新型クラウンのフルモデルチェンジは2018年か?
クラウンはトヨタが販売する高級車ですね。レクサスLS当時はセルシオが発売するまでトヨタの最高級車でもありました。
そのために今でも日本人であればクラウンと言えば最高峰なイメージを誰もが持つ車でありある意味日本の高級品とはなんたるかの象徴的存在だったと思います。
しかし今はクラウンもレクサスLSやレクサスGSがあるために、トヨタ車の中での位置取りに迷いがあり色々な方向性を探っているのが良く分かります。
新しいユーザー獲得のために新しい試みもしていますが、従来のクラウンファンも多くいるために革新的な事をし過ぎると今までのファンが去ってしまうという逆効果もあり得るので難しい舵取りとなっています。
そんなクラウンのフルモデルチェンジが迫ってきました。新型クラウンはどの様に変わってくのかを見ていきましょう。
トヨタ クラウンとは?
言わずと知れたトヨタの高級車ですね。今はレクサスブランドに更に高額の高級車もありますが、トヨタブランドと考えれば最高級車の1つです。
1955年の初代クラウンの発売から現在のモデルが14代目となるモデルで、息長いモデルです。そのためにその時代時代の日本の高級と言う価値観を反映しているのがクラウンと言えます。
ライバルはニッサンのグロリア・セドリックでしたが、時代に合わせてモデルチェンジをしてフーガに変わってしまってます。
その高級感や信頼性の高さから官庁の使用車やタクシーに用いられることが多いのもその特徴ですね。
では14代のクラウンの中でも印象深いモデルをピックアップして見ていきましょう。
初代クラウンRS型・S2#型・S3#型(1955年 – 1962年)
トヨタが海外のメーカーと提携せずに純国産としてトヨタ社内の設計に拘ったモデルです。エクステリアデザインもフレーム等のコンポーネントもアメリカの車を参考に造られています。
1,453 ccの水冷直列4気筒のOHVエンジンは最高出力は48 馬力、最高速度100 km/hに達しました。
とは言えさすがに現代の車の様ではなかったようです。販売をしながらトラブルの抽出と対応・改善を行ったいたようです。ですが、それはクラウンが特別と言う話ではなく当時の車はどれもそんなモノだったようです。
しかしもう完全にクラシックカーの領域ですね。しかしカッコいいっ!
流石にCMは内容なので飾られたモデルの動画です。
実際に走っている動画もあります。いやぁこれが目の前を走っていたら感動しますよね。
4代目 クラウン S6#/7#型(1971年 – 1974年)
日本の高級車として不動の地位を得たクラウンでしたが、4代目のクラウンは”クラウン史上最大の失敗作”と呼ばれました。それはライバルのニッサンのグロリア・セドリックに販売台数で抜かれてしまっただけでなく、やはり特徴的なエクステリアデザインにも原因がありますね。
時代を先取りした先進的過ぎるエクステリアデザインは、空気抵抗を下げて高速性能の向上を狙った曲面で構成されたデザインや組み込み式で特徴的なカラードバンパーを使ったフロントマスクが個性的な車としました。
そしてそのエクステリアデザインから付けられたニックネームは”クジラ”でした。
”クラウン史上最大の失敗作のクジラ”、、、、、、しかし酷いニックネームですよねぇ(笑)
これ以上酷い呼び名が付くクラウンはもう登場しないでしょう。
7代目クラウン S12#型(1983年 – 1987年)
”いつかはクラウン”
クラウンといえばやはりこのキャッチコピーですよね。たった2コトだけでクラウンの全てを語っていますよね。
これは日本のキャッチコピーの歴史に残る名コピーです。
エクステリアデザインもこれぞ日本車の80年代の高級車というデザインです。色もホワイトなのがまたこの時代を感じますね。
この頃のクラウンはボディータイプも2ドアは無くなり、4ドアかワゴンになり4ドアはセダンとハードトップの2種類が用意されています。このモデルの特徴は、Cピラーの形状でクリスタルピラーと呼ばれる曲線を用いられたものになっています。
フェンダーミラーからドアミラーへと切り替わったのもこの7代目のクラウンからになります。
アリスト(ARISTO) JZS14#型 販売期間1991年 – 1997年
