ホンダ新型シャトルのマイナーチェンジの内容!と噂のRS
ホンダが販売する5ナンバーサイズのステーションワゴンのシャトルは、そのスタイリシュなデザインと利便性の高さから人気があります。
2015年に発売されたシャトルですが、2017年9月15日に初のモデルチェンが行われました。
モデルチェンジといってもフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジになります。
今でも人気があるシャトルですが、新型となるマイナーチェンジ後のその内容はどの様なモノとなるのでしょうか?
今回はシャトルのその歴史と共に新型シャトルの内容の最新情報を見ていこうと思います。
ホンダ・シャトルの少し複雑な歴史
ホンダのシャトルというと私の年代の人はシビック・シャトルを連想する人も多いのではないのでしょうか?
今の人でもシャトル単体のネームではなくやはり、冠名アリのフィット・シャトルだと思っている人もまだいると思います。
実はシャトルという車名はホンダの拘りの名前で歴史があったりもするんです。今回はそのシャトルの歴史も見てみましょう。
それでは現行モデルから遡る形で古いモデルへと見ていきましょう。
ホンダ現行シャトル
ホンダ・シャトル(販売期間 2015年~現在 )
フィットをベースとして開発された5ナンバーのステーションワゴンです。
前モデルはフィット・シャトルとフィットの冠名が付いていましたが、フィットとは違う価値観を提供できる車とすべく”趣味やレジャーを愉しむユーザーに合った独自の価値を最大限に反映させた車種”として開発されました。
そのために敢えてフィットではなくなりました。
フィットの冠名を外したことでフィットとのデザイン面は大きく異なりフロントマスクのデザインなど独自のものとしてオリジナルのものとはしていますが、ドアのパネルやフロントフェンダー等は3代目フィットと共通のものだったりもします。
因みに5ナンバーハイブリッドタイプのステーションワゴンで初の4輪駆動車でもあります。
実際にそれまでのフィットと弄りましたというデザインだったものを独自性のある押しのあるバランスの取れたスタイリシュな車となりましたよね。
CMもカッコ良さを前面にアピールしたものです。
ホンダ・フィット・シャトル
フィットシャトル( 販売期間2011年から2015年 )
2代目フィットをベースとしてCピラー以降のオーバーハングを延ばすことで車載スペースを拡張してステーションワゴンとしたモデルです。元々フィットと同じユーザー層に対して車載性を上げることで利便性を求めるより多くの人へと開発されたモデルです。
ただしホイールベースがフィットと同じということもあり、デザインのまとまりの良さと言う意味では少しバランスが悪かったのは否定できないでしょうね。
ちょっと後付けで造らせたような印象があるんですよねぇ。
CMは流石ホンダでフィット・シャトルの良いところを引き出したものになってますね。
ホンダ2代目グランドシビック・シャトル
グランドシビック・シャトル(販売期間 1987 – 1996年)
シビックが4代目へとフルモデルチェンジすることを受けてシビック・シャトルもモデルチェンジしました。この2代目シビック・シャトルにおいてもアンバランスなデザインは健在です。
そして4WDのモデルにRV風に外装を整えたビーグルが発売となりシビックとはまるで違ったイメージであり新たなユーザーの取り込みに成功したモデルです。今の日本では見ることが出来なくなったカンガルーバーが装着されています。
ビーグルのCMは私も印象的で良く覚えています。
ホンダ初代ワンダーシビック・シャトル
ワンダーシビック・シャトル( 販売期間1983 – 1987年 )ホンダがシャトルの名前を初めに使ったのはフィットではなく30年以上前の3代目シビックであるワンダーシビックの5ドアハッチバック車です。
ただデザインとして他の5ドアハッチバック全高が高く全長が短いのが特徴でショートワゴンの先駆けのようなデザインでした。
しかしシャトルのベースモデルに対する後付けしたようなアンバランスなデザインはこのモデルもなんですよね。ワンダーシビックやバラードCR-Xのデザインの完成度が高いことを考えると、わざとなん?と思えてしまったりもしますね。
ワンダーシビック・シャトルのCMです。覚えている人はいますか?
