マツダMPVがフルモデルチェンジ?新型CX-9が後継車種として発売へ

マツダMPVは廃止となり新型車CX-9を日本でも発売へ

マツダの経営戦略はトヨタやホンダとは異なり中小メーカーとしてフルラインナップを止めて得意分野に注力する方向性を示しています。

現在の開発ジャンルは、セダン・SUVそしてスポーツカーでありミニバンに関しては撤退という方針です。

そのためにミニバンなのに走りが良いMPVは一部マニアから人気がありはしましたが、評価程は販売実績が残せなかったために廃止が決まっています。

今でも販売は停止となっていますが、フルモデルチェンジして4代目MPVとして販売を再開する予定もありません。

その代わりMPVの後継モデルとして海外ではすでに発売されている3列シートのSUVであるCX-9が日本でも発売となる予定です。

今回はこれまでのMPVの簡単な歴史と後継車種であるCX-9がどの様なモデルなのかを見ていきましょう。

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マツダMPVとは?

MPVとは、マルチパーパスヴィ―グルの頭文字の略語で意味的にはミニバンと同じジャンルの車を指します。

マツダのミドルクラスサイズの3列シートの7人から8人乗りのミニバンです。

このMPVを持っているお客様の乗り換え需要を受けるモデルとしてCX-9を発売しようとマツダは計画しているわけです。

マツダ初代MPV  LV系 販売期間1988年-1999年

初代MPVはルーチェのプラットフォームを使用したFR車でした。車高も少し高めで4WDを用意されたこともありオフロードでの使用に向いていることからクロスオーバーSUVに近い手法で造られた車でした。

実際にマツダもミニバンとはカテゴライズせずに独自の多目的高級サルーンと位置付けていました。

マツダ2代目MPV LW系 販売期間1999年-2006年

2代目となりミニバン的なポジションに転向となるに伴い駆動方式がFFへと変更となり、エンジンもフォード製のV型6気筒エンジンを搭載していました。これはこの当時マツダは経営的に厳しい状況でフォードが救済でマツダを傘下に加えていたからです。

その後マツダは経営が良くなったのを機会にグループから独立しています。まぁ一説では言うことを聞かない問題児マツダにフォードが嫌気を指して株を売ったとも言われてますが。

ミニバン色が強まった象徴的な装備として両側スライドドアが採用となっています。

マツダ3代目MPV LY系 販売期間2006年- 2016年

マツダの拘りを前面に出せばミニバンはこうなると提案してきた意欲作でした。

そのマツダの拘りを表現したキャッチコピーが”スポーツカーの発想で、ミニバンを変える”でした。

ミニバンなのに走りの質感に拘ったモデルで特にハンドリングのセッティングはスポーツカーを目指したと言っています。エンジンに関しても大型ボディーを軽快に走らせるべくトルクの出力に拘り、トランスミッションもターボエンジンの4WDには拘りの6ATを搭載し、パワーの低い自然吸気エンジンのFFには4ATとなっています。

ミニバンとしてかなり個性的な存在のモデルでした。

しかし2016年の1月をもって受注を停止して3月には販売が停止されました。

マツダ・CX-9とは?

実は今回発売予定のCX-9は初代ではありません。2台目の新型であり海外で日本では未発売の初代CX-9が存在しています。

アメリカでは既にMPVの後継として初代CX-9がユーザーを引き受けるということが行なわれているということです。

マツダ初代CX-9 販売期間2007年-2016年

アメリカ市場向けのミニバンの人気が下がってきたことを受けてMPVの代わりとして投入されたのがSUVに3列シートの7人乗りというCX-9です。

2008年の北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど非常に評価・人気共に高いのですが、ボディーサイズが大きいことやMPVの人気がまだあることなどから日本へは導入が見送られました。

マツダ新型車CX-9のスペック

では、その日本で発売予定となるCX-9はどの様なモデルなのでしょうか?

新型モデルとなるCX-9の詳しいスペックは下の様になります。

マツダ新型車CX-9のボディーサイズ

全長5,065mm×全幅1,930mm×全高1,728mm

ホイールベース:2,870mm  車両重量:1,960kg

日本で発売されるSUVとしてはかなり大型な車となりますがミニバンとしての役割を求めるのであれば確かにこのボディーサイズも納得のいくものですね。

マツダ新型車CX-9のエンジン

エンジン 2488cc直噴ガソリンターボエンジン SKYACTIV-G 2.5T

最高出力 250ps/5000rpm 最大トルク 42.8kgm/2000rpm

燃費 9.5~11.9km/L

マツダ自慢の最新のSKYACTIV技術を使った新開発エンジンが採用されています。排気量は2.5リッターの4気筒直噴ガソリンターボエンジンですが下からトルクが立ち上がり軽くない車体を軽快に動かします。