ここでクラウンではないのですが、クラウンの派生車種・兄弟車として日本の車の歴史に名を残した名車を紹介したいと思います。
クラウンのスポーツバージョンという高級車でも走りを感じさせるモデルというイメージで登場したのが、アリストです。クラウンのプラットフォームに280馬力のエンジンを搭載して、足回りは4WDシステムに引き締めたサスペンションで安全で快適で馬鹿速い高級車という今までの日本にないジャンルを開拓しました。
日本でも独自の存在感のある名車でしたが、日本にレクサス店が出来て取扱店の変更と同時に海外ブランドのGSへと車名変更してしまいました。
それからレクサスGSとしてモデルチェンジしてきましたが、アリストの頃ほどの存在感は無くなってしまいました。
アリストのままであった方が良かったでしょうね。
12代 ゼロクラウン S18#型(2003年 – 2008年)
今までのおじさん臭いイメージから変革したモデルとなったゼロクラウンです。大分若々しくそして走りを感じさせるモデルへと変換されました。
”ZERO CROWN~かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる”
このキャッチコピーも良いコピーでゼロクラウンの全てを語っていると思いますね。
車の内容も大きく変更がされ新開発のNプラットフォームに伝統の直列6気筒エンジンを安全性と重量のデメリットを理由に捨て、運動性能や静寂性で勝るV型6気筒エンジンを搭載します。ミッションに関しても、5速ATだけでなく6速ATにはシーケンシャルシフトも装備して運動性能を主張するモデルとなっています。
このゼロクラウンの実力がジャーナリストやレーサー達にとっても予想外だった動画が↓のものです。ベストモータリングの新型RX-8の実力をピュアスポーツS2000と比較して試すための企画でした。
しかしそこで台頭したのが予想外のクラウンっ!”藤波、俺はお前のかませ犬じゃない!”と長州並みの下剋上です。
実際に従来のクラウンのユーザーよりも若い層からの支持を多く集め成功したモデルでした。今までクラウンは爺臭いと興味の無かった若者がカッコいいと話題にしてましたからね。
14代 現行クラウン S21#型(2012年 – 現在)
ゼロクラウンからキープコンセプトとして考え方を引き継いだモデルで、エンジンこそ2.5Lのダウンサイジングエンジンにプラスしてハイブリッドエンジンも搭載されましたが、プラットフォームは先代のクラウンから引き継がれたものとなり、大きな革新的なモデルという技術はありませんでした。
そのためかエクステリアデザインに関しては従来のクラウンの様な品と風格のあるフロントマスクではなく大胆に切れ上がった大型のラジエーターグリルを装着して話題性を重視した印象もあります。
ロイヤルシリーズではロイヤルの王冠をモチーフにしたグリルデザインに対して、アスリートシリーズは逆にした台形を2つ重ねたようなインパクトのあるスピード感を演出したグリルとなり今までにないクラウンとなっています。
そしてもう1つの大きな特徴がボディーカラーです。
標準色として、ジャパンカラーセレクションパッケージとネーミングされた日本語の名前を持つ12色のボディーカラーがあります。
- 紅(クレナイ) リッチレッドクリスタルシャインガラスフレーク
- 仄(ホノカ) ローズメタリックオパール
- 茜色(アカネイロ) オレンジメタリック
- 天空(ソラ) ピュアブルーメタリック
- 群青(グンジョウ) ダークブルーマイカメタリック
- 紺碧(アオ) ダークブルーマイカ
- 白夜(ビャクヤ) グレーメタリック
- 翡翠(ヒスイ) アルミナジェイドメタリック
- 常盤色(トキワイロ) グリーンマイカメタリック
- 胡桃(クルミ) ブラウンマイカメタリック
- 黒曜(コクヨウ) ダークブラウンメタリック
- 白光(ビャッコウ) ライトイエローマイカメタリック
CMは茜色のクラウンです。
更にはクラウン誕生60周年記念ということで限定色の空色と若草色を販売したりもしました。
↓のCMは空色のクラウンです。
こっちは若草色のクラウンになります。
ピンク・クラウン!!
