ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のモデルチェンジの内容とは?
2011年11月30日に発売されたホンダのN-BOX(エヌボックス)は全国軽自動車連合が統計を出す販売ランキングの1位が定位置と言えるほどの人気車種となりました。
この人気は本物でエコカー補助金が終了しても変わりはありませんでした。
確かにホンダも力を入れて開発したNシリーズだとは思うのですが、ハッキリ言ってここまで売れるとは思っていなかったと思います。
どの業界でもそうですがビッグヒットをした商品のフルモデルチェンジは本当に難しいものになります。実はホンダは新型モデルでヒットを出すのが得意なメーカーなのですが、そのモデルを上手くモデルチェンジするのは余り上手くいった例が少ないんです。
そのホンダの歴史からも大ヒットしたNシリーズのフルモデルチェンジはどうなるか注目を集めていました。
そして新型モデルは遂に2017年8月31日となりました。
2代目となる新型N-BOX(エヌボックス)はいったいどのようなものになるのでしょうか?
ホンダ初代N-BOX(エヌボックス)の人気の理由とは?
ホンダN-BOXシリーズは、2011年の東京モーターショーで4タイプの市販予定モデルのコンセプトモデル:Nコンセプトとして初お披露目されました。その後市販化の販売が開始されてN-BOX(エヌボックス)を封切にN-ONE、N-WGN、N-BOX+、N-BOXスラッシュと矢継ぎばやに投入されました。
どのモデルも人気が出ましたが、その中でもN-BOX(エヌボックス)は想像以上で軽自動車ながらホンダの販売する全車種の中でも最も重要な車種になったと言えます。
では初代N-BOX(エヌボックス)は、なぜここまで人気が出たのでしょうか?
実はN-BOX(エヌボックス)では自動車業界では珍しい試みがされていました。それは多くの企画を成功させてきた社外のクリエイティブディレクター佐藤可士和に参画してもらうことでした。
今や時代の寵児として騒がれていますから、皆さんもご存知の人も多いと思います。結果としてこのN-BOX(エヌボックス)も彼の成功した1例と紹介されています。
佐藤可士和アートディレクター/クリエイティブディレクター1965年東京生。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年クリエイティブスタジオ「サムライ」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発、デザインコンサルティングまで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエーター。出典 http://kashiwasato.com/profile
佐藤可士和氏の他の有名な仕事と言えば、先ずはユニクロのロゴを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そしてこのドコモの携帯のデザインでも話題になり古くなっても愛用し続けるファンがいましたね。 商品のポスターなども考え込まれています。
スーツカンパニーに関しては、このブランドの全てを考えたそうです。 そしてN-BOX(エヌボックス)のポスターです。
ニュー ネクスト ニッポン ノリモノ のキャッチコピーのCMのフレーズがやけに耳に残るもので見事な仕事だなぁと感心したことを鮮明に憶えています。
佐藤可士和氏がN-BOX(エヌボックス)をプロデュースしたことは大きかったと思います。ハッキリ言えば彼が請け負っただけでも宣伝効果がありましたし、多くの人がN-BOX(エヌボックス)に期待と好印象を持ったのも事実だと思います。
このことがヒットの起爆剤の1つになったことは間違いないでしょう。
佐藤可士和氏の仕事ぶりに関してはこの動画でも良く分かると思います。
では佐藤可士和氏の優れたプロデュースにより優れた自動車が生まれたことが大ヒットの理由なのでしょうか?
ハッキリ言えば私の感覚としてはN-BOX(エヌボックス)の大ヒットには大きな理由がないように思います。
それは様々な要因が重なった結果で、つまり佐藤可士和という強いネームバリューの参画による話題性とプロデュース力、ヤンキー文化を取り入れた企画力、軽自動車の中でのホンダのネームバリュー、高性能なホンダエンジンと広い居住空間、多くの要素が重なったことによる化学反応ではないでしょうか?
