スズキ新型ソリオのストロングハイブリッドモデルの実力はどうなのか?
スズキのソリオとバンデッドは車としての評判も販売も好調で、今のスズキを象徴する車種になったと言えるでしょう。
車両価格を抑えた上に燃費も良いマイルドハイブリッドもスズキの考える環境対策を表したシステムで、その燃費もJC08モード燃費:23.8~27.8km/Lと素晴らしい数字を誇っていたので高評価を得ました。
しかもスズキは更に進んだ技術であるストロングハイブリッドを搭載したソリオを立て続けに発表するつもりでしたが、予想以上にマイルドブリッドモデルの販売が絶好調となったために自動車生産工場の余力が無くなったことも影響して発売を延期にしたほどです。
そのソリオ・バンデッドのストロングハイブリッドモデルがマイナーモデルチェンジが行われるタイミングで遂に満を持しての登場しました。
しかしトヨタとダイハツがソリオと全く同じコンセプトのモデルを発売して対抗してきました。
今回はそのストロングハイブリッドも得て盤石な体制で迎え撃つ、スズキの新型ソリオとバンデッドのモデルチェンジ情報の紹介です。
スズキのソリオとは?
今は大人気となりすっかりソリオとソリオ・バンデッドという車名が定着したソリオですが、実はワゴンRから派生した車種ということで車名を何度も変更してきた過去があります。
最初はワゴンRの人気を小型車でも再現するためにワゴンRと共通のパーツを多く使い外観もワゴンRのイメージそのままで名前もワゴンRワイドということで幅を広くしたワゴンRとして発売されたモデル(1997年-1999年)でした。
この小型車版ワゴンRであるワゴンRワイドが初代ソリオということになります。とは言えプラットフォームはワゴンRのモノを使ったので技術的に見ても軽自動車を延長したものでしたからワゴンRの1種だったと言えます。
下の写真を見ても確かに少し膨れた感じのするワゴンRですよね。
その後のモデルチェンジを受けて、多くのパーツをワゴンRと共有するもののプラットフォームは小型車専用のモノを使用したことで、技術的に見てもワゴンRから独立したモデルとなります。しかし販売戦略上の理由からワゴンRの兄弟車ということになるのですが、社内的にも迷いがあったようで車名が次々と変わるという不思議な現象が起きました。
発売当初の名前はワゴンR+(1999年-2000年)それがワゴンRソリオ(2000年-2005年)へと変わり、そして遂にワゴンRというブランドが取れてソリオ(2005年-2010年)という車名になります。
この手法は車では良く用いられるもので、冠名のように有名な車名が頭にありその後ろに新しい車名があり、その後のフルモデルチェンジの時に冠名車名を外して、新しい車名のみになります。これは人気車種のブランド力を上手く引き継ぐための手法ですね。本当に有効なのかは疑問ですが、、、、
ただ普通はフルモデルチェンジの際に行うことでマイナーチェンジで同一世代の内に名前が2回も変更になる例は他には知りませんね。実際に↓の写真で見比べてみると。
これがワゴンR+で、こっちが、ワゴンRソリオ で、最後にソリオ
、、、、、、、、って、まったく同じですよねぇー!開き直ってワザと同じ外観にしたんじゃないかと思えるぐらい同じですよね。この外観ではやっぱりワゴンRしか見えないですよね。
ワゴンRソリオのCMです。
しかしソリオを有名にしたのは、2011年に発売された3代目のソリオが発売になってからです。
3代目ソリオ MA15S型 販売期間2010年-2015年
5ナンバーの車よりもコンパクトなサイズで主婦を含めて運転がし易く、車内はセンターウォークスルーなどの創意工夫をしてボディーサイズから想像も出来ないほどの広さを誇り、そしてドアはこのクラスとしては異例の両側スライドドアを装備することで小さいお子さんや大きな荷物などを乗り下しするのに最適なものとしました。
そしてその人気に被せるかのようにメッキパーツを多く使い派手な外観として若者の人気も取り込んだバンデッドを発売して人気を更に得ていきます。CMもカトゥーンを起用して若者と若い主婦にアピールしたものとなっています。
4代目ソリオ MA26S/MA36S型 販売期間2015年-現在
そして2015年に4代目へとフルモデルチェンジが行われマイルドハイブリッドシステムまで搭載することで適正な車両価格で高燃費という経済性まで手に入れて不動の大人気となっています。
しかも未だにこのクラスに同じコンセプトのモデルは存在しないのライバルも不在という状況で、トヨタがラクティスやBbの後継車やニッサンがキューブの後継車をストップ・ザ・ソリオに仕立てて発売するまで独壇場となっています。
CMはカトゥーンを引き継いでジャニーズの先輩のトキオが務めています。
下の動画はそんなスズキ・ソリオの車両紹介動画です。
マイルドハイブリッドからストロングハイブリッドへ
新型ソリオではストロングハイブリッドシステムが搭載されていますが、そもそもストロングハイブリッドシステムってなんなんでしょうか?