シャトルとジェイドのデザインに関して
シャトルのデザインで思うことなんですけど、ホンダのジェイドは5ドアのミニバンで日本仕様車は3列シート車の6人乗りの車です。
でも良く見て下さい。
このエクステリアデザインを⇩!とても3列シートのミニバンとは思えないですよね。で、これがシャトルのデザインですよね、2列シートのステーションワゴンなんですが、背の高い印象が高く厚みも感じつのでこっちの方がミニバンのようなデザインですよね。
ミニバンのジェイドとステーションワゴンのシャトルのデザインはまるで逆みたいですよね。これを可能とするコンポーネントのホンダの技術が凄いですね。
最近のホンダのデザインはガンダム!?
ちょっと話がそれるのですが、最近のホンダのデザインって日本のアニメ系のデザインだと思うんですよね。それはガンダムの外観で、厳密に言えば連邦軍のモビルスーツのデザインにしていると思うんですよね。まぁマツダはジオン系のデザインなんですが。
そのホンダのガンダム系デザインが爆発しているのがシャトルです。
これが⇩シャトルのデザインですよね。これがガンダムSEEDのストライク・フリーダム! どうですか?なんかこうゴテゴテ感が似てると思いません。私だけかなぁ、、、、、って実は他の国では結構言われています。ホンダのデザインはバイクも含めてアニメ系デザインで子供っぽいって。
これはこれで確かにカッコいいのは事実ですが、子供っぽいのは否定できないかなぁ、、、、APLLEの製品なんかと比べると明確だし、ヨーロッパ車と比べると確かに良い意味でも悪い意味でも日本車って感じですよね、ホンダは。
ホンダ新型シャトルの人気ボディーカラーランキング
シャトルのボディーカラーは全7色です。
そのボディーカラーの中で人気色ランキングとなります。ベスト1位のホワイトは予想通りですが、それ以外はダーク系が強いです。
もう少しファミリィーカー風のカラーが人気かと思っていました。
ベスト1位 ホワイトオーキッド・パール
32,400円(消費税8%抜き30,000円)高ベスト2位 クリスタルブラック・パール
ベスト3位 ミッドナイトブルービーム・メタリック
ベスト4位 ミスティックガーネット・パール
32,400円(消費税8%抜き30,000円)高ベスト5位 ルーセブラック・メタリック
32,400円(消費税8%抜き30,000円)高ベスト6位 ルナシルバー・メタリックベスト7位 プレミアムクリスタルレッド・メタリック
車が好きな人にここで少し耳寄りな情報があります。
それは車を購入するのにちょっとしたコツを知っているだけで20万円以上安く買えたりします。
ディーラーとの交渉前の準備や下取り車の売却方法だったりします。
誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
ホンダ新型シャトルのマイナーチェンジ予想スペック
ホンダ新型シャトルのボディーサイズ
全長 4400mm x 全幅 1695mm x 全高 1570mm
ホイールベース 2530mm
トレッド幅 前1475 後 1465mm
室内長1925mm×室内幅1925mm×室内高 1290mm
車体重量 1300kg
この日本の道路事情にフィットしたボディーサイズのステーションワゴンも少なくなりました。
この手のモデルの走りはホンダは本当に良いものを造りますね。
ホンダ新型シャトルのトランスミッション
7速オートマック
モデルの性格上7速ATなら十分な性能です。
ホンダ新型シャトルの駆動方式
FF の2輪駆動と4WD(フルタイム4WD)
ステーションワゴンとしては4WDがあるのは嬉しいですね。
ホンダ新型シャトルの足回り
ステアリング形式 パワーアシスト付きのラック&ピニオン
前部サスペンション形式 マクファーソン式 後部サスペンション形式 ド・ディオン式
前部ブレーキ形式 ベンチレーテッドディスク 後部ブレーキ形式 リーディングトレーディング・ドラム
タイヤサイズ(前) 185/55R16 83V タイヤサイズ(後) 185/55R16 83V
走りのモデルではありませんが、意外と足回りも良いのが最近のホンダの特徴です。
ホンダ新型シャトルの搭載エンジン
ハイブリッドエンジン:i-DCDスポーツハイブリッドシステム LEB型
最大出力:110ps/6000回転 最大トルク:13.7kgf.m/5000回転
モーター:H1型
最大出力:29.5ps/1313-2000回転 最大トルク:16.3kg.m/0-1313回転
燃費は JC08モード34.4kkm/L
今回のマイナーチェンジの目玉である新型の第二世代ii-DCDスポーツハイブリッドシステムが搭載されます。
このハイブリッドシステムのエンジンは従来のものと比べてパワフルでありトルクフルなのでワゴンとして登場人数が多い場面や荷物を積んだ場面では違いが実感できる程の差があると言われています。
