ジムニーのフルモデルチェンジは2018年を予定!その内容とは?
スズキのジムニーは軟弱化する日本のオフロード車の中で軽自動車とは言え武骨な硬派な車として多くのファンを日本のみならず世界中に持つ素晴らしい車です。
そんなスズキのジムニーも現行モデルは既に20年近く現役でもう永遠にモデルチェンジしないのかとも思われていました(笑)
そのジムニーが遂に待望のモデルチェンジを行います。そうなると気になるのはその内容です。20年前とは時代も環境も変わった中でジムニーはどのように変わるのでしょうか?
世界中に存在するジムニーファンを納得させられるような性能を持った車となれるのでしょうか?
今回はそんな新型ジムニーのフルモデルチェンジの内容に迫りたいと思います。
スズキ・ジムニーとはどのような車なのか?
スズキのジムニーは日本の規格である軽自動車の本格的なクロスカントリー・オフローダーです。
軽自動車のボディーサイズにも拘らずオフロード性能を最優先したラダーフレーム(梯子型フレーム)に伝統的な四輪駆動としてパートタイム4WDを採用して、足回りはリジットアクスル式サスペンションという世の中のSUVが快適性を求めていく中、反抗するかの如く硬派な本格的オフロード車として世界的に評価の高い車です。
実際に世界中に多くのファンがジムニーにはいることも有名で、そのジムニー愛好家のことをジムニストと呼びます。それぐらいこの車のファンが多くいるということです。
スズキ初代ジムニー 販売期間1970年 – 1981年
ジムニーは1970年に軽自動車初の本格四輪駆動オフロード車として発表されたモデルでした。この車を製造するにあたりスズキ自動車は、ホープ自動車の不整地用万能車と言われるほどの走破性を有したON型4WDの製造権を買い取ることで自社開発できたという経緯がありました。
しかし車体の基本構造をON型4WDと同じとしたためにジープ同様の本格的な構成ではありましたが、エクステリアに関してはスポーツ性を感じさせるものとして販売面も意識した車として成立させることで成功させました。
実はスズキ社内の反対を押し切ってON型4WDを買い取りジムニーを販売させたのが、現スズキ会長の鈴木修氏です。
流石にこのCMを懐かしいと思う人は少ないですよね。
スズキ2代目ジムニー 販売期間1981年 – 1998年
ジムニーの名前を有名にしたのはこの2代目に当たるモデルです。基本構造はそのままで本格的オフロード性能に対するこだわりは変わらなかったものの、エクステリアデザインは勿論のこと乗り心地や操縦性も全てをソフトな方向にシフトして一般受けを狙ったモデルとなり、多くの人から愛されるモデルとなりました。
まぁそうは言っても、あくまで前モデルと比べてという話であって普通の車から見れば男っぽい車でしたよね。
ジムニーというと今でもこの2代目モデルをイメージする人も多いのではないでしょうか。海外でも販売され今でも現役で走り続けている姿を目にします。それだけ替えのきかない愛されるモデルということです。
スズキ3代目ジムニー 販売期間1998年-
軽自動車規格の改正に伴いボディーサイズを拡大してフルモデルチェンジした新型が1998年に登場しました。エクステリアデザインは丸く可愛い雰囲気となりだいぶ男っぽい武骨なイメージは無くなりました。
しかしオフロード性能のためのラダーフレーム(梯子型フレーム)や走破性能を重視したリジットアクスル式サスペンションの基本思想はそのままに、新設計のものを採用しています。
ガイコツ!なんて揶揄されたりもしていましたが、やっぱりジムニーはいつの時代もジムニーなんだと見せつけた性能の車でした。
スズキのジムニーのエンジンは1種類のみ
ジム二ーは全てにおいて硬派です。搭載するエンジンは伝統のターボエンジン一択です。
エンジン: K6A型0.658LDOHC直列3気筒 インタークーラーターボ
最高出力: 47kW(64PS)/6,500rpm 最大トルク:103N・m(10.5kgf・m)/3,500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン タンク容量:40L
スズキのジムニーのボディーカラー
ジムニーはボディーカラーにおいても硬派です。現グレードを合わせてもボディーカラーは5種類しかありません。しかも2種類は特別グレードのランドベンチャー専用カラーですから通常のグレードにおいては何と3種類のみっ!
ボディーカラーが3種類しかないなて、カッコ良すぎる!