マツダ新型車CX-9のトランスミッション

トランスミッションは6速AT以外の選択肢はありません。

アメリカ市場に向けて開発されたモデルですから当然ですよね。

マツダ新型車CX-9の駆動方式

FFと4WD

SUVですから4WDは当然用意されますが、燃費や街乗りを意識したFFモデルもあります。

運動性能を意識すれば4WDだと思うのですが、時代なのでシティーオフローダーということなんでしょう。

マツダ新型車CX-9のデザイン

マツダ新型車CX-9エクステリアデザイン

アメリカで発売しているCX-9のエクステリアの写真です。CXシリーズ共通のデザインでそれ程大きさを感じませんが、人との比較を見ると大きいことが分かります。

CX-5と比べるとフロントグリルが大きいですね。

マツダ新型車CX-9のインテリアデザイン

インテリアはアメリカ市場向けモデルなだけに優雅な高級感の感じさせるものとなっていますね。    

マツダ新型車CX-9の車両価格

CX-9に関してはアメリカでの価格とほぼイコールで日本でも価格設定されることが予想されています。

アメリカの車両価格を見てみると下になります。

  • CX-9 スポーツ:2,420ドル 約360万円
  • CX-9 ツーリング:36,870ドル 約410万円
  • CX-9 グランド・ツーリング:41,070ドル 約460万円
  • CX-9 シグネチャー:4万4,915ドル 約500万円

流石に車格を考えても良い車両価格していますね。

マツダ新型車CX-9の発売時期

MPVが2016年に販売が停止となったこともあり本来であれば今すぐにでも日本でも販売したいのが心情です。

それがいまだに販売されていないのはCX-9はアメリカ市場を意識して企画された車であり販売に関しても海外を重視されたモデルのためにグローバル化された生産ラインがアメリカへの納車が落ち着くまでは日本での販売は抑えられていた状況です。

世界的なマツダの生産ラインの状況で日本導入のタイミングが図られることとなります。

恐らく2018年になるのではと予想します。

そのボディーサイズから考えても日本では爆発的なヒットにはならないでしょうから、マツダとしても自社の状況を優先して判断することでしょう。

CX-8が日本では発売となるのでその販売状況をみて日本への導入が決まるでしょう。

マツダ新型車CX-9のボディーカラー

アメリカで売られているCX-9のボディーカラーは全7色になります。

意外と爽やかなボディーカラーが用意されていますね。

マシングレイメタリックソウルレッドメタリックスノーフレイクホワイトパールマイカソニックシルバーメタリックチタニウムフラッシュマイカディープクリスタルブルーマイカジェットブラックマイカ

マツダ新型車CX-9の紹介動画

マツダのCX9公式動画

マツダが公開しているCX-9のイメージ動画です。

モータージャーナリストの試乗動画

海外のモータージャーナリストによる試乗レポートになります。

車の大きさは実際に人が乗り降りすると良く分かりますね。

3列シートの使い勝手などが良く分かります。

マツダ新型車CX-9のライバルとなる車

3列シートの大型SUVであるCX-9と買う時に悩む比べるモデルってどのモデルになるのでしょうか?

多くの人が比較するモデルを選抜してみました。

ミツビシ新型デリカD5

CX-9がSUVで3列シートなのに対してSUV色の強いミニバンがミツビシのデリカD5です。武骨なデザインにラフロードに強くて大人数がの出るモデルということで強いファンが存在しています。

そんなデリカD5もフルモデルチェンジが迫ってきました。そしてMPVと同じ選択をミツビシはする可能性があります。

詳しくは下の記事を読んで下さい。

2017年フルモデルチェンジするミツビシ新型デリカD:5の詳細内容!

スバル・エクシーガ

スバルのエクシーガはSUVに近いワゴンボディーに3列シートという珍しいポジションのモデルです。スバルの意欲作ということで性能的には高いモノを示していますし、アプローチが異なるだけでCX-9と近いポジションの車となります。

ホンダ新型オデッセイ

通常のミニバンと悩む人も多いでしょうね。今回はミニバンの代表としてホンダのオデッセイを選んでみました。

オデッセイも時代の要請で大きくコンセプト変更となりそうです。

詳しくは下の記事を読んで下さい。

ミニバンの開拓車!ホンダ新型オデッセイの魅力とモデルチェンジの内容

マツダMPVがモデルチェンジ?CX-9が後継車種として発売のまとめ

現在のマツダはCXシリーズのSUVが世界的なヒットとなったことで都会的なSUVのメーカーとしてのイメージが強くなっています。

スカイアクティブ・鼓動デザイン・クリーンディーゼルそしてSUVが今のマツダから連想されるキーワードではないでしょうか。

そういう意味ではミニバンからは撤退してこの全ての要素を含めた3列シートのSUVへと注力するのは経営判断として選択と集中であり当然の流れだったかもしれません。

マツダは日本の自動車メーカーとしては決して巨大な資本を持っている会社ではないのでマーケットを限定して戦っていくのは必然でCXシリーズを充実させることは賢明だと思います。

CX-9は販売的には日本では大人気とはならないとは思いますが、存在感のある良いモデルとはなりそうですね。

実際に見たり触れたり出来る日が来ることが楽しみなモデルです。

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