今更ですが説明すると、ハイブリッドシステムには2種類あるんです。
ハイブリッドカーの代表車であるトヨタのプリウスのハイブリッドシステムはストロングハイブリッドです。それに対してスズキのハスラーやワゴンR・スペーシアに搭載しているSエネチャージはマイルドハイブリッドと言います。
ストロングハイブリッドと言う呼び方は、元々トヨタがプリウスとクラウンのハイブリッドシステムの違いを説明するために使いだした言葉でしたが今は業界全体で使われるようになりました。
では、一般的に言われるその定義と代表的な車を見てみましょう。
ストロングハイブリッド
ストロングハイブリッドシステムはエンジンと電動モーター共に高出力の大型のものとなりの走行状況から最も効率の良い方を選択して出力配分を決めているものです。
つまり電気モーターのみの単独での通常走行や発進も可能としています。
ストロングハイブリッドシステムではどうしても複雑な仕組みになることにより技術的に難しくなることや高価になることがデメリットになりますが、大幅な燃費向上が可能になります。
ストロングハイブリッド搭載の代表車
マイルドハイブリッド
マイルドハイブリッドシステムはガソリンエンジンをメインの動力源としていて電気モーターはあくまで補助的なアシストのみに限られます。停止からの発進や加速時に電動モーターをアシストとして活用していることが多いです。
このマイルドハイブリッドシステムでは基本的に1つの電気モーターであることも多く小型の物でも良いのでシンプルな仕組みで実現可能なために技術的にもコスト的にも高くはならないのが大きなメリットです。
その分燃費改善に関してはストロングハイブリッドシステム程の効果は期待できません。
ストロングハイブリッド搭載の代表車
Sエネチャージ搭載のハスラーやワゴンR・スペーシア・インサイト・ソリオ
以上のことを簡単にまとめて言うとですねぇ。
- ストロングハイブリットシステムは、複雑なシステムの分燃費は良いんだけど、車両価格が高い!
- マイルドハイブリッドシステムは、簡単なシステムの分燃費はそこそこ良い程度だけど、車両価格は高くはない!
まぁ要は元々ハイブリッドシステムの最大の問題点は価格が高いということなんですよね。
高い車両価格を数年かけて安くなったガソリン代が回収出来るかどうかの計算になりますからね。そう考えるとマイルドハイブリッドも小型車に合った良いシステムだと思いますね。
新型ソリオでは、そのスズキの考え方に合ったマイルドハイブリッドシステムを既に搭載しているにも関わらず敢えてストロングハイブリッドシステムを搭載してくるわけですからね。
逆に言えばスズキには、それだけの勝算とコンセプトがあるのでしょうからこれは楽しみです。
スズキ新型ソリオの詳細スペック
スズキ新型ソリオの詳細スペックを見てみましょう。
スズキ新型ソリオのプラットフォーム
Aセグメント車等の小型乗用車用の新開発プラットフォーム
現在スズキはプラットフォームの改良に力を注いていて現在のこの小型乗用車用プラットフォームも評価は非常に高いモノがあります。そのために改良などは施さずにそのままとなりました。
スズキ新型ソリオのボディーサイズ
全長3710mm x 全幅1625mm x 全高1745mm
ホイールベース 2480mmプラットフォームに変更はありませんから、ボディーサイズもホイールベースも変更はありません。
スズキ新型ソリオのトランスミッション
ソリオでは動力ユニットによってトランスミッションが2種類に分かれています。
ガソリン・マイルドハイブリッド:インパネシフトCVT
一般受けの良いオートマテックミッションとしてインパネシフトCVTを採用しています。
ストロングハイブリッドモデル:インパネシフト5AGS
インパネシフトCVTからAGSを採用することでコストダウンを行い車両価格の上昇を抑えることを狙ったものですが、これがかなり優秀でしかもストロングハイブリッド用に調整がされていて素晴らしいレスポンスを実現しています。
AGSとは正式名をオートギヤシフトと言いマニュアルミッションをベースとしたクラッチの接続とシフトアップとダウンを自動で行う電動油圧式アクチュエーターを利用した新開発のトランスミッションです。2ペダル式マニュアルなどとも言われるものです。
AGSに関してはまだシフトチェンジの際に発生する振動などがデメリットとして指摘する人が多いのも事実ですが、今回採用される改良型の5速AGSシステムは、MGUの介入によりトルク変動を小さく抑えることでよりスムーズな変速が可能となり不快な振動を最小限に抑えることが出来るとしています。
スズキ新型ソリオのストロングハイブリッドモデルの駆動方式
FF(フロントエンジンフロントドライブ)&4WD(4輪駆動車)