フロントマスクのグリルの形状や12色のボディーカラーなどで話題を呼んでいた現行のクラウンでしたが遂にその究極ともいえるピンクのクラウンを発表します。
このクラウンは1か月間の限定販売で特別仕様車としての名前が”リボーンピンク”そしてボディーカラーとしての色名は”モモタロウ”となります。
本来はCM用に用意されたボディーカラーだったようですが、豊田章男社長が気に入り鶴の一声で市販化が決定したというもの。実際の販売台数は650台だったとか、、、、、
いやいや、このショッキングピンクが650台も売れたんですねぇ、世の中には結構酔狂な人がいるもんですね。
豊田章男社長が”日本車は没個性だとよく言われるから良いんじゃないですかといった趣旨のコメントをしていた際には呆れたのをよく覚えています。
日本車のアイデンティーをピンクのボディーカラーだと言ったようなものですからね。それをオーリスやヴィッツでするなら良いのですが、日本の高級車の象徴クラウンでするのは不味いでしょうと思いますね。
現行のクラウンにはアスリートとロイヤルの2つのシリーズがあります。マジェスタは嘗てはクラウンの1つのシリーズとして開発されていた時もあったのですが、今はクラウンの冠名はありますが、独立したモデルとして登録されています。
クラウン・アスリートシリーズ
クラウンのアスリートシリーズとは簡単に言えば従来のクラウンのユーザー層よりも若者向けのモデルになります。そのためエクステリアデザインも風格や品よりもインパクトのある走りを感じさせるものとなっています。
また足回りに関してもヨーロッパの高級車の様な柔らかすぎない引き締まった乗り心地で人に寄っては硬すぎるという人もいるかもしれませんが、ハンドルを自分で握るドライバーに合わせたFAN TO DRIDEを意識したものに仕上げてあります。
クラウンとしては新しい試みから生まれたモデルになります。私がもしクラウンを買うならアスリートを迷わず買うことでしょう。
このシリーズは中古になるとヤンキー系の人に好まれてVIPという仕様にされることが多いのも特徴の1つでもあります。
クラウン・ロイヤルシリーズ
従来のクラウンの正常進化がこのロイヤルシリーズになります。エクステリアも現代風には仕上げていますが高級感を最も重視したデザインを採用して、足回りも昔の日本車の高級車の味付けで柔らかくフワフワとしたソファーの様な乗り心地となります。
年配者やクラウンを乗り継いできたユーザーはこのロイヤルシリーズを選んでいます。
クラウン・マジャスタシリーズ
クラウンのマジェスタはクラウンの1シリーズであったロイヤルサルーンGのV型8気筒エンジンを積んだモデルをフルモデルチェンジさせる際に、クラウンのシリーズから独立して専用のプラットフォームを使い1モデルとして製造された車でした。
しかしマジェスタとして5代目に当たる現行の車種にフルモデルチェンジする際に専用のプラットフォームを止めてクラウンと同一のものとすると同時に独立モデルではなくクラウンの中の1シリーズというモデルに戻されています。
マジェスタはクラウンとレクサスLSの間を埋めるべく開発されたモデルで、レクサスを好まずトヨタやクラウンを愛するユーザーがクラウンよりもステップアップする車として開発されています。
アスリートとの大きな違いはアスリートはオーナーが自分で運転することを想定して造られているのに対してマジェスタは運転手を雇い後部席に座ることを想定して造られた車です。そのことは購入者の8割が法人ということからも明確に表れています。
トヨタ新型クラウンの試乗動画
現行クラウンの試乗インプレッション動画です。アスリート・ロイヤル・マジェスタとそれぞれの個性を比較して理解することが出来ますよ。
クラウン・アスリートの試乗動画です。
クラウン・ロイヤルの試乗インプレッション動画です。
クラウン・マジェスタの試乗インプレッション動画です。
車が好きな人にここで少し耳寄りな情報があります。
それは車を購入するのにちょっとしたコツを知っているだけで20万円以上安く買えたりします。
ディーラーとの交渉前の準備や下取り車の売却方法だったりします。
誰にでも出来る簡単な方法ですので、下の記事を読んで参考にしてみて下さい。
トヨタ新型クラウンのモデルチェンジ情報
2017年10月の東京モーターショー2017にコンセプトモデル”CROWN Concept”(クラウン コンセプト)を出展。
これにより一部スペックも判明しています。
トヨタ新型クラウンの予想基本スペック
では新型クラウンの予想される基本的な情報をここで整理して見ていくことにしましょう。
トヨタ新型クラウンのプラットフォーム
TNGAのN( 高級FR専用シャーシー)
ボディーサイズ:全長4,910mm× 全幅1,800mm× 全高1,455mm
ホイールベース2,920mm 乗車定員5人
トヨタが現在進めている新世代統一プラットフォームTNGAですが、これにはプレミアムカー専用のFR駆動向けのTNGA-Nが開発されています。このシャーシーを最初に採用して発売になる車が、レクサスのLCです。そしてそれに少し遅れて第2弾としての登場がレクサスのフラッグシップLSです。
