜き2,621,000円)ZSに+91,407円
- FF 8人乗り 2,800,440円(消費税抜き2,593,000円)ZSに+91,603円
- 4WD 7人乗り 3,025,080円(消費税抜き2,801,000円)ZSに+91,407円
- 4WD 8人乗り 2,994,840円(消費税抜き2,773,000円)ZSに+91,603円
ハイブリッドモデル
- FF 7人乗り 3,321,000円(消費税抜き3,075,000円)ZSに+91,800円
基本的にどのグレードにおいても約91,000円のアップとなってます。
オリジナル性を考えるとこの価格差は安いと言えるのではないでしょうか。
因みに寒冷地仕様(北海道地区メーカー希望小売価格)はガソリン車で+66,960円 、ハイブリッド車で+88,560円 を加算した価格となります。
ZS“煌(きらめき)3”でもほぼ同程度の価格差で発売になることが予想されます。これはお得で嬉しいですよね。
特別仕様車ZS“煌(きらめき)3”がおススメな理由
この様にマイナーチェンジ前の特別仕様車 ZS“煌(きらめき)2の時の比較から見てもヴォクシーでは煌(きらめき)シリーズは最強とも言えるグレードです。
特別仕様車ZS“煌(きらめき)3”も特別仕様車 ZS“煌(きらめき)2と同じ方向性で開発されることは間違いありませんから、同じくお得でおススメなモデルとなることは確実です。
特別仕様車 ZS“煌(きらめき)2との違いは、ボディーカラーと内装色に専用の新色が用意されて、ヘッドランプやサイドモール・アンダーグリルバーにメッキ加工が施されます。
これで価格差は10万円弱となるでしょうから、リセールバリューだけで元が取れるというか御つりが出ると思いますよ。
そして専用のボディーカラーに乗れるわけですから特別仕様車ZS“煌(きらめき)3”を選ばない理由はないと思います。
“煌(きらめき)3”の発売予定日は2017年12月となっています。
トヨタ新型ヴォクシーのフルモデルチェンジ情報
トヨタ新型ヴォクシーのフルモデルチェンジには2つの大きな目玉があります。
その1つがトヨタが開発中の次世代型エンジン:ダイナミックフォースエンジンが搭載されることです。
このエンジンは2017年の1月のデトロイトショーで発表された新型カムリにも搭載が予定されているエンジンでありトヨタのメインとなるエンジンの1つです。
カムリに搭載される予定のダイナミックフォースエンジンの予想スペックは下の通りです。
- ハイブリッドエンジン:直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン+2.5L用ハイブリッドシステム(THSⅡ)
- ガソリンエンジン:直列4気筒2.5L直噴ガソリンエンジン
- 最高出力:238ps/5600rpm 最大トルク:35.7kgm/4000rpm
- JC08モード燃費:18km/L
この2.5リッター直列4気筒エンジンは、直噴型のものであり熱効率に関しては世界トップレベルを実現することで高い燃費性能を誇り、更にドライビング性能の向上としてレスポンスやトルクを向上させたことで動力性能も同時に達成しているトヨタが考える次世代型グローバルエンジンの代表となる一基です。
ハイブリッドエンジンの注目の燃費は現行カムリのJC08モード燃費23.4km/Lでしたが、JC08モード燃費30km/L代に乗せてくるのでないかとも言われています。
子のカムリ向けのエンジンをミニバン向けにチューンして載せるか、2Ⅼにボアダウンして載せるのではないかと
そしてもう1つは衝突安全支援システム”Toyota Safety Sense P”トヨタセーフティーセンスPを標準装備します。
マイナーチェンジでは見送られたトヨタセーフティーセンスのバージョンアップがフルモデルチェンジでの目玉として登場します。車体が大きくなった新型カムリには自動ブレーキサポート衝突軽減システムの標準化は嬉しいですね。
ではトヨタ・セーフティ・センスPの代表的な機能を見ていきましょう。
1.プリクラッシュセーフティシステム(衝突回避と衝突時の被害軽減をサポート)
進路上の車をレーザーレーダーと単眼カメラで補足して衝突が予測されるケースにおいては、約15km/h~140km/hの車速域では警報を発して回避操作を推奨します。また約30km/h~80km/hで走行時にはブレーキを踏む場面では更に強力なブレーキが利くようにアシストが作動します。