通常のソリオやバンデッドには4WD(4輪駆動車)とFFがあり選択できますが、ストロングハイブリッドモデルに関してはハイブリッド用のバッテリーの搭載スペースが必要なために4WDはスペース的に余裕がないためにFFモデルのみとなります。
燃費性能の向上ということを考えても4WDはかなり不利ですから、開発も2の次なんだと思います。
スズキ新型ソリオのの搭載エンジン
◎ストロングハイブリッド:1.2リッター直列4気筒DOHCデュアルジェットエンジン +モーター
1モーター2クラッチ・パラレル方式
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm 最大トルク:12.0kgm(118Nm)/4400rpm
モーター:ISGとMGU
最高出力 :13.6ps(10kW)/3185-8000rpm 最大:トルク:3.1kgm(30Nm)/1000-3185rpm
モーター電池:リチウムイオン電池
燃費はJC08モードで32.0km/L◎マイルドハイブリッド:1.2リッター直列4気筒DOHCデュアルジェットエンジン +モーター
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm 最大トルク:12.0kgm(118Nm)/4400rpm
モーター:WA05A
最高出力 :3.1PS(2.3kW)/1,000rpm 最大:トルク:5.1kg・m(50Nm)/100rpm
モーター電池:リチウムイオン電池
燃費はJC08モードで27.8/L(FF) 23.8/L(4WD)◎ガソリンエンジン:1.2リッター直列4気筒DOHCデュアルジェットエンジン
最高出力:91ps(67kW)/6000rpm 最大トルク:12.0kgm(118Nm)/4400rpm
燃費はJC08モードで24.8km/L(FF) 22.0km/L(4WD)スズキ自慢の1.2リッター直列4気筒デュアルジェットエンジンにEV駆動だけでの単独走行も可能とするストロングハイブリッドシステムを組み合わせます。
そのモーターもISGとMGUの2種類を搭載します。それぞれのモーターに役割が振り分けられて、ISGは走行中での発電とアイドリングストップからの再始動を担当することになり、MGUは単独走行を含めた駆動とエネルギー回生を担当するものです。
JC08モードで32.0㎞/LとなりマイルドハイブリッドモデルのJC08モード燃費23.8km/L‐27.8km/Lから比べても素晴らしい数字となっています。
バッテリーはリチウムイオンバッテリーとなりまます。ただバッテリーを搭載するためにスペースを取るために通常版のソリオ・バンデッドによりもリヤトランク下の収納スペースに関しては小さくなっています。更に燃料タンクの容量32Lも小さくなっています。
ただしストロングハイブリッドによる燃費向上分により航続距離は同程度が保たれています。
スズキ新型ソリオのエクステリアデザイン
ストロングハイブリッド搭載ということで大きな変更が行われますが、あくまで今回はマイナーチェンジです。と言うか本来ならマイナーチェンジでもない年次改定でしかないので、エクステリアのデザインに関しては最小限の変更しかありません。
基本的にストロングハイブリッドの専用エンブレムのみと考えた方が方が良いでしょう。
実はこの時期に発売されたのは戦略的な理由があったからです。それはこのジャンルを独占していたソリオでしたが、ダイハツとトヨタがライバル車種を発売したからです。
そのテコ入れ策として同じタイミングにこのストロングハイブリッドエンジンを追加発売したという訳です。
スズキのダイハツ・トヨタ連合に対するバチバチの戦略でしたが、スズキとトヨタが提携するという話となったので、この様な露骨なスズキとダイハツのライバル関係からくる対策は最後なのかもしれないですね。
スズキ新型ソリオのインテリア
インテリアに関してもエクステリアと同じでマイナーチェンジということででは大きな変更は行なわれません。
ただしストロングハイブリッドモデルに関してはセンターメーターのタコメーターが無くなりそこにはEV駆動用のバッテリーの電気量を示すメーターがはめ込まれることになります。
スズキ新型ソリオの安全装備
ステレオカメラシステムを搭載してくるとのことです。これにより自動ブレーキアシストは、今までの車両を捕捉できるだけでなく歩行者に関しても感知できるようになります。
これにより衝突回避に関しては時速5km/hから時速50km/hの範囲内で可能として、作動に関しては時速5km/hから時速100km/hまでも対応できます。
しかもわき見運転に対しても時速60km/hから時速100km/hの間で車線逸脱アラートが対応するようになります。
