トヨタ新型カローラハッチバッグの凄い性能!打倒ゴルフGTI

トヨタ新型カローラハッチバッグGTIターボの予想スペック

現在のカローラはセダンタイプのアクシオとステーションワゴンのフィールダーの2種類のボディータイプが売られています。

そのカローラも2018年にはフルモデルチェンジを迎え12代目となる新型が発売となります。

その新型カローラには3番目のボディ形状となる5ドアハッチバックがラインナップされ然もカローラのフランクシップモデルとしてターボエンジンを積んだカローラ5ドアハッチバックGTIターボが発売となる予定です。

この名前を聞いても分かる様にこのカローラハッチバックは、世界のCセグメントの車の基準ともいわれるフォルクスワーゲンのゴルフに正面から対抗したモデルとなります。

そしてGTIターボはそのトップグレードとなるスポーティーモデルのゴルフGTIの対抗モデルというわけです。

今回はそんな意欲作となるトヨタ新型カローラハッチバックの予想スペックと戦略を見ていきたいと思います。

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実は今もカローラハッチバッグは売っている???

12代目カローラではハッチバックがニューモデルとして発売になるようですが、実は現在でもカローラハッチバックは販売しています。

そのモデルこそがオーリスです。オーリスは日本ではあまり存在感がありませんが、ハッチバックの人気の高いヨーロッパでは常に販売上位となるモデルです。

そして元々はカローラの派生車種として始まったモデルが独立をしてカローラの名前を外して販売している車です。

ただしオーリスはコンセプト的にも走りを売りにしたモデルというよりは、スタイリッシュなオシャレなモデルとして少しニッチなマーケットをターゲットにしたものです。

今回のカローラに5ドアハッチバックが出来るということにより、オーリスは名前を廃止にしてカローラに統合するか、もしくはオーリスは別ブランドとして販売を継続するのか、気になるとことですがハッキリしていません。

ただカローラハッチバックとはコンセプトは明確で激戦区であるCセグメントにおいてゴルフと明確に対抗するモデルとして足腰の強いモデルを開発したということになります。

しかも長い歴史を持つゴルフのブランドの中でもスポーツモデルとして名が通っているGTIに明確に対抗するモデルをカローラハッチバックにも用意します。

大衆車としては2台トップともいえるトヨタのカローラとフォルクスワーゲンのゴルフですから、5ドアハッチバックでもガッチリ四つの戦いをトヨタが仕掛けるということになるわけです。

では、そのライバルのゴルフも少し見てみましょう。

ゴルフGTI

フォルクスワーゲンのゴルフはCセグメントのハッチバックモデルであり、世界における総生産台数車種別ランキングでは第2位となるモデルです。

そしてその第一位こそトヨタのカローラでもあります。

ゴルフは世界の大衆車の基準とも呼ばれ非常に完成度の高い車です。

初代モデルのゴルフ1は、1974年に発売となりフロントエンジンフロントドライブのFF公式を採用し効率的なパッケージングにより小型なボディながら快適な室内空間を実現しただけではなく横置きをしたエンジンにより力強くきびきびした運動性能実現しました。

そしてコストパフォーマンスが高いことやジウジアーロのデザインということもあり世界中でヒットを記録したモデルとなりました。

現在は7代目となるゴルフVII まで進化していますが、今でも世界の基準であることには変わらないという驚異のモデルです。

そしてゴルフの中でもスポーツモデルとして有名なのがGTIと名付けられたグレードです。

GTIとはグランドツーリングインジェクションの略で運動性能を向上させるためにチューンされた足回りとひとクラス上のパワーを持つエンジンが搭載されているモデルです。

GTIはゴルフ1の時代から必ず設定されているスポーツグレードであり、モータージャーナリストを唸らせる性能を持つモデルでもあります。

オーリス

オーリスは事実上のカローラハッチバックでありヨーロッパをしたいとして販売されているモデルです。

ボディー形状は5ドアハッチバックとステーションワゴンの2タイプがあり日本でこそあまり人気がありませんが、ヨーロッパやオーストラリアなどでは非常に人気の高いモデルです。

イメージ的には車の基本性能が高いという事ではなく、スマートでおしゃれなイメージのモデルです。

カローラから独立することでこのイメージを定着させることに成功したと言えます。

今回カローラに5ドアハッチバックができることでオーリスが廃止となるという話も予想されているのですが、私は個人的にはまだ不透明だと思っています。

オーリスはカローラハッチバッグとは別の車種としてヨーロッパなどでは販売する可能性があると思っています。

カローラランクス・アレックス

初代 E120H型 販売期間2001年-2006年

オーリスの前モデルはカローラの派生車種であったランクスとアレックスになります。

コンセプト的にはこのときすでにオーリスに近いものとなっていますが、カローラという大衆色の強い名前もあり少し中途半端なモデルとなっていました。

ランクスとアレックスを一代限りで廃止してコンセプトを更に純化させたオーリスへとバトンタッチすることになりました。

トヨタ・カローラFX

初代 AE80/AE81/AE82/CE80/EE80型 販売期間1984年-1987年

2代目 EE90/AE91/AE92型  販売期間1987年-1992年

3代目  AE101型  販売期間1992年-1995年

実はランクスとアレックスの前はカローラFXという名前で、3ドアと5ドアのハッチバックを販売していました。

3代目の頃にはオーリスに近いコンセプトとなっていましたが、初代のカローラFXは正にこれから登場するカローラの新型5ドアハッチバックのコンセプトそのままだと言えます。