ノクターンブルーパール(ZJP)シルキーシルバーメタリック(Z2S)スペリアホワイト(26U)クールカーキパールメタリック(ZVD)
ランドベンチャー専用色ブルーイッシュブラックパール3(ZJ3)
スズキのジムニーのグレード
ジムニーのグレードは通常グレードが2種類、特別仕様モデルのランドベンチャーの3種類となります。
XGがべーシックグレードとなり豪華装備したものがXCとなり、更にカスタムを施したのがランドベンチャーとなります。
ベーシックグレードのXGでも十分な装備がありますので、XGを買ってカスタムにお金を使うのもジムニーユーザーとしては正しい使い方だと思います。
ランドベンチャーはカスタムモデルという感じなのでこの方向性のカスタムが好きな人はお得なモデルだと思います。
- XG
- XC
- ランドベンチャー
スズキのジムニーの車両価格
ジムニーの車両価格は3グレードにトランスミッションの5速マニュアルミッションと4速オートマミッションの選択で異なる6種類というシンプルなものになります。
XG
- 4WD 5MT 1,296,000円 4AT 1,207,240円
XC
- 4WD 5MT 1,514,160円 4AT 1,625,400円
ランドベンチャー
- 4WD 5MT 1,580,040円 4AT 1,691,280円
スズキのジムニーはカスタムが人気!!!
ジムニーが人気な理由にはやはり購入後のカスタムする楽しさがあります。しかも車両価格が比較的安いですから車をカスタム楽しさをそれほどお金を使わずに楽しむことが出来ます。
更に購入後に自分でカスタムするのも楽しいですが信頼できるショップで最初からコンプリートされたカスタムモデルを買うのも良いですよ。
こういったカスタム済みの新車が買える車は日本では多くはないので個性と安心と両方が成立する数少ない日本車と言えます。
下の動画はジムニーをカスタムするショップが紹介する動画になります。
ジムニーのカスタムは実用性も上げているのが特色の1つですね。
車のカスタムが日常生活を華やかにしてくれそうに思えますね。
車が好きな人にここで少し耳寄りな情報があります。
それは車を購入するのにちょっとしたコツを知っているだけで20万円以上安く買えたりします。
ディーラーとの交渉前の準備や下取り車の売却方法だったりします。
誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
4代目スズキ新型ジムニーの予想スペック
スズキ新型ジムニーのエクステリアデザイン
さぁでは新型ジムニーのエクステリア・デザインですが、ジムニーのイメージは古臭くて無骨なデザインということに拘りがある様に感じますが、上記にも書いたようにスズキが行ってきた3世代のジムニー(ある意味ではホープ自動車のON型4WDから4世代)のモデルチェンジでも方向性が分かる様にオフロードの走破性能に関しては強いこだわりを貫き通しているのに対して、エクステリアデザインや乗車時の快適性などは時代に合わせた臨機応変な対応をしています。
世界に広がるジムニーファンは従来のジムニーのイメージを脱しない敢えて時代遅れな軍用車の様なエクステリアデザインを期待しているとは思いますが、新型は現代の流行りを多く取り入れた一般人からみてカッコいいと素直に受け入れられるようなスタイリッシュなデザインとなることでしょう。そしてそのデザインイメージは2013年に開催された東京モーターショーで公開されたコンセプトカー”エックスランダー”です。ベース車両をジムニーとしたこの車両はコンセプトカーらしくルーフを取っ払ったオープンカースタイルのSUVですが、フロントマスクやサイドの処理などはかなり近いものになるのではないかと思われています。
実際にこのフロントマスクはかなりカッコいいですよね。このイメージのジムニーが出てきたら新しいユーザーを獲得して新しいステージにジムニーが進む可能性さえもあるんじゃないでしょうか。リアデザインに関しても現代風で良いですよねぇ。
下の動画は東京モーターショーでスズキのブースで紹介される”エックスランダー”の動画です。ボディーを構成するグラマラスな曲線が良く見て分かります。
流石にここまでのボディーはプレスの技術的な面から市販車のジムニーでは望めないでしょうが、可能な限り再現して貰いたいと思えるほどカッコいいです。
こちらも”エックスランダー”の紹介動画です。
海外での新型ジムニー・シエラのスパイショット
海外のスズキのプレゼンで使われた新型ジムニー・シエラの画像がスパイショットされています。
これは海外向けの資料なのでオーバーフェンダー使用のシエラとなっていますから、国内向けのジムニーはフェンダーが外された軽自動車規格になるでしょう。
スクエアを強調した古典的なジープ系のデザインですが、古さは感じず無骨な雰囲気がありハスラーとも差別化出来ていてなかなか優秀なデザインですね。
出典 https://www.motoring.com.au 出典 https://www.motoring.com.au出典 https://www.motoring.com.au