ただし残念なことに追従クルーズコントロール機能の搭載に関しては今回は見送られました。
スズキ新型ソリオのボディーカラー
ソリオのボディーカラーは全8色になります。今回はその人気ランキング順に紹介したいと思います。
1位と2位に関してはリセールバリューも最も高い定番のホワイトとブラックが占めています。意外と硬い選択をされる人が多いモデルなんですね。
4位のシルバーも安定のカラーなので納得なのですが、3位のブラウンは意外です。
ブラウンは好き嫌いが出るカラーでモデルによっては最下位もあるカラーなので人気なのは驚きです。
ただしリセールバリューはあまり期待しないほうが良いボデイーカラーですね。
1位 ピュアホワイトパール2位 スーパーブラックパール 3位 クラッシーブラウンメタリック4位 スターシルバーメタリック 5位 クリアライムメタリック6位 ブーストブルーパールメタリック7位 ファーベントレッド 8位 クォーツピンクメタリック
スズキ新型ソリオの価格帯
実情を考えてストロングハイブリッドシステムのコストは約40万円前後は掛かると言われています。
単純に現在のマイルドハイブリッドモデルにこのコストをオンすると約210万から約230万という価格になります。
ただスズキのコスト管理の細かさは有名でライバルであるトヨタのシエンタやホンダのフリードとの価格競争も無視されることはないでしょう。
実際の生産コストから考えると非常にお買得な戦略的価格でストロングハイブリットモデルは購入可能となってますね。
スズキ新型ソリオの車両価格
ソリオは3種類のエンジンにより大きく分かれたうえで駆動方式と装備の異なるグレードで金額が異なります。
ストロングハイブリッドモデル
- ハイブリッドSZ デュアルカメラブレーキサポート装着車 5AT FF 32.0km/l 2,122,200円
- ハイブリッドSZ 5AT FF 5名 32.0km/l 2,062,800円
- ハイブリッドSX 5AT FF 5名 32.0km/l 1,917,000円
- ハイブリッドSX デュアルカメラブレーキサポート装着車 5AT FF 32.0km/l 1,976,400
- ハイブリッドMZ CVT(無段変速車) FF 27.8km/l 1,841,400円
- ハイブリッドMZ デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 2,027,160円
- ハイブリッドMZ CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 1,967,760円
- ハイブリッドMZ デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) FF 27.8km/l 1,900,800円
- ハイブリッドMX デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 1,881,360円
- ハイブリッドMX CVT(無段変速車) FF 27.8km/l 1,695,600円
- ハイブリッドMX デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) FF 27.8km/l 1,755,000円
- ハイブリッドMX CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 1,821,960円
- G CVT(無段変速車) FF 24.8km/l 1,454,760円
- G CVT(無段変速車) フルタイム4WD 22.0km/l 1,581,120円
スズキ新型ソリオ・バンデットの車両価格
バンデッドに関してはガソリンエンジンモデルがありません。
ストロングハイブリッドモデル
- ハイブリッドSV デュアルカメラブレーキサポート装着車 5AT FF 32.0km/l 2,106,000円
- ハイブリッドSV 5AT FF 32.0km/l 2,046,600
- ハイブリッドMV CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 1,951,560円
- ハイブリッドMV CVT(無段変速車) FF 27.8km/l 1,825,200円
- ハイブリッドMV デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) FF 5名 27.8km/l 1,884,600円
- ハイブリッドMV デュアルカメラブレーキサポート装着車 CVT(無段変速車) フルタイム4WD 23.8km/l 2,010,960円
スズキ新型ソリオ・バンデッドは?