ホンダの2代目新型N-BOXの概要
N-BOX(エヌボックス)と車名が付くモデルは3種類あります。N-BOX(エヌボックス)・N-BOX SLADSH(エヌボックス スラッシュ)・N-BOX+(エヌ-ボックス プラス)です。
N-BOX(エヌボックス)カスタムに関しては、別モデルということではなくあくまでN-BOX(エヌボックス)の中の1つのグレードという扱いなのでカウントされません。
2017年8月発売 現行車種
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)の基本スペック
- ボディーサイズ:全長3.395m×全幅1.475m×全高1.790m
- 室内空間:室内長2180mm×室内幅1350mm×室内高1400mm
- ホイールベース:2,520mm
- 車両重量 :930kg
- トランスミッション: CVT 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)
- 駆動方式 FF・4DW
- エンジン:0.66Lターボエンジン
- 最高出力 47kW(64PS)/6,000 (kW[PS]/rpm) 最高トルク 104N・m(10.6kgf・m)/2,600(N・m[kgf・m]/rpm)
- エンジン:0.66L自然吸気エンジン
- 最高出力 45kW(58PS)/7,300 (kW[PS]/rpm) 最高トルク 65N・m(6.6kgf・m)/4,800(N・m[kgf・m]/rpm)
ホンダが生産するトール型スーパーハイトワゴンで本気で軽自動車を考えたと言われるNシリーズの1車種になります。
室内空間を最大にするために多くの最新技術と思想が組み込まれていて、エンジンは”ミニマムエンジンルーム”という考え方をもとに70mm前方に短くすることで室内幅を広くして、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトとNシリーズ共通プラットフォームの組み合わせにより、クラスで最も低い超低床フロアとなっています。
これにより軽自動車としては驚くべき室内空間の広さを誇ります。
またエンジンもホンダの軽自動車としては4バルブ方式のDOHCエンジンを初採用し、トランスミッションもCVT(無段変速機)を、また横滑り防止装置、坂道発進補助装置といった最新技術を軽自動車で初採用してホンダの本気が伝わるモデルとなっています。
基本的に今回のフルモデルチェンジに関してはキープコンセプトになります。現行のN-BOX(エヌボックス)は大ヒット車種ですからね、当然の流れだと思います。
トールワゴンであるN-BOX(エヌボックス)の本来のウリであった室内空間は、プラットフォームが同じということもあり現行車種が優秀なだけに、これ以上の改善は難しいと考えられています。まぁそれほど現行のN-BOX(エヌボックス)の室内空間が驚異的ということですね。
そのために、2代目となる新型N-BOX(エヌボックス)の開発のテーマは4つとなっています。
1.ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のデザインの変更
新型N-BOX(エヌボックス)では、現行と同じ流れでスタンダードなN-BOX(エヌボックス)とエヌボックス・カスタムの2種類になります。
スタンダードなN-BOX(エヌボックス)に関しては、シンプルなオシャレさをこのまま残すことになり大幅な変更は行われません。
先ずは新型N-BOX(エヌボックス)のデザインを見ていきましょう。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のデザイン
シンプルなイメージのデザインは現行のN-BOX(エヌボックス)と同じですが、フロンのライトには丸形のライトが設置されてその形状を印象付けるように周りにはイカリングのライトがあります。
工業デザインとしてレベルの高い仕事をしていると思います。
シンプルイズベストが表現された優秀なデザインです。ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のボディーカラー
ボディーカラーは全14色となり、4色の2トーンルーフカラーとなります。ポップで明るいボディーカラーが多くあり女性から好まれそうな可愛らしさがありますね。
- プレミアムホワイト・パール Ⅱ