インテリアに関してもワザとアウトドアな男っぽい雰囲気に仕上げたありますね。 出典 https://www.motoring.com.au
カラフルなボディーカラーも意外と悪くないですね。 出典 https://www.motoring.com.au
ロードテストも行われていてスパイショットが取られています。
カモフラージュがされていますが、明らかに上の写真と同一のデザインですね。 出典 https://www.motor1.com
出典 https://www.motor1.com
出典 https://www.motor1.com
このデザインはなかなかカッコいいですし時代で評価が変わるものでもないので、モデルチェンジサイクルが長いジムニーにはぴったりですね。
下の写真は逆サイドからのアングルとなります。
出典 https://www.motor1.com 出典 https://www.motor1.com 出典 https://www.motor1.com 出典 https://www.motor1.com
撮影された時の動画もあります。
このスクープ写真を受けて海外では予想イラストを掲載しています。
予想とはいってもかなり詳細が分かっていますから、ボディーカラーを塗ってみた感じですね。
かなりイメージが出来ますね。
無骨なデザインだけに赤などの鮮やかなボディーカラーのほうが似合いますね。出典 http://indianautosblog.com
出典 http://indianautosblog.com 出典 http://indianautosblog.com 出典 http://indianautosblog.com
スズキ新型ジムニーのプラットフォーム
フレームも現行型と同じラダ―フレームを採用
1番注目されるのは新型ジムニーのフレームがラダーフレームなのかどうかでした。時代の多くのSUVはオフロード性能よりもコストを優先してクロスオーバーとなり乗用車と同じモノコック構造へと切り替わっていきましたが、拘りのラダーフレームを新設計して使用します。
ラダーフレームは昔ながらの構造ですがオフロードの様な荒れた路面を走るのに高い性能を持ったフレームです。そして過酷な状況で使用されたとしても耐久性にも優れています。
本格的なクロスカントリー車にはコストがかかっても必須のモノなんです。
ラダーフレームは、これぞジムニーという象徴です。
スズキ新型ジムニーのボディーサイズ
全長 3395mm x 全幅 1475mm x 全高 1700mm
ホイールベース 2250mm
車体重量 1000kg前後
現行モデルから採用となったフルフローティングボディは新型でも採用になります。ボディーサイズに関しては軽自動車枠なので現行モデルと基本的には変わりはありません。
車体車重に関しては1000kg前後と現行モデルと変わらないことが予想されていますが、大きなメリットがあるとしてプラットフォームの軽量化を進めているスズキですから新型ラダーフレームに関しても軽量化に成功するかもしれません。
ただしラダーフレームはジムニーの走行性能の根幹なので優先順位は軽量化よりも剛性と判断しているでしょうから、流石に他のモデルの様にはいかない可能性も十分にあり現行モデルと同じレベルとなる可能性の方が高いと言えます。それにオンロードモデルでは燃費性能や加速性能などでメリットが大きい軽量化ですが、オフロードモデルのラフな道での走破性能に関してはタイヤの食いつきや安定した乗り心地などデメリットも出てきますので、敢えて軽量化はしてこない可能性もあります。
ジムニーがユーザーに求められるのは燃費の向上ではなく悪路の走破性と耐久性なのは明確ですからね。
因みに噂となった4ドア化若しくは2ドアモデルと別に4ドアモデルが新型ジムニーに存在するという話もありましたが、ボディータイプは従来と同じ2ドア(3ドアハッチ)のみとなります。実は先ほどの海外イラストのメディアがソフトトップのラインナップを予想しています。
海外では4WDのオープンモデルは人気がありますし、実際にジムニーでも設定されていましたから、新型ジムニーで用意されても不思議はありませんね。
実際に下の予想イラストでも似合っていてかなりカッコいいですね。 出典 http://indianautosblog.com 出典 http://indianautosblog.com 出典 http://indianautosblog.com 出典 http://indianautosblog.com
スズキ新型ジムニーのトランスミッション
5速MTとCVT か 5速MTと5AGS
基本的には従来と同じ5速MTとCTVとなると思われます。ただ今も5AGSのテストを繰り返していてその性能の向上次第ではCVTに変わり搭載される可能性があります。
ただしジムニーの5AGSに求めれる性能もレベルの高いものとなるために新型ジムニーの発売に間に合うかはまだ未定のようです。しかしコスト的にはCVTよりも5ASGの方が有利なためにスズキとしても期待を寄せていることは確かです。