そして燃費に関しても向上して燃費JC08モード34.4km/Lを実現します。ファミリー層が多く購入するステーションワゴンですからエンジンの出力向上よりもこの燃費向上の方が大きなメリットとなるかもしれませんね。
これでライバルであるトヨタのカローラ・フィールダーのJC08モード燃費33.8km/Lと比べて向上しているために販売面でもかなり有利になると思われます。
ガソリンエンジンは1.5L 直噴DOHC i-VTECエンジンを搭載していますが、こちらは燃費はそのまま据え置きとなります。
ホンダ新型シャトルのエクステリアデザイン
今のシャトルのデザインは元々ホンダの肝いりのデザインで評判も良いものなので、フロントライト・フロントバンパー・リヤバンパー周りの細部の変更でだけとなりました。
化粧直しというイメージとなり、先にマイナーチェンジをしたコンポーネンツを共有するフィットとグレイスのこの2台と近いイメージとなりましたね。
ホンダ新型シャトルのインテリア
基本的にインテリアに関しては大きな変更は施されません。
変更点はUV対策のガラスを採用することとスマートフォン連動カーナビゲーションによりアップルカープレイがオプションで選択可能となります。
ホンダ新型シャトルの安全装備
マイナーチェンジでホンダの先進技術:総合安全運転支援システム「HondaSENSING」を全車標準搭載します。
標準仕様では搭載している形となりますが、メーカーオプションで外すことは可能です。
- 衝突軽減ブレーキ
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- アダプティブクルーズコントロール
- 車線維持支援システム
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
の8つのこれらのの装備が総合的に作動することで最新の安全装置が実現することとなります。
ホンダが「HondaSENSING」を動画で説明しています。
ホンダ新型シャトルの追加となる装備
この他に搭載される新装備もあります。
- LED仕様のヘッドランプ、フォグライト、リアコンビネーションランプを装備
- カーナビとの連動を可能なETC
- 新デザインフロントバンパー
- 純正ナビはApple CarPlay・Android Auto対応
- プラズマクラスター搭載のフルオートエアコン
- シートヒーターは運転席と助手席に搭載
ホンダ新型シャトルの予想車両価格
今回のマイナーチェンジでは改良が施される形になるのですが基本的に価格は据え置きの方針が取られました。
ただしホンダセンシングが標準装備となるためにその分だけ価格がアップします。
HYBRID Z・Honda SENSING
全国メーカー希望小売価格(消費税込み)〈FF〉2,469,960円〈4WD〉2,631,960円
HYBRID X・Honda SENSING
全国メーカー希望小売価格(消費税込み)〈FF〉2,310,120円〈4WD〉2,504,520円
HYBRID・Honda SENSING
全国メーカー希望小売価格(消費税込み)〈FF〉2,080,080円〈4WD〉2,274,480円
G・Honda SENSING
全国メーカー希望小売価格(消費税込み)〈FF〉1,770,120円〈4WD〉1,964,520円
現行車との価格差は、HYBRID Xが115,000円のアップ、HYBRID Z・HYBRID ・ガソリンGは85,000円のアップとなります。
メーカーオプションとしてホンダセンシングを非搭載とすることも可能でその場合は70,000円ほど安くなります。
新型シャトルの価格は、HYBRID Xグレード以外は8万円程度の値上げ、HYBRID Xグレードは11万円程度の値上げとなります。
ホンダ新型シャトルの紹介動画
先ずはシャトルのCMもさらに紹介します。
https://youtu.be/o7IwYnYb9s8
ホンダのアーティスティックなCMって本当に美しいものが多いんですよね。
その中でもシャトルのは群を抜いていますよね。
ホンダ・シャトルがフルモデルチェンジした際には多くのモータージャーナリストや雑誌で試乗レポートが記載されました。
動画に関してもシャトルの利便性の高さを中心にレポートがあります。
基本的な部分は変更がありませんので参考になると思います。
私の好きな河口学さんもシャトルのインプレッション動画をアップしています。
ホンダ新型シャトルのモデルチェンジ情報
シャトルの今後のモデルチェンジに関する話題ではやはり噂されているRSグレードに関するモノでしょうね。
下で詳しく説明したいと思います。
RSグレードの追加はいつか?