このTNGAの 高級FR専用シャーシーは長さを縮めることで新型レクサスISにも採用されることが予想され、このIS様に仕上げたプラットフォームが新型クラウンにも使用されると思われます。
つまり新型クラウンは新型レクサスISと兄弟車ということになりそうです。確かにクラウン・アスリートとレクサスISは非常に似たコンセプトの車ですから違和感はありませんよね。
レクサスISを日本人好みに設計しなおしたモデルが新型クラウンです。今の日本車の中では贅沢なモデルです。
トヨタ新型クラウンのトランスミッション
CVT(無段変速機)と8速AT
トランスミッションには特別な新しい試みは無いようです。とは言っても当然の進化は遂げていますし、日本の道路事情にあったプログラムが組み込まれています。
トヨタ新型クラウンの駆動方式
FRと4輪駆動
高級車と言えばFRと相場は決まっています。4WDも用意されますがクラウンの基本はFRであり実際の売上に関しても8割以上がFRのもでるとなります。
トヨタ新型クラウンの搭載エンジン
エンジンに関しては現行モデルのエンジンとハイブリッドシステムを改良して載せると思われます。NAエンジンに関しては廃止の可能性が高いです。
これは時代の流れで大排気量のNAエンジンを載せるのであればダウンサイジングターボとなる可能性が高いためです。
それとアスリート用のスポーツユニットとして開発中の新型レクサス LSのFモデルと新型レクサス GS Fに載せる予定の3,000cc V型6気筒ターボエンジンで最高出力400馬力以上と言うスポーツカー並みのエンジンの搭載が予定されていて、クラウンのアスリートもレクサスISやGSと同じように走りを感じさせるモデルとなるようです。
現行車種から引き継がれるエンジンは2種類です。1つはマイナーチェンジで登場したダウンサイジングターボエンジンで8AR-FTS型です。
これはトヨタの次世代型の最新エンジンでトヨタだけでなくレクサスでも多く採用がされていく予定のエンジンです。
https://youtu.be/FjUpvCO9SPw
もう一つはハイブリッドエンジンで2AR-FSE型になります。
どちらも下記スペックよりもパワーと燃費共に改善されて出てくるでしょう。
ガソリンエンジン:8AR-FTS型 2.0L 直列4 気筒DOHCターボ
最大出力:173(235PS)/5,200~5,800ps回転 最大トルク:350(35.7)/1,650~4,400kgf.m/回転
ハイブリッドエンジン:型:2AR-FSE型 直列4気筒 DOHC 16バルブ デュアルVVT-i
最大出力:131(178PS)/6,000回転 最大トルク:221(22.5)/4,200~4,800kgf.m/回転
モーター:1KM型
最大出力:224PS 最大トルク:30.6kg-m
新型クラウンのもう一つの目玉は燃料電池FCV
トヨタの燃料電池FCVと言えば市販化目前と噂されるミライがあります。そのためにクラウンではこのミライのユニットをそのまま使うのかと思われそうですが、FFのミライに対してTNGA-NはFR専用設計車のためにかなり設計に変更を加えなければいけない様です。
そのこともありこの燃料電池FCVは新型クラウンのフルモデルチェンジから1年後に追加発売となる様です。
そもそも燃料電池FCVとはどの様なユニットなのでしょうか?下の動画は燃料電池FCVの機能に関してトヨタが説明したものです。
そしてその燃料電池FCVの開発を一から始めるのは大企業トヨタをもってしても平坦な道のりではなかったそうです。
ミライという車は名前が表現しているように実験的なショーカー的なイメージがあるモデルでしたが、この燃料電池FCVがクラウンに搭載されるとなると話が違います。
トヨタだけでなく日本を代表するモデルでありしかも日本の高級車の象徴ともいえるクラウンに一から開発した新技術が採用されるとなれば感慨もひとしおだと思います。
トヨタ新型クラウンのエクステリアデザイン
東京モーターショー2017に出典のコンセプトモデル”CROWN Concept”(クラウン コンセプト)が、ほぼ市販化モデルと言えるほどの完成度を誇っています。
一目でクラウンと分かるそのデザインは更に洗礼されてスポーティーと高級感を両立させた素晴らしいモノとなっています。 アスリートシリーズはレクサスISと兄弟車と言うこともありかなり大胆にスポーツカーを意識したデザインとしてくることが予想されています。
ロイヤルシリーズはどこまで行っても基本的にはキープコンセプトで上質で高級なイメージとなるでしょう。
実際レクサスでもあそこまで派手なデザインを採用しているわけですし、ロイヤルやマジェスタが高級車の王道で勝負するわけですから、アイデンティティーを強く主張するデザインであっても何ら不思議でないと思います。