開発が間に合うようであれば5ASGの方が新型ジムニーの性格には合っているので搭載される可能性は高いと言えます。
スズキ新型ジムニーの駆動方式
現行型と同じくパートタイム4WDとなります。これも初代から続くジムニーの走破性を支える基本技術です。
ここが変更がなく安心しました。
しかもソフトシステムは大きな進化を遂げてコンピューター制御によりパートタイムの4WD駆動方式の”2WDと4WDの切り替えに関してはかなり細かく走行状況により適切な制御を可能として走破性の向上をしています。
またエンジンのアクセル操作に関してもコンピューター制御が入るのでタイヤのグリップの限界を引き出せるようになっているようです。
スズキ新型ジムニーの搭載予測エンジン
搭載予想エンジン:R06A型の直列3気筒ターボエンジン+Sエネチャージ
最大出力:64ps/6500回転 最大トルク:10.5kgf.m/3500回転
モーター WA04A型
モーター最高出力 2.2ps/1000回転 モーター最大トルク 4.1kg.m/100回転
目標燃費はJC08モード燃費 20.0km/L~23.0km/L
スズキの現在の主力エンジンであるR型エンジンにスズキ自慢のSエネチャージと組み合わせてパワフルかつ高燃費なものに仕上げてきます。
R型エンジンは嘗ての主力エンジンのK型の後継エンジンんで軽量化とコンパクト化を重視した設計ロングストロークでパワフルな上に軽量という今のスズキの象徴の様なエンジンです。
自然吸気・ターボのどちらも実用的で、ワゴンR 、ハスラー、エブリィー、アルト、スペーシア、ラパンそしてアルトワークスと経済性の高いモデルからスポーツモデルまで多くのタイプの車に搭載されているエンジンになります。
ただジムニーに搭載の場合はオフロードの走破性も重視するために中低速での粘る様なトルク特性のエンジンに仕上げてくることが予測され、同じ高性能エンジンでも高回転型のアルトワークスの仕上がりとは正反対のものとなるでしょう。
またこれにSエネチャージを組み合わせることで、燃費に関してもJC08モード燃費 20.0km/L~23.0km/Lを目標に開発されているとされ今から楽しみです。
スズキのS-エネチャージとは?
スズキは先ず初めにエネチャージというシステムを開発します。エネチャージ は従来の車が使う電力はガソリンを使いエンジンの動力を利用して発電していました。これをエネチャージでは発電に関してはガソリンを使うことなく動力を再利用することで電気を回収・貯蓄していますので、その分の消費ガソリンが必要なくなるので燃費が向上するというものでした。
これは良いところに目を付けたグッドアイディアですよね。
そしてSエネチャージは、このエネチャージを更に発展させたものでガソリンを使うことなく電気を回収・貯蓄していることで燃費の改善をするだけでなく、走行中においても電気モーターが利用出来るようにすることで、そのパワーをエンジンの出力にアシストをするようにしたものです。
ん?この仕組みって聞いたことがありますよね?
そう!これは普通にハイブリットシステムです。
これはどうもスズキ自動車が軽自動車の広告活動でエネチャージの知名度があるので、自社独自の言い方としてハイブリッドシステムとは呼ばずエネチャージを搭載していた軽自動車に関してだけ”Sエネチャージ”と呼ぶことにしたようです。
分かりにくいですね、、、、、スズキの軽自動車だけ”Sエネチャージ”なんです。
実際にスズキ自動車が販売する小型車のソリオは同じ機構を搭載していますが、”ハイブリッドシステム”と呼んでいます。
しかも2017年にフルモデルチェンジしたワゴンRでも、やっぱり”ハイブリッド”と呼び方が変わりました。このことから恐らく新型ジムニーでも”Sエネチャージ”ではなくハイブリッドと呼ぶ可能性が高いです。
次は、”Sエネチャージ”(ハイブリッド)を更に詳しく見ていきましょう。
Sエネチャージ搭載車種メリット
燃費向上
基本的には減速の時に発生するエネルギーを利用することでISG(モーター機能付発電機)により発電をおこないS-エネチャージ用のリチウムイオンバッテリーに充電し電気をためることでガソリンの消費を発電に使いません。
またその充電した電気を使いISG(モーター機能付発電機)でエンジンをアシストし、特に燃料を多く必要とするとされる加速時に電気のエネルギーを再利用することで燃費の向上へと繋げています。
これにより低燃費を実現しているということですね。
エンジンの始動音の低減
もう一つの特徴がエンジンの始動時の音の低減にあります。
これが意外と重要でエンジンを掛ける際にギアの噛みこみ音のキュルルルという音が耳障りと言う人が多く、今の車はアイドリングストップですから重要な要素になっていました。
これがSエネチャージではプーリーとベルトとなり(簡単に言えばゴムの紐)エンジン再始動をする時にも静かな再始動が可能になっているということです。
なんせアイドリングストップですから赤信号のたびになんてこともあるので、意外とこれは良いメリットです。
Sエネチャージ搭載車種デメリット
ではSエネチャージには、デメリットってあるんでしょうか?