フィットのグレードの1つであるRSはホンダにおける”タイプR”がサーキット走行を基準に開発されているのに対して公道でのスポーツ性能を突き詰めたモデルになります。
RSグレードは、RS専用のサスペンションセッティングやタワーバー等により剛性強化を施して大径タイヤと大型ブレーキと走りの質感の向上を行うと同時に専用のエアロパーツやエンブレム等で外観上の独自性も出してあります。
新型シャトルには、走りの質を求めることでエンジンは、1.5リッターi-VTECターボエンジンを搭載するのではとも噂されていますが、車の性格上ターボ車というよりもハイブリッド車でRSグレードが設定される可能性が高いのではないでしょうか?
というより、新型シャトルでのRSグレード自体が設定されるかどうかは微妙だと思います。元々ファミリー層を狙ったワゴン車ですからスポーツグレードは必要ないと見るか、それともトヨタのヴォクシーの様に家庭の事情でワゴン車を選択せざる負えないお父さんが最後の砦としてRSを選ぶような層が多いと見るかでしょう。
ホンダ新型シャトルのライバルの動向
ホンダ新型シャトルのライバルと言うとやはりこの3車種となるでしょう。強力なライバルだけにこの3台のモデルチェンジのタイミングでもシャトルの販売台数は大きく変わります。
シャトルが気になる人ならこの3台が気にならない人はいませんよね。
スバル新型インプレッサ
新型インプレッサは車の完成度が高く非常に魅力的な車となっています。
安全性能はもちろん走りの部分でもこのクラスのベンチマークと思える性能の車に仕上がりました。
モデルチェンジの新型インプレッサの装備が凄い!スバルの新時代スタンダード
トヨタ新型カローラフィールダー
次のモデルは意外と3ナンバー・ダウンサイジングターボとかなり挑戦的なモデルになりそうです。詳しくは下の記事を読んで下さい。
トヨタ新型カローラ・フィールダーの歴史とモデルチェンジ最新情報
マツダ新型アクセラ
スカイアクティブの第1世代が新型CX-5とニューモデルのCX-8の登場で終了して終了となります。その後は遂にスカイアクティブ第2世代が始まります。その第1弾となるのが新型アクセラかアテンザだと予想されています。
その内容はプラットフォームやエンジン・先進安全技術の全てが新しくなります。これは期待するなって言う方が無理ってものです。
詳しくは下の記事を読んで下さい。
新型アクセラが開くマツダの新時代!フルモデルチェンジの詳細情報
ホンダ新型シャトルがマイナーチェンジのまとめ
今回はホンダのマイナーチェンジによる新型シャトルの内容とシャトルの歴史を見てみました。
不思議なものでホンダとしてはシャトルという車名には拘りがあるんですね。
プレリュードやストリームの様に一時代を創るほどの新しい提案があり、しかも販売台数も多かった車種であっても、あっさりと販売終了となっているモデルがホンダにも多くあります。
それなのにベース車両を変えて時代を跨いでもシャトルという車名は引き継がれています。
そして現行モデルの新型シャトルこそやっと実現できたシャトルの本当の姿のように思えます。マイナーチェンジが施され完成度が上がり成熟度があがり更に良い車になりました。
今や少なくなった5ナンバーのステーションワゴンですからいつまでも魅了あるモデルとして輝いていて貰いたいですね。
シャトルやカローラ・フィールダーなどの車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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