そして海外でテスト走行するカムフラージュされたクラウンの姿がスクープ写真で撮られています。 出典 http://caroverviews.com 出典 http://caroverviews.com 出典 http://caroverviews.com 出典 http://caroverviews.com 出典 http://caroverviews.com出典 http://caroverviews.com
出典 http://caroverviews.com
このスクープ写真は世界で最難関と言われるドイツのニュルブリクリンクサーキットで撮影されています。
写真で見てわかるようにドイツでとはいっても右ハンドルモデルなことからも日本専用車であるクラウンをテストのために持ち込んでテストしている様です。
日本でしか売らないクラウンをなぜわざわざドイツにまで持っていっているかと言えば、新型クラウンはスポーツセダンとして走りの実力を上げるために最も過酷なニュルブリクリンクサーキットで足回りのセッティングをしているんだと思います。
今やスポーツカーやプレミアムセダンはこのサーキットでテストすることは常識的となっていることに習ったんだと思います。
この点からもトヨタの本気を感じます。
そしてエクステリアデザインはCピラーの流れるようなシルエットがカムフラージュされていても見て取れますので、非常に美しいデザインとなっているのが分かりますね。
塊感があり優雅なデザインが期待できそうです。
トヨタ新型クラウンのインテリア
エクステリア程の変更はなく時代と共に歩んできたクラウンらしい上質のものとなるでしょう。
トヨタ新型クラウンの先進技術
道路状況や渋滞などの情報共有を行いドライバー・アシスト「ITS Connect」を実現するモデルを目指して開発されています。
その為に車載通信機は、新型クラウンの全グレードで標準装備します。
お客様の安心・安全を目的とするコールセンターサービスを展開してドライバーサポートを実現するモデルとなります。
トヨタ新型クラウンの発売時期
クラウンのモデルチェンジは比較的サイクル通り行われていてその時の販売状況や回収率などに影響されることなく行われているケースが多いんです。
そのサイクルは5年後毎ですから、2017年末から2018年の初頭になります。
ただし2017年は、ブランドは違えどある意味最大のライバルとも言えるレクサスLSのモデルチェンジがあるために、少し遅らせて2018年の中旬から後半にする可能性が高いです。
予想されている可能性の最も高いのは2018年の夏です。
また燃料電池FCVは2019年の1年目の年次改定時に追加グレードとしての発売となります。
トヨタ新型クラウンの予想価格
車両価格に関しては現行車種とほぼ同じの据え置き価格とします。現行クラウンは、388万円から610万円ですから数万円程度の差となり最新式の装備の追加はあるでしょうから事実上の値下げと考えられます。新しいユーザーを開拓する意味でトヨタがクラウンに拘っている1つの表れです。
現行のクラウンの価格も先代の価格と比べると最安値で6万ほど値下げされていました。
1年後に追加される燃料電池FCVに関しては800万円~1000万円程度の価格帯になると言われています。クラウンとしてはかなり高額ですが車としての中身はクラウンとは別物と考えていいほど異なるものであり、市販化されて日もない最先端技術ですから高額なのは仕方ないと思います。
特別仕様車クラウンGR(スポーツ)更にクラウンGRMNの登場予定
クラウンシリーズのスポーツモデルとしてGAZOO Racingがチューンをするモデルが開発されているという話です。
この新型クラウンの特別仕様車は現在BMWと提携して開発が進んでいる新型スープラ用のV型6気筒直噴ツインターボのV30A-FTS型エンジンが搭載されて最高出力は350馬力以上というスポーツカーと同じエンジンが与えられ、ガチガチではないにせよサーキット走行においてもスポーツカー顔負けのパフォーマンスを発揮する足廻りの車となるようです。
そしてこのモデルのネーミングは、トヨタは現在のチューンモデル名G’sの廃止が決定しており新ブランド名がGRシリーズとなるので、クラウンもクラウンGRもしくはGRスポーツとなる可能性が高いです。しかしこのクラウンが通常の特別仕様車ではなく限定モデルのスペシャルチューンモデルだった時にはクラウンGRMNかクラウンTGRとなることが予想されます。
TGRはヴィッツとアクアでこの秋に発売が予定されているGAZOO Racingのカリカリのチューンモデルで限定販売される予定のモデルです。
TGRは、Toyota GAZOO Racingの頭文字になります。
クラウンがどのレベルまで走りに特化したスペシャルチューンが施されるかに寄ってモデル名が決まることとなるでしょう。
通常ラインナップのクラウンGRスポーツも良いですが、やはりクラウンのGRMNかTGRを見てみたいです。
いや、どうせなら両方発売してもらいたいですね。
クラウンGRスポーツをベースにして限定モデルのクラウンTGRを発売するので良いんじゃないでしょうか?