残念ながらありますっ!
と言っても、全てのハイブリッドシステムに共通するデメリットなんですが、それはシステム分だけ価格が高くなるということです。
新車購入時もそうですし故障した際の修理費も通常の車よりは高額になります。
ただこれは新技術なので仕方がないところですね。最近は普及してきて価格も抑えられてきましたし、低燃費によりガソリン代が安いわけですから当然なのかもしれないですし。
それでもマイルドハイブリッドのSエネチャージであればストロングハイブリットほどは高価ではないですし、燃費向上分で元は取れるでしょうから実用的な技術だと思います。
Sエネチャージ搭載車種
Sエネチャージの搭載車種に関してはまだ多くはありません、派生車種のスティングレーを1車種とカウントしてもまだ5車種のみです。まだまだこれからということなのでしょう。
- ハスラー
- ワゴンR
- ワゴンR スティングレー
- スペーシア
- スペーシア スティングレー
質実剛健なイメージのジムニーも時代を反映するような技術を搭載するということですね。
スズキがSエネチャージを説明した動画はこちらになります。
スズキ新型ジムニーの定員人数
店員数は変わらずに4名となります。5名にはならない様です。こういったマイナスの計算により優れた走破性などの性能を得ることが出来ているということです。
スズキ新型ジムニーのインテリア
インテリアに関しては現代風の乗用車的なデザインとなることが予想されています。ただしハスラーの様なポップなものではなく黒を基調とした落ち着いたものとなるようです。
誰もが気軽に乗れる車の印象を狙ったものではありますが、性能的には本格的なオフロード車ですからSUVの中でも重厚なイメージを受けるものとなるようです。
確かにコンセプトモデルの”エックスランダー”の内装はその方向性と合致したものとなっていますね。メーター類は流石にコンセプトカーというものですが、このインテリアは良いですよね。
スズキ新型ジムニーの安全装備
新型ジムニーには安全装備デュアルセンサーブレーキサポート搭載される予定です。
ジムニーはオフロードの性能が重視されていることもあって安全性能に関してはそれほど重視されていない面があったのも事実だと思います。
実際にユーザーの望むジムニーの姿もそうだったので不満の声が聞こえることもありませんでした。
しかし今回のフルモデルチェンジでは20振りのことであり、且つ次のフルモデルチェンジも長いスパンとなるのは確実です。
時代背景的にも安全装備に関して最新の装備をしていないモデルを容認しない空気があるのも事実です。
しかし従来のジムニーファンの意向も鑑みて標準装備とはせずにオプションでの搭載となります。
安全装備デュアルセンサーブレーキサポートとは、単眼カメラ+レーザーレーダー方式で先進の衝突被害軽減ブレーキシステムです。
- デュアルセンサーブレーキサポート
単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を把握して自動ブレーキを使用して被害を軽減を行います
- 誤発進抑制機能
前方約4m以内に障害物を検知するとエンジン出力をコントロールして回避または被害の軽減を行います。
- 車線逸脱警報機能
60~100㎞/hで走行中において走行車線から逸脱の傾向にある時に警告します。
- ふらつき警報機能
60~100㎞/hで走行中においてクルマが蛇行があった場合警告します。
- 先行車発進お知らせ機能
先行車が発進したも関わらず発車しなかった際にブザー音とメーター表示で警告します。
- ハイビームアシスト機能
ヘッドランプのハイビームとロービームをセンサーを使い自動判断をして切り替えをおこないます。
スズキ新型ジムニーの発売時期
そして気になる新型ジムニーの発売時期ですが、一時期には2017年にモデルチェンジすると言われていました。
しかし2018年は現行の3代目モデルが発売されて20周年となるため、発売時期は2018年のに変更したようです。
ジムニーの普通車版である”ジムニー・シエラ”に関しても同時にフルモデルチェンジしての発表となります。
日刊工業新聞で2018年との記事が出たことでもそのように予想されています。
スズキ新型ジムニーの予想価格