2、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱による事故を未然に防ぐための装置)
レーンディパーチャーアラートは、道路上の車線をセンサーで把握して自社の走行位置を捕捉したうえで、ドライバー車線からそれてしまうような場面では、ブザーとディスプレイ表示による警報を発する機能です。
3、オートマチックハイビーム(夜間の歩行者などの早期発見に貢献する自動切り替えシステム)
ハイビームとロービームを自動で切り替えることで夜間の歩行者などの早期発見をサポートする機能です。
この2つの技術改革を軸としてヴォクシー・ノア・エスクアイヤのプラットフォームが形成されて、エクステリア・インテリアに関しては従来の3車のコンセプトを継承して造られることとなります。
車両価格に関しては基本的に現行モデルと同じレベルとなり出来る限り価格アップは抑えるようです。
これにはトヨタのミニバンのラインナップの問題がありエルグランド・ベルファイヤだけでなくエスティマという人気車種との住み分けをしておきたい思惑があります。
人気車種なだけにかなり気合の入ったモデルチェンジとなりそうです。期待しましょう。
トヨタ新型ヴォクシーのライバル車の動向
ヴォクシーは大変魅力的な車ですが、購入時には色々な車と比較検討するものですよね。割と比較されるライバルの車もモデルチェンジの予定があったりもします。
ライバルとして代表的な車は下の車種になります。
ホンダ新型ステップワゴン
ホンダのステップワゴンはこのジャンルの開拓者的な車種になります。最近は少し影が薄いのですが、現状を打開するためにハイブリッドエンジンを搭載予定のビッグマイナーチェンジが予定されています。
背水の陣だけにホンダの本気が感じる楽しみなモデルです。
ホンダ新型ステップワゴンが異例のモデルチェンジでハイブリッド搭載!
ミツビシ新型デリカ
燃費の不正問題があり停滞していたミツビシが再始動しました。その中でもデリカD:5は根強いファンがいるモデルですからミツビシとしても総力を注いで開発しているモデルです。
新しいミツビシをこのモデルで示してもらいたいものです。
2017年フルモデルチェンジするミツビシ新型デリカD:5の詳細内容!
トヨタ新型ノア
なんだかんだ言っても、やはりヴォクシーを買う時に比較検討する1番のモデルは兄弟車種であるノアなのかもしれません。
ヴォクシーはクールで都会的で、ノアは暖かく家庭的なイメージなので自分のイメージを重ねて選ぶことになるのでしょうね。ノアに関しては下の記事で書きましたので、どちらが自分の好みの車か考えてみましょう。
トヨタ新型ノアの歴史とモデルチェンジ予定そして特別仕様車W×Bとは?
トヨタ新型ヴォクシーのモデルチェンジ最新情報のまとめ
どうでしたか?マイナーチェンジが施された新型ヴォクシーのは本当に魅力十分なモデルですよね。
ボディーカラーに関しては、基本的に拘りがない様であれば、ZS ”煌(きらめき)Ⅱ”の専用カラーだったブラッキッシュアゲハガラス フレークを選ばれることをおススメします。
メーカーオプションのボディーカラーのために32,400円程高くはなりますが、ヴォクシーのコンセプトを体現した様なボディーカラーであり他の装飾とも相性は高く大人の車という雰囲気のあるモデルです。
しかも今のトヨタがプレミアムカラーとして力を入れているアゲハカラーですし、ダーク系でもあるので下取り価格の際には大きな差となって還元されると思いますよ。
コーティングもされているので日常のワックス掛けも比較的簡単に済むカラーだということも嬉しいですしね。
特にこのアゲハカラーは写真では伝わらないボディーカラーですから、ぜひ実際にご自身の目でその奥深い色合いを見て下さいね。塗装の質が高いトヨタの真骨頂のカラーだと思います。
本文で書いたようにZS ”煌(きらめき)シリーズ”は非常に魅力的なモデルなのですが、現在は設定がなく恐らく発売は2018年の夏となる予定です。
そこまで待つのか、ここで新型ヴォクシーを買うか、どちらを選んでも後悔はしないモデルなのは間違いないでしょう。
あっ!ディーラーに行く前に真剣に車の買い替えを考えている人は⇩の記事も読んでおいて下さい。新車を買う時に安く買うには値引きよりも大切なことがあるんです。興味のある人は知っておいて損のない情報になりますので。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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