トヨタはWRCに参戦してGRMNのスポーツブランドイメージを確立しようとしていますから、高級車のクラウンでも運動性能を売りにしたMシリーズの様なモデルとなって貰いたいですね。
トヨタ新型クラウンのライバル車の動向
クラウンはレクサスを別としたならば国内最高峰の車です。他社のライバルも有力車種がありますが、最近はそれほど活発なモデルチェンジが予定されていないこともあります。
ライバルとなるニッサンとマツダを見てみましょう。そして本当のライバルはやっぱりあの車ですかね?
ニッサン新型フーガ
クラウンのライバル車種はニッサンではフーガとスカイラインといえます。スカイラインは国内専用のスポーツセダンでしたが現在は世界戦略モデルとなり高級路線の車となりました。
ニッサン・フーガは元々はセドリック・グロリアで対クラウンとして開発された車です。
2018年にはフーガもモデルチェンジをしてワールドプレミアムカーとして登場します。
ニッサン新型フーガの驚きのモデルチェンジ情報:最高のセダンへ!
マツダ新型アテンザ
現在のマツダのセダンでは最高級の車種がアテンザとなり車格もボディーサイズもアップしました。走りも質感もマツダのフラッグシップモデルに相応しい車になってきました。
フルモデルチェンジでは本当にクラウンのライバルと呼べるモデルとなりそうです。
マツダ新型アテンザのモデルチェンジ予定!FR化やハイブリッドディーゼル搭載か?
レクサス新型LS
他のライバルの動向が余り動きがないこともありやはりクラウンと比較される車種としてはレクサスLSが最有力なのかもしれません。
しかも今年の東京モーターショーでは日本向けのモデルも正式発表されて2018年には発売となるでしょう。
最新鋭の新型LSと乗り続けてきた伝統のクラウンで悩む人も多いでしょう。
2017年にモデルチェンジする新型レクサスLSの内容を説明!これがセルシオの進化形!
2018年の新型クラウンのモデルチェンジのまとめ
今のクラウンは非常に難しい状況に置かれています。嘗てクラウンの立ち位置であった国産車の最高峰というイメージはレクサスにほぼ変わってしまいました。
新しいユーザーの獲得を考えて変化しすぎると長年のクラウンファンから不満が出て離れていってしまうかもしれません。
そんな縛りの中で必死に答えを探して方向性を模索している車だと言えます。
燃料電池FCVの搭載などは正にその表れでクラウンの存在意義を探した故の選択だと思います。
私はアスリートとロイヤルはもう少し思想の異なるモデルとして良いのではないかと個人的には思っています。
新型クラウンではアスリートはもっと走りと速さに振ったモデルとして昔のアリストの様なコンセプトのモデルにして、ロイヤルを往年のクラウンファンが納得する気品と伝統の日本の高級車にすれば良いのではないでしょうか?
そんなことも言うは易しで簡単なことではないですよね。
トヨタに期待して新コンセプトとなる新型クラウンの登場を待ちたいと思います。
日本の象徴でもあったクラウンが、新型となって今の日本のマーケットをどの様に表現してくれるのか楽しみです。
クラウンやレクサスを買おうか考えている人に必ず車が安く買える方法があります。簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
絶対知っていた方が良い!車を安く買う簡単なコツとは?
車を安く買うのには値引き交渉は必ず必要ですが、それにはちょっとしたコツがあるんです。
知らないと後で”ディーラーに騙されたぁ!”って悔しがる人もいるんですよ。
その詳しい内容は右の記事で説明ましたので参考にして下さい⇒”誰でもできる車を20万円以上安く買う方法”
簡単な方法ですので是非実行して大好きな新車を安く買って快適なカーライフを手に入れて下さいね。
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