スズキ・ハスラーの最安グレードAの価格だけでない魅力とは
スズキのハスラーを買ううえで悩ましいのはグレードをどれにするかということです。
最も安いグレードは販売の主体となるベースモデルと言うよりも商用車つまり法人が購入して社員が仕事で乗る営業車として最低限の装備しか積んでいないモデルとも言われるモデルです。
ハスラーのグレードAはなぜベースモデルと言われずに商用車として扱われれてしまうのでしょうか?
しかしグレードAを積極的に選ぶ1部のユーザーはこのグレードAを絶賛したりもしています。
今回はそんなハスラーのグレードAに注目してその中身を見てみたいと思います。
1部のユーザーからは強い支持を集めるハスラーのグレードA
ハスラーの最廉価モデルの価格は、2WDのモデルはマニュアルミッション・CVT共に同じ価格となり、100万円を切った999,000円(税抜き)と言う拘りの値段設定になっています。
これが税込みだと1,078,920円となり、4WDならマニュアルミッション・CVT共1,199,880円という価格になっていて、ハスラーという車の存在感を考えるとかなりお買い得な価格設定と言えます。
ただしこのモデルは価格重視で作られたモデルのためか、装備は省かれているものも多くベースグレードではなく不便さも伴う商用車でしかないので一般の人が購入するには上のグレードのGがおススメと言う話を良く聞くグレードでもあります。
ではこのハスラーのグレードAは安いだけが魅力なのでしょうか?私はそうは思いませんね。
ではグレードAを支持されているユーザーさんの声と合わせてグレードAの特徴と利点を私の主観で書き出したいと思います。
グレードAの特徴と利点
①ボディーカラーは5色の単色のみ
ツートンカラーのルーフの色が異なるボディーカラーの設定がありません。しかも選べる色は5色のみで、クールカーキパールメタリック・スチールシルバーメタリック・シフォンアイボリーメタリック・ブルーイッシュブラックパール・クリスタルホワイトパールという渋い色になります。
ハスラーの遊び心溢れるポップなボディーカラーが欲しい人には決定的なマイナスになります。
ですが、クールカーキパールメタリックやシフォンアイボリーメタリックという色も魅力的なカラーですので悪くはないと思います。
②アイドリングストップ機能がない
今や一般的になったアイドリングストップ機能ですがこれが付いていません。当然燃費が少し悪くなりエコではなくなるのですが、これが違う意味でエコになります。
アイドリングストップ機能が備わっている車はエンジンを止めたり掛けたりする回数が通常の車の倍以上となるために専用のバッテリーが必要となります。
このアイドリングストップ専用バッテリーが通常の軽自動車のバッテリーに比べて倍以上の価格となります。
これがグレードAにおいては普通のバッテリーが使えますので5000円以下で買えるので、お財布にも安くエコとも言えます。
③”レーダーブレーキサポート””エマージェンシストップシグナル”等の安全装備はありません
これらの最新の安全装備はありません。特にこのマイナーチェンジ版の”レーダーブレーキサポート”は評判もいいので残念なところではありますね。
私は個人的に車はシンプルなことが1番と思っている人なのでないならないで良いやって思ってしまう人です。
④エアコンがオートエアコンではない
まぁこれは私はどっちでも良いんじゃないかと思いますね。慣れで済むレベルのことだと思います。
⑤スピーカーがない
これは大問題というかそのままでいい人はあまりいないですよね。ですからディーラーでそのままオプションで頼むか量販店で好みのものを組むかという話になります。
でも”安心してください、ちゃんとケーブルは通してあります”
ということで、内装の下にケーブルは通ってますので簡単に装着することが出来ます。
⑥ホイールがスチールホイール
これはどうなんでしょうか、私もそうですが好みのホイールに変えたい人は安いホイールで車両価格を抑えてくれた方がありがたいです。だってどうせ交換しますから。
でもこのスチールホイールは色も黒鉄色で武骨なデザインで単色のボディーカラーに合っていると思いませんか?悪くないデザインですよね。
⑦リヤシートをフルフラットにすることが出来ない
これは本当に残念な点でマイナスでしかないと思います。
リアシートはスライドでの位置の調整が出来ませんし、リヤシート自体を前方に倒してのラゲッジフロアを作った時にの拡大時にフルフラットに出来ないんです。
これは車の性質上を考えると車中泊をする人もいると思うので明確なマイナス面です。
⑧リアシートのヘッドレストはない
ヘッドレストはなくてもまぁ良いかなぁとも思うのですが、ヘッドレストを取り付ける穴がシート側にあるんですよね。
これがちょっとカッコ悪いです。
⑨外装がメッキパーツではなく黒の素材のまま
ドアのノブ部分やサイドミラー・フロントグリルなどが黒の素材むき出しになっています。
これは好みではあるとは思うのですが、2トンカラーのボディーカラーのモデルはメッキパーツが合うと思うのですが、クールカーキパールメタリックやシフォンアイボリーメタリックではこの黒のままの方が武骨なクロカンな感じが強調されて悪くないと思います。
黒鉄色のスチールホイールとの相性が非常に良いと思いますね。
⑩リアガラスはスモークガラス
何気に助かるポイントです。
⑪サイドミラーの開閉や位置調整が電動では出来ない
これも私はどうでも良いかなって思ってます。ん?考えてみると私は結構サイドミラーの開け閉めは手動の車に多く乗ってますね。
⑫スマートキーではない
これは結構不便なんですよね、我慢するしかないですね。
⑬その他装備がないもの
その他に装備のないものをまとめて書くと、ディスチャージヘッドライトやシートパイピングではありませんし、ひじ掛けもありません。
またリアシートを倒してラゲッジスペースを作った時にリアシートの背面部分は防水加工になっていないので濡れたものを置くのは気を使わないといけません。
ハスラーのグレードAの価格以外の魅力のまとめ
どうでしたか?ほかのグレードとの違いと私なりの見解を書いてみました。
確かにグレードAでは遊びの車というイメージのポップで都会的なハスラーではなくなってしまいますので、それがお好みでハスラーを買いたい人はグレードGかXを選択することをおススメします。
ですが、ラフロードを走る車のイメージだったり男の道具のイメージの車としてハスラーを買いたいのであれば、このグレードAも良い選択肢だと思いますよ。
アルミホイールやフォグランプ、オーディオ等の拘りのものは、車両価格の差額を使って後で自分で交換することも出来ますからね。
武骨でシンプルでワイルドなアウトドアの男って感じで人生の価値観を表現してくれるようなそんな車になるのではないでしょうか?
シンプル IS ベスト
流行に捕らわれない飾らない男の色気のようなものを感じますねぇ。
、、、、、って、ちょっと言いすぎかな。
まぁでも本当にこんなイメージのハスラーの選択も私はアリだと思います。
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