- ルナシルバー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムピンク・パール
- プレミアムアイボリー・パール
- プレミアムアガッドブラウン・パール
- プレミアムイエロー・パールⅡ
- ブリリアントスポーティーブルー・メタリック
- モーニングミストブルー・メタリック
- ブリティッシュグリーン・パール
- プレミアムピンク・パール&ホワイト
- プレミアムアガッドブラウン・パール&ホワイト
- プレミアムイエロー・パールⅡ&ホワイト
- プレミアムアイボリー・パール&ブラウン
プレミアムピンク・パールの単色カラー 2トーンカラーのプレミアムイエロー・パールⅡ&ホワイト インテリアもシンプルながら使い勝手が考慮された無印良品の様なコンセプトのモノとなっています。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)カスタムのデザイン
エヌボックス・カスタムのデザインは、ちょいワルを意識したデザインでメッキを多様し上の下グリルを一体化したインパクトの強いデザインになります。更に若者を意識したLEDを多用してLEDイルミネーションランプやLEDラインイルミネーションをグリルやフロントバンパーに埋め込んでいますね。
エヌボックスとは正反対のこのスタイルは嫌がる人もいるとは思うのですが、現実的には好む人も多くいて売り上げに貢献しました。
それぞれの個性となり好きな方をユーザーが選べるということになっています。 ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)カスタムのボディーカラー
N-BOX(エヌボックス)カスタムのボディーカラーは全12色で2トーンカラーは5色用意されています。
デザインに合わせてアクの強いボディーカラーが多いラインナップとなっています。
- プレミアムホワイト・パール Ⅱ
- ルナシルバー・メタリック
- シャイニンググレー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール
- ブリリアントスポーティーブルー・メタリック
- プレミアムベルベットパープル・パール
- プレミアムホワイト・パール Ⅱ&ブラック
- ミラノレッド&ブラック
- ブリリアントスポーティーブルー・メタリック&ブラック
- プレミアムグラマラスブロンズ・パール&シルバー
- クリスタルブラック・パール&ミラノレッド
これは単色のボディーカラーとなるプレミアムグラマラスブロンズ・パールです。こちらは2トーンルーフのクリスタルブラック・パール&ミラノレッドです。ルーフカラーがレッドというのはこの組み合わせのみです。
インテリアはデザインはN-BOX(エヌボックス)と基本的に共通なのですが、そのカラーと素材でここまでイメージを変えたものと強いてきています。
ここまでイメージの違いを出せるとは、見事としか言いようがありません。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)燃費の改善
エンジンも直列3気筒の660ccなのは変わりませんが、実は新開発エンジンに変わりました。ロングストローク型へと変更されただけでなく可変バルブタイミングのVTECを軽自動車のエンジンに初採用しました。
更にターボにも電動ウェイストゲート機構を採用して性能の向上を図っています。
従来のS07型エンジンでも非常にスムーズに回りパワーも出ていた評判が良かったのですが、それでも新型エンジンに切り替えてきたところにホンダの並々ならぬ情熱を感じます。
しかし問題となるのは燃費です。
残念ながら先代モデルは燃費に関しては優秀と言い難かったのが事実です。ライバルのトールワゴンで燃費を比較してみると、1位スズキ・スペーシア:32km/L、2位ダイハツ・タント28km/L、3位ニッサン・デイズルークス26.2km/Lとなり、先代のN-BOXの25.6km/Lは最下位でした。
まぁニッサン・デイズルークスに関してはミツビシの不正の賜物だったので、繰上りでN-BOX(エヌボックス)は3位になりましたけどね。
この最大のウィークポイントを改善すべく燃焼効率や冷却装置などS07型エンジンのパーツ1つ1つから見直し改善に取り組みました。
その血の吐くような努力の結果は、新型N-BOX(エヌボックス)はJC08モード27.0km/Lです。
、、、、、、ん?