ここまでは新型ソリオとして内容を書いてきましたが、現行モデルと同じように新型のバンデッドに関しても同じ内容でのモデルチェンジが行われています。
バンデッドの厳ついデザインに使い勝手の良さそして最新のストロングハイブリッドシステムで経済性も良いとなれば死角無しですからね。
但しソリオとバンデッドの最大の相違はガソリンエンジンモデルがあるかないかです。
それに伴い車両価格が安いモデルが欲しければ、バンデッドは買わずにソリオを選択することになります。
スズキ新型ソリオの試乗インプレッション動画
ソリオは人気車種ですからモータージャーナリストによる試乗レポートもあります。
ハイブリッドシステムを比較して見ることも可能です。
先ずはマイルドハイブリッドモデルのインプレッション動画になります。
そして次は注目のストロングハイブリッドモデルのインプレッション動画になります。
スズキ新型ソリオのモデルチェンジ情報
2016年11月29日にトヨタとダイハツの対ソリオ新型トールワゴンに対抗するために異例のマイナーチャンジを行い秘蔵のストロングハイブリッドシステムを搭載したモデルを発売しました。
これにより燃費性能をJC08モード燃費で32.0km/Lにまで達しました。
しかしこの通常の流れと異なるタイミングでのマイナーチェンジを行ったことでソリオのモデルチェンジスケジュールが見えなくなってしまいました。
2018年内までには特別な変更はないことが予想されていますので、2019年あたりで特別仕様が追加となり2020年にフルモデルチェンジとなるのが予想されます。
スズキ新型ソリオのライバルの動向は?
ソリオの同じジャンルのライバルはトヨタとダイハツ対ソリオの新型トールワゴンのルーミー・タンク・トールだけです。
その為にコンパクトカーの他のジャンルのモデルと比較購入する人が多いですね。
トヨタ新型ルーミー・タンク
トヨタがスズキ・ソリオの独り勝ちを阻止すべく新型の小型トールワゴンを発売して対抗してきました。開発と生産はグループ会社のダイハツが担当して販売をトヨタが行うというスキームのモデルです。
モデルの内容に関してはソリオに対して後出しじゃんけんですから性能的には見劣りしないのは当然のモデルです。
トヨタのルーミー・タンクに関しては、下の記事に詳しく書きましたのでご覧ください。
ラクティスとbBがモデルチェンジして打倒ソリオの新型ミニバンを発売!
トヨタ新型アクア
積載性という意味ではライバルではありませんが、燃費性能で比べることになるのは同クラスの燃費性能NO1のアクアではないでしょうか?
両側スライドドアや荷物が多く積める点に拘らなければ燃費性能を優先してアクアを選択する人もいると思います。
しかもフルモデルチェンジする次期アクアは驚愕の燃費のようです。
詳しくは↓の記事を読んで下さい。
2017年に登場するトヨタ・新型アクアの燃費に驚愕!フルモデルチェンジの内容とは?
ニッサン新型マーチ
マーチは海外では発売が決定しているのですが、日本ではノートのハイブリッドが予想以上の人気となったために大きくなった新型マーチとはマーケットが被ってしまうために導入が躊躇されています。
新型マーチはそのエクステリアデザインを見て分かるようにニッサンが本気で開発した力作であり完成度が高いモデルとなっていますからぜひ日本にも導入してもらいたいですね。
詳しい新型マーチの内容に関しては下の記事を読んでください。
2017年発売の日産新型マーチのモデルチェンジの内容が凄い!
スズキ新型ソリオのストロングハイブリッドモデルのまとめ
スズキのストロングハイブリッドシステムの市販モデルの第一号の発売が新型ソリオになります。
開発に関しては万全の状態での販売ですから完成度は高いと思います。
しかも本来のスズキの考え方に合っているマイルドハイブリッドがあるにも関わらず敢えてストロングハイブリッドモデルを追加しての販売です。
無駄なことは徹底的に排除するスズキが敢えて販売するストロングハイブリッドシステムです。
マイルドハイブリットとストロングハイブリッドにそれぞれ存在意義があるということですね。
物事の本質を捕らえ無駄を省き最低限の開発でそして低コストで効果を出して結果を出す、それがスズキですからね。
元々人気の高いソリオに更なる選択肢が増えたわけですから鬼に金棒ですよね。
ソリオやシエンタなどの新車を買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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