初代カローラFXの時代は同じカローラファミリーに名車のAE86がラインナップされていました。

AE86がFRの走りを売りにしたのに対して、カローラFX はFFではありましたが、スポーツグレードのGTではAE86と同じ4AGのエンジンを積み軽い車重を武器に実際の速さはAE86以上という実力でした 。

この初代カローラFXのGTの再現がカローラ新型5ドアハッチバックGTIターボと言えるでしょう。

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2017.09.08

新型カローラハッチバッグGTIターボの予想基本スペック

では新型カローラハッチバックの予想スペックを見ていこうと思うのですが、このモデルは通常のグレードとGTIターボのスポーツグレードの2種類に大きく分かれます。

特にGTIターボは通常ラインナップモデルとなるのか、限定モデルとしての発売となるかまだ明確でない点もあります。

その方向性により生産に関しても違いが出てくるとは思うのですが、基本的にはトヨタが進めている統一スポーツブランドであるGRMN と同じラインでの生産となる可能性が高く、おそらくトヨタGAZOO Racingが手がけるモデルとして発売になると思われます。

トヨタGAZOO Racingのモデルとして登場する代表的なモノには、東京オートサロンに出展されたコンセプトカー”ヴィッツTGR”と” アクアTGR”は2017年の秋に発売予定です。

このモデルは現在トヨタが参戦しているWRC のヤリスのノウハウを持って開発されている限定モデルとなります。

この様なモデル販売を通してトヨタとしてもスポーツモデルのイメージをPRしていきたいと考えているようです。

カローラハッチバックGTIに関しても、この一連の流れから生み出されてきたスポーツグレードということになります。

新型カローラハッチバッグGTIターボのエクステリアデザイン

エクステリアデザインは、あくまでカローラセダンとステーションワゴンと共通のフロントマスク・サイドラインのものとなります。

これはカローラファミリーの中の1台ということを今回は強く打ち出したものとなるからです。

下の写真は海外のスパイショットと言われる発売前モデルの走行テスト中の写真です。

新型オーリスもしくはカローラ5ドアハッチバックであると予想されているモデルで、ダミーが施されているのでイメージが湧きにくいのですが、全体のシルエットは現在のオーリスの流れるような美しいラインではないためにカローラハッチバックの可能性が高い思割れています。 出典 https://www.autoevolution.com

新型カローラハッチバッグGTIターボのプラットフォーム

TNGA-Cプラットフォーム

プラットフォームはプリウスで初採用となったトヨタのスタンダードプラットフォームとなるTNGAのC プラットホームが採用となります。

TNGAと言えばトヨタが次世代型プラットホームとして開発した最新のプラットフォームで、ミドルクラスだけでなくコンパクトカーやラージクラスにも対応可能なフレキシブル設計となっています。

その特徴は低重心であること、高剛性を実現していること、軽量化により運動性能や燃費を追求していること、最新の電子プラットフォームであること、そしてコストパフォーマンスが高いこと、これらをすべて実現したプラットホームになります。

現在随時新型への切り替え時に切り替えが行われていて、2020年にはトヨタの販売車種の半分はTNGAプラットホームを使用したモデルとなる予定です。

そしてカローラとカローラ5ドアハッチバックにも採用されます。

新型カローラハッチバッグGTIターボのボディーサイズ

全長 4300mm x 全幅 1800mm x 全高 1480mm

ホイールベース  2700mm

ボディサイズに関しては12世代モデルのカローラシリーズ全てのモデルが3ナンバーサイズとなります。

これによりホイールベースも広がるので室内空間に関しては歴代カローラの中でも最大のものとなる予定です。

新型カローラハッチバッグGTIターボの搭載エンジン

カローラハッチバックでも他のカローラと同じように通常モデルには3つのエンジンがラインナップされます。

ダウンサイジングターボとなる1.2リッターの直列4気筒エンジン、スタンダードエンジンの1.5リッター直列4気筒自然吸気エンジン、そしてこの直列4気筒の1NZ FE 型エンジンにモーターを装着したハイブリッドエンジンになります。

基本的にはハッチバックモデルでも、この3つのエンジンが搭載される予定です。

8NR-FTS型エンジン

  • 1.2リッターDOHC直列4気筒ターボ 
  • 最高出力 116ps/5200-5600回転 最大トルク 18.9kg.m/1500-4000回転

1NZ-FE型エンジン 

  • 1.5リッターDOHC直列4気筒
  •  109ps/6000回転   13.9kg.m/4400回転 

1NZ-FE型+モーター 

  • 1.5リッターDOHC直列4気筒 74ps/4800回転 11.3kg.m/3600-4400回転
  • モーター – 1LM モーター最高出力 61ps モーター最大トルク 17.2kg.m

ただカローラハッチバックの中のトップグレードとなり、カローラシリーズのフラッグシップとなるGTIターボに関しては別のエンジンが搭載されます。

それはトヨタの最新エンジンである8AR-FTS型のターボエンジンとなり、排気量は2リッターで、最高出力260馬力最大トルクは36.5kgmという大パワー・大トルクのエンジンを搭載します。

これは現在のクラウンのアスリートに搭載しているエンジンを更に強化したものです。

それをコンパクトカーであるカローラに搭載するということですから、その性能に期待するなというほうが無理ですよね。

  • エンジン:8AR-FTS改 直4DOHCターボ 排気量:1998cc
  • 最高出力:260ps/5200-5800rpm 最大トルク:36.5kgm/1800-4400rpm

新型カローラハッチバッグGTIターボのトランスミッション

CVT & マニュアルミッション

トランスミッションはCVTとマニュアルミッションが用意されます。

スタンダードエンジンとハイブリッドエンジンはCVTとの組み合わせとなり、ダウンサイジングターボにはCVTとマニュアルミッションとなります。

そしてGTIターボにはマニアルミッションが搭載予定です。

新型カローラハッチバッグGTIターボの駆動方式

FF & 4WD

駆動方式はフロントエンジンフロント駆動のFFと4WDの2種類となります。

1.2リッターのダウンサイジングターボはFFと4WDの2つのラインナップとなり、ハイブリッドモデルはFFのみとなります。そしてGTIターボなのですが、これが私の予想を裏切り4WDではなくFF のみという話です。

しかしこれだけの大パワーをFF受け止めるのは難しい面がありますから、情報が間違っていて実は4WDではないのかと今もいぶかしげに思っています。

新型カローラハッチバッグGTIターボの最新技術の装備

当然の話ですがトヨタの最新の事故予防システムであるToyota Safety Sense Pも搭載されます。

下の動画は何度クルーザーに搭載されたトヨタセーフティセンスP の昨日紹介になります。基本的にはこれと同じ機能が搭載されることになります。

新型カローラハッチバッグGTIターボの発売時期

ハッチバックの発売時期ですが、カローラのフルモデルチェンジのラインナップとして発表される予定です。

発売の時期に関しては2018年となるでしょう。

コンセプトモデルの発表は2017年の9月のフランクフルトモーターショーか10月の東京モーターショーとなると予想されていたのですが、展示はありませんでした。

これにより2018年3月のジュネーブモーターショーで市販モデルの発表がされるのではないかと思われます。

そこから遅れること数ヶ月で遂に販売となる流れです。

事実的にこのモデルでグローバルスタンダードモデルへと復帰しますので、基本的にはワールドプレミアムモデルが世界の全ての国で発売になることになります。

そうなると2年間ぐらいを掛けて各国でモデルチェンジが行われていくことになるでしょう。

新型カローラハッチバッグGTIターボの予想価格

車両販売価格は通常のハッチバックモデルが250万前後からのスタートとなり、GTIターボは350万円から400万円程度の金額となると予想します。

これは同じエンジンを積むクラウンはアスリートが500万円以上することを考えるとある意味かなりのお値打ち価格とも言えますよね。

このモデルに関してはトヨタというブランドの若返りを目指してスポーツ性能を売りにしている宣伝的な意味もある戦略カーなので、新規マーケット開拓を第一にめざし利益追求を優先したモデルでないがゆえに実現できる価格設定と言えます。

そのような点からコストパフォーマンスに優れたモデルとなることは確実です。

トヨタ新型カローラハッチバッグターボのまとめ

今回のカローラハッチバックの登場は少し予想外のことでした。

日本ではオーリスはそれほど人気はありませんが、ヨーロッパなどの海外では人気モデルでありコンセプトも成功したモデルだと考えられていたからです。

Cセグメントクラスの5ドアハッチバックというのは世界的な激戦区であるだけでなく、絶対王者のゴルフが君臨している非常に難しいマーケットです。

オーリスはゴルフとは少し趣を異なるコンセプトにすることで、その地位を確立していました。

しかし今度のカローラハッチバックは、そのゴルフと正面から戦うモデルとなります。

非常に巧妙な戦略をとるトヨタが、このような手法をとること自体少し驚きなのですが、それが根拠のある自信なのか驕りなのか、来年には分かることになります。

しかもカローラハッチバックGTIターボは最新の2リッターエンジンを積んで最高出力260馬力ですから、最近は少なくなったなかなかのホットモデルです。

これをトヨタがどのような走りに仕上げてくるのか非常に楽しみですね。

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