そうなんです、現行の1位スズキ・スペーシアの32km/Lにはまだ及ばないんです。これはそれだけスズキの燃費技術が優れているというエピソードになりますね。
ただし燃費に関しては2016年の燃費不正問題からカタログに記載される数字と実際にユーザーが計測する数字の乖離が社会問題となった為にメーカーが自主的に実燃費に近い厳しい数字をカタログ燃費としている傾向があります。
そう考えると新型N-BOX(エヌボックス)の燃費数字は何とも言えないところがあるんですよね。各メーカーの全てのモデルが2017年以降にフルモデルチェンジすれば比較できるのですが。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)安全装備の充実
安全装備に関しても新型N-BOX(エヌボックス)には当然ホンダセンシングが搭載されます。
その主な機能は下記の7つのものが追加されます。
- 車線維持支援システム
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 標識認識機能
- アクティブクルーズコントロール
- 先行車発進お知らせ機能
これにより最先端の先進安全技術が搭載されることになりました。しかもホンダセンシングを全グレードで標準装備とします。
新プラットフォームの採用
先代N-BOX(エヌボックス)のプラットフォームはNプラットフォームと呼ばれるNシリーズ用に新開発されたものでした。
これをわずか5年で新型プラットフォームに切り替える異例の理由は軽量化です。軽量化されたプラットフォームを採用することの目的はN-BOX(エヌボックス)の唯一とも言っていい弱点の燃費を向上させるためです。
更に軽自動車だからという概念を捨てた室内の快適性を実現するための室内空間の拡大と静寂性の向上をするためにプラットフォームを一から設計しなおしたということです。
この努力により約80kgの軽量化に成功しています。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)の車両価格
新型N-BOX(エヌボックス)の車両価格は下の様になりました。
- G Honda SENSING(FF/CVT):138万5640円
- G Honda SENSING(4WD/CVT):151万6320円
- G・L Honda SENSING(FF/CVT):149万9040円
- G・L Honda SENSING(4WD/CVT):162万9720円
- G・L ターボ Honda SENSING(FF/CVT):169万5600円
- G・L ターボ Honda SENSING(4WD/CVT):182万6280円
- G・EX Honda SENSING(FF/CVT):159万6240円
- G・EX Honda SENSING(4WD/CVT):172万6920円
- G・EX ターボ Honda SENSING(FF/CVT):174万9600円
先代はN-BOXの価格帯は1,198,000円~1,809,400円、N-BOXカスタムの価格帯は1,480,000円~1,939,400円でした。
新型ではホンダセンシングを標準装備化されましたから、その分上乗せさせた価格となったと言えます。
ただN-BOX(エヌボックス)の軽自動車のスーパーハイトワゴンというジャンルは激戦区であり、しかも車種別年間売り上げ台数で日本1を狙うモデルだけにこの車両価格設定がどう販売数に影響するのかはこれからですね。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)の関連動画
まだ発売から間もないので動画に関しては多くはありません。
下の動画はホンダの新型N-BOX(エヌボックス)の発表会の中継になります。
グーネットさんは発売前の8月30日に既に新型レポートをアップされています。
個人のユーチューバーさんでも動画をアップされている仕事の速い方がいます。
ホンダNシリーズとは?
Nシリーズは全て共通のプラットフォームを待つのですが、コンセプトやターゲットにより幅広く異なる仕様のモデルを誕生させています。
ホンダが本気で作った軽自動車のNシリーズは現在販売しているモデルは5種類あります。
それぞれにコンセプトが異なりますので、N-BOX(エヌ-ボックス)以外のNシリーズのモデルを見ていこうと思います。
N-WGN(エヌ-ワゴン)
N-WGN(エヌ-ワゴン)はNシリーズの中のハイトワゴンです。
下の記事ではN-WGN(エヌ-ワゴン)に関して記載しています。
ホンダのエヌワゴン&N-WGNカスタムが新型へモデルチェンジして第2世代へ
https://youtu.be/shu6wCVCQ5w
N-BOX+(エヌ-ボックス プラス)
ホンダN-BOX+(エヌボックスプラス)は、積載性に特化した内装を変更したモデルです。
ホンダN-BOX SLADSH(エヌボックス スラッシュ)
2014年12月発売 現行車種ルーフを100mm低くすることでリアに傾斜するルーフラインを造り出しウインドウラインとのバランスを取り直しNBOXのハイトワゴン的な背の高いスタイルを一変させよりスタイリッシュでオシャレな車となる様にデザインしなをされたモデルです。
そのために外観も2トーンルーフを採用したり色鮮やかな内装を施したりとより若いユーザーにも受け入れてもらえるように変更されています。
N-ONE(エヌ-ワン)
エクステリアデザインを重視した現代版N360といった車がN-ONEです。
でも、N-ONE(エヌ-ワン)に関しては、4ドアでなくて2ドアの方が良かったんじゃないかと思うのは私だけじゃないですよね?
