ハスラーは高速道路での性能はどうなのか?
スズキのハスラーは軽自動車とは思えない存在感と走行性能でデザインで車を選ぶ人から雪道やラフロードを走りたい走行性能を求める人まで多くの人に人気です。
ラフロードの走行性能はジムニー譲りで折り紙付きなのですが、軽自動自体が余り得意としない高速道路の性能はどうなんでしょう。
実際にはハスラーを購入予定の人でも高速を頻繁に使う人もいると思いますので参考にしてください。
ハスラーに限った話ではないですが、軽自動車で高速道路を運転したことがある人は普通車とのその安定性の差に驚いた人もいると思います。
私も初めて軽自動車で高速道路を走行した時に驚かされた1人です。
街中では車体の小ささや軽さによりキビキビしたハンドリングと気楽さで軽快に走ることが出来た長所が、高速道路を走るとシビアなハンドリングと車体の小ささが心理的な怖さを生みます。
軽自動車の長所の車重の軽さも直進安定性を欠くことに繋がってしまい高速道路ではデメリットになってしまいます。
そう考えるとハスラーが欲しい人も実際にハスラーで高速道路を走った時の状態が気になりますよね。
ハスラーの主要緒元で高速道路の性能に関係がある項目のチェック
先ずは走行性能ではなく高速道路を走る時に関係するハスラーの主要緒元を見ていきたいと思います。
ハスラー自体の高速道路での走行性能もそうですが、同じハスラーでもどのバージョンのハスラーが高速道路向きなのかを検証していきます。
ハスラーのエンジンは2種類、ターボエンジンと自然吸気エンジン
高速道路を走る上でエンジンの性能は大きく関わりますよね。ハスラーに搭載されるエンジンには2種類あります。
ターボの付いているエンジンとターボが無い自然吸気のエンジンになります。
ターボエンジン:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジン
最高出力 64馬力/6000 最大トルク 9.7kg・ⅿ/3000
自然吸気(NA)エンジン:水冷4サイクル直列3気筒エンジン
最高出力 52馬力/6500 最大トルク 6.4kg・ⅿ/4000
この2つのエンジンの違いは、最高出力12馬力・最大トルク3.3もの差があります。
これは街中を走行している分にはそれほど違いが感じられないかもしれませんが、急な坂道や多くの人数を乗せて走行する時には差が出るでしょう。
特にトルクに関してはターボエンジンは約1.5倍になるわけですから、違いが出ないわけはないですよね。
ミッション・大きさ・車重の違い
ハスラーはミッションや車の大きさに関しては違いはありません。
車重はターボ車と自然吸気エンジン車とでは異なりますが、20キロ程度ですから大きな差を生む要素にはなりません。
この項目では高速道路に関する向き不向きの違いは特にないでしょう。
ブレーキとサスペンションの違い
ブレーキに関してはターボ車と自然吸気エンジンにではフロントがベンチレーテッドディスクかディスクの違いになりますが、これもその違いは大きくはなく影響は少ないでしょう。
サスペンションも同じ仕組みのものですね。
ただしターボ車と自然吸気エンジンはパワーもそうですが、車の方向性が違うためにスプリングのレートが違ったりダンパーのセッティングを変えていることは普通にある話です。
ハスラーも実際のサスペンションのセッティングが異なる可能性が大いにありますね。
こうして見てくるとハスラーの主要諸元の中で高速走行に大きな違いが出そうなのは、エンジンがターボエンジンか自然吸気エンジンかという事とそのエンジンの違いに合わせたサスペンションの味付けがどのように異なるかという事ですね。
結局のところ、エンジンがターボか自然吸気かの違いでどちらが高速道路に向いているかという事になります。
Jスタイル2などの特別仕様車もエクステリアや快適装備の違いはありますが、走行性能に違いのある装備はありませんからね。
では実際の走行しての感想です。
ハスラーの実際の走行に関する感想
ハスラーの走行性のは軽自動車としては勿論そのフィールドに寄っては小型車のレベルと言えるぐらい出来のいいものでした。
そして市街地を走っている分には良い車であることもあり、ターボエンジンでも自然吸気エンジンでもそれほどの差は感じられません。
しかしこれが高速道路を走行してみると明確に違いが出ます。
追い抜きや加速時にはパワーやトルクの差からくる余裕がターボ車との明確な差になった現れます。市街地ではそれほど気にならなっかった加速力は高速道路では大きな差になってしまいます。
また軽自動車の排気量は660ccと小型のためにパワーやトルクが高くてもそれはどうしても高回転にすることで出力しています。
このために高速道路での走行時はエンジンを高回転に維持することになり、これにより室内にエンジンの音がうるさくこもることになり快適性を損ないます。
エンジンを高回転にすると緊張感があるために精神的にどうしても疲れるんですよね。これが長時間の運転に悪影響を及ぼします。
そして高回転にエンジンを回すという事は燃費でも不利になります。これも高速道路の利用時には大きな差になって現れます。
但しサスペンションの味付けに関しては特別大きな差は感じませんでした。
そのためにハスラーのターボ車・自然吸気エンジン車共に持つ特徴になりますが、高速道路の継ぎ目を乗り越える時の振動に関しては割と大きめでした。
スプリングを固めた感じでもダンパーで吸収する感じでもなく少しチープな感じの動きです。これはタイヤが大きいことも影響しているようです。
それに車高が高い分横風に対する影響も受けやすくハンドルによる修正は必要です。これはハスラーのハンドリングの味付けが元々軽いことも関係していると思います。
普段の街乗りに関してはそのハンドリングも悪くないのですから、やはりハスラーは高速道路の走行を得意としないという事なのかもしれません。
ターボエンジンと自然吸気エンジンの価格差
では実際のターボエンジンと自然吸気エンジンの価格の差を見てみましょう。
例えばXターボの4WDでCVTノーマルトップの価格は1,674,000円です。
これがXの自然吸気、4WD・CVT・ノーマルトップの価格は1,587,600円となります。
この差は86,400円です。
これを高いとみるか安いとみるか、ですが、、、、、
私は安いと思いますよ。
というか、格安だと思います。
ハスラーは高速道路での性能のまとめ
結論から言うと高速道路を主体で走る人はハスラーならターボ車を選んだ方が良いと思います。
最高出力の差もありますが、その出力やトルクを出すためにターボのないエンジンではどうしても回転数を上げる必要があるために室内に音がこもり疲れてしまいます。
しかもエンジンの回転数が高いと緊張感が出てしまい特に長時間の走行では疲れてしまいます。
価格差の86,400円を考えてもハスラーに関しては高速道路を多く使う人はターボエンジンを選ぶ方が良いと思います。
しかしターボエンジンの方が自然吸気のエンジンよりも向いているのは事実ですが、ハスラーと言う車の性質上高速道路を走るのは得意なステージとは言えません。
これはハスラーは非常に良い車なのですが、軽自動車もオフロード車もどちらジャンルの車も高速道路を走ることには向いていませんので仕方がないことではないでしょうか?
そう考えると高速道路を主体で利用される人は1000ccや1300ccのクラスの車にされた方がベストな選択になると思います。
まぁそこは餅は餅屋という事ですね。
とは言え、ハスラーも軽自動車と言うジャンル内の車と考えた時には平均以上の性能だと思いますので、普段は街中の走行でたまに高速を使う程度なら快適に乗れると思いますよ。
その時はハスラーのターボエンジンを選択されることをおススメします。
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