基本的には現行ジムニーと同価格帯を目指して開発されている様で価格の上昇分は純粋に新搭載となるマイルドハイブリットのSエナチャージのコスト分となるようです。
最安のグレードのモデルが140万円前後から始まり最上級モデルが200万円前後とみられています。最多販売予想モデルの価格は170万円となるようです。
性能と実用性を両立したモデルとしては車両価格はかなり抑えてあると思います。
スズキ新型ジムニー・シエラのモデルチェンジ
ジムニーは海外では軽自動車モデルは発売されていなく、コンパクトカーのジムニー・シエラがメインに売られています。
そのジムニー・シエラもジムニーと同時にフルモデルチェンジされるようです。
上に予想イラストもジムニー・シエラ仕様のオーバーフェンダーが装備されたスタイルです。
エンジンに関しては、世界の地域により異なる2種類が搭載されます。
その候補となるのが下の2つのエンジンです。
①K10C型 水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボ DOHC12バルブVVT
- 最高出力(ネット) 75kW<102PS>/5,500rpm
- 最大トルク(ネット) 150N・m<15.3kg・m>/1,700-4,500rpm
②K12C型 水冷4サイクル直列4気筒 DOHC16バルブ吸排気VVT
- 最高出力(ネット) 67<91PS>/6,000rpm
- 最大トルク(ネット) 118<12.0kg・m>/4,400rpm
パワフルの走りが好まれる国には1Lのターボエンジンが、静かな上質なモデルを好まれる国では1.2Lの自然吸気エンジンが搭載される予定です。
スズキ新型ジムニーのライバル車種の動向
軽自動車のクロスカントリーモデルは残念ながらジムニーしかありません。そのためにジムニーはライバル不在という状況が長く続いています。そのこともあり現行のジムニーはモデルチェンジを延ばすことが出来たモデルとも言えます。
ライバルが不在なのですが、敢えて言うなら復活するミツビシの新型パジェロミニでしょう。
ミツビシ新型パジェロミニ
嘗てのジムニーのライバルであるパジェロ・ミニが2017年にも復活すると予想されています。しかしその中身はジムニーのライバルとはならないかもしれません。
それは従来のクロスカントリーの車ではなくクロスオーバーとなるようです。つまりライバルはジムニーではなく、ハスラーを想定してのニューモデルとなるようです。
詳しくは下の記事を読んで下さい。
新型パジェロミニがフルモデルチェンジをして、2017年に復活!
スズキ新型ハスラー
同じメーカーのスズキでジャンルもクロスカントリーとクロスオーバーと異なるのですが、オフロード系の軽自動車はハスラーしかないですから、結局一番比較検討される車かもしれません。
ハスラーはどのような車なのでしょうか?ジムニーとどこが違うのか下の記事に書いてありますので興味があれば読んで下さい。
2018年のジムニーのフルモデルチェンジの内容のまとめ
いやいやいや、ジムニーの男気溢れる性能に対する拘りは確かに共感するものがありましたし支持していました。
それなのにエクステリアデザインが流行に左右されない無骨なデザインな上に、文句なくカッコ良くなってしまったら反則ではないでしょうか?
鈴木修会長としてもジムニーは人生を掛けてきた肝いりの車ですしね。半端なものは造らないのは分かり切っていますから、凄いモデルになってしまうんでしょうね。
しかし鈴木修会長のビジネスセンスは素晴らしいですね。やはり車は売れることが正義なんですよね。性能や拘りだけでは結局独りよがりで消滅してしまいます。好きな車・良い車を造りたいからこそ販売台数を伸ばす努力を怠らないんですよね。
そしてそのバランスが絶妙で今のスズキは本当に良い車を造っていると思います。
このモデルチェンジする新型ジムニーは歴史に名前が残る様な名車になる予感がビンビンしますね。
ジムニーやハスラーなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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