詳しくは下の記事に書いてあります。
ホンダN-ONE(エヌワン)のスペック内容と新型のモデルチェンジ情報と方向性
https://youtu.be/UwQnHnjXwuA
N-VAN 発売予定
ホンダの軽自動車のミニバンであるバモスとアクティーも次のフルモデルチェンジでNシリーズ入りとなりN-VANへと生まれ変わります。好調のNシリーズがさらに充実することになります。
下の記事で詳しく書きましたので興味があれば読んでみて下さい。
ホンダが新型N‐VAN:エヌバンを発売!バモス・アクティのモデルチェンジの後継車
https://youtu.be/jSvPn8inF0M
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のモデルチェンジ情報
流石にフルモデルチェンジしたばかりですから現在は情報がありません。
これから更新していきたいと思います。
この他の新型N-BOX(エヌボックス)に関する情報で言えば、N-BOXスラッシュはNシリーズから外されるようでフルモデルチェンジ時で廃止となります。
ボディー関係で言えばライバルの強力な武器であるピラーレス化に関しては検討されたようですが、現在のプラットフォームでは補強が必要となり重量がかさむ為に燃費に悪影響が出てしまい、燃費とピラーレスで重要性を比較した結果ピラーレス化は諦め燃費向上に努めることとなったようです。
燃費の問題は現行のNシリーズの唯一とも言って良い弱点であり、新型では燃費の向上が最重要課題ですからね。
先ずは燃費を何よりも優先することは当然の選択でしょう。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のライバル車種の動向
ホンダのN-BOX(エヌボックス)は現在は抜群の人気を誇りますが、軽自動車ではダイハツとスズキが鎬を削る2大メーカーとして長年争ってきたマーケットでもあります。この軽自動車を知り尽くした2大メーカーがホンダの本気にいつまでも手を拱いているとは思えません。
各メーカーのライバルとなる軽自動車はどの様な動向なのでしょうか?
ダイハツ新型ムーヴ
N-BOX(エヌボックス)とはハイトワゴンとスーパーハイトワゴンという細かいジャンルは異なりますが、軽自動車での売り上げを考えるとライバルの一台なのは間違いないのがムーヴです。
ダイハツが最も力を入れている一台です。
ダイハツ新型ムーヴのモデルチェンジする未来は?その歴史から予測する
ダイハツ新型タント
2018年にはフルモデルチェンジがあり、全ての面で新型N-BOX(エヌボックス)を上回ってくることでしょう。
究極のトールワゴンへ!ダイハツ新型タントのモデルチェンジは2018年!?
スズキ新型ワゴンR
スズキのワゴンRは、フルモデルチェンジにより多くを改良してきました。
スズキはこの新型ワゴンRで王者の名を本気で取り戻つもりだったと思います。
新型ワゴンRが2017年にフルモデルチェンジ!その内容が凄い
ダイハツ新型ミライース
ダイハツは2017年に軽自動車であるミライースをフルモデルチェンジしました。ミライースはハイト型ワゴンではありませんが、経済性においては軽ナンバー1を目的とするモデルです。
積載性などではN-BOX(エヌボックス)とは争うべき土俵にいませんが、軽自動車で最も優れた燃費となればN-BOX(エヌボックス)と購入を検討されるケースがあるのは予想されるモデルです。
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)のモデルチェンジのまとめ
ホンダ新型N-BOX(エヌボックス)はキープコンセプトの上で欠点を潰して完成度を上げたモデルとなりました。
これって簡単なようで非常に難しいことなんですよね。
人には飽きも来ますから飽きさせないための工夫が施されるのですが、大きな変更をせずに手を入れると完成度が高い車の場合絶妙なバランスが崩れてしまうからです。
先代N-BOX(エヌボックス)は大ヒット車種ですから、どのようにメーカーが料理してくるのかが楽しみでした。
昔スズキのワゴンRがヒットした後に同じようにキープコンセプトで難しいモデルチェンジを行いましたが、ワゴンRの場合はヒットした要素が明確でした。
しかしホンダN-BOX(エヌボックス)に関してはその要素も複雑なために本当に困難なフルモデルチェンジだったと思います。
その中で子の完成度のモデルですからね、ここでホンダの底力を見せてきましたね。
この新型N-BOX(エヌボックス)なら成功することは間違いないでしょう。
N-BOX(エヌボックス)などの新車